マンション管理士日記

地域を守る:マンションと地域の融合

商店街(続き)

2007年05月23日 | 子育て

さて、bergkatzeさんのコメントに触発されて、続編です。

両側にアーケードがあって、真ん中を車が通行していた時代。 懐かしいですね。 街には熱気が溢れていました。

十年ちょっと前、今のアーケードを作るときに、それまでのアーケードを全て取っ払っていました。 その風景を見たときに、思わず声が出ました。 日本中、そんな商店街は、どこにもないと感じたのです。

「このままアーケードの無いままにしておいたら、とっても良いよねぇ」 東京から帰省していた友人と話したのを覚えています。

でも。 数ヶ月後には、新アーケードは完成しました。 今までよりも3mくらい高くなっていました。 だから、今まではアーケードの上になっていた3階部分も丸見えです。 見映えが悪いので、3階部の改修には結構なお金が掛かったそうです。

当初は助成金で賄っていたアーケードの支払いや管理費も、そのうちに各店舗負担になりました。

あれやこれやで、回遊客が減っても、家賃は下がりません。 いや、アーケード負担を家賃に上乗せして、従来より高い家賃で募集しているところもあります。

今の商店街… 広い通り。 高いアーケード。 少ない人通りが更に少なく感じられるシチュエーションです。 

以前も書きましたが、どうしてもコンサルタントに騙された、という思いが消えないのです。

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