さて、bergkatzeさんのコメントに触発されて、続編です。
両側にアーケードがあって、真ん中を車が通行していた時代。 懐かしいですね。 街には熱気が溢れていました。
十年ちょっと前、今のアーケードを作るときに、それまでのアーケードを全て取っ払っていました。 その風景を見たときに、思わず声が出ました。 日本中、そんな商店街は、どこにもないと感じたのです。
「このままアーケードの無いままにしておいたら、とっても良いよねぇ」 東京から帰省していた友人と話したのを覚えています。
でも。 数ヶ月後には、新アーケードは完成しました。 今までよりも3mくらい高くなっていました。 だから、今まではアーケードの上になっていた3階部分も丸見えです。 見映えが悪いので、3階部の改修には結構なお金が掛かったそうです。
当初は助成金で賄っていたアーケードの支払いや管理費も、そのうちに各店舗負担になりました。
あれやこれやで、回遊客が減っても、家賃は下がりません。 いや、アーケード負担を家賃に上乗せして、従来より高い家賃で募集しているところもあります。
今の商店街… 広い通り。 高いアーケード。 少ない人通りが更に少なく感じられるシチュエーションです。
以前も書きましたが、どうしてもコンサルタントに騙された、という思いが消えないのです。
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