伸びる企業、成長する事業には、必ず理由があります。 そうした企業の経営者の話を聴くと感じます。
今朝は、朝礼の活性化で顧客の高い満足を得ている話を聴きました。 朝礼を活性化し、コンテストを目指したことが たいへん役立ったそうです。 朝礼の練習をする。 考えれば妙な感じもしていたそうですが、実際に練習を重ねると、思いもしなかった成果が出たそうです。
一つは社員相互のコミュニケーションが取れてきたこと。 次に、チームワークが良くなったことだそうです。 特に、『礼』 を揃えることが、『気』 を通じることに繋がったと。 朝から元気を合わせました。 『元気』 とは 『気』 の元です。 気を合わせていくことで、『感動』『感謝』『希望』 を持つことができると言います。
感動は現在のことです。 仕事で感動することができるか？
感謝は過去を思います。 これまでのことに感謝できるか？
希望は未来への想い。 感動・感謝があっても希望が無ければ情熱を持てません。
この会社でやりたいことは何か？ そう問われても、なかなか本音の答えは出てきません。 では。 この会社でやりたくないことは何ですか、と問えばどうでしょうか？ 嫌なことは出しやすいものです。
出し尽くしてみれば、今度は、やりたいこと、理想とすることが出てきます。 そうすれば、「では、その実現のためには何をしますか？」 という問いに繋がるのです。
講師の方は、事業や色々なことを自分に問いかけることの大切さを話されました。 ちょっと立ち止まって考える時間を持つ。 倫理法人会のＭＳ（モーニング・セミナー）は、その格好の時間と場を提供してくれますよ、と言われました。
同行社員の方々が、実際に朝礼を実演されました。 見事に 『気』 が通じていました。 社内の朝礼活性委員長より 「守・破・離 の言葉がありますが、守すなわちルール（決めごと）を守ることが肝心です」 という話がありました。
朝礼を活かすことが、本当に、顧客と従業員と地域に生かされていると感じました。 感動 感謝 希望。 朝から良い言葉を聴けました。 会長も、新聞で読まれた記事が紹介されました。
金を失うことは人生の多くを失うことである。 友人を失うことは人生の大部分を失うことになる。 そして、希望を失うことは人生の全てを失うこととなる。
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