3月17日(土)、早朝から辺野古へ。ゲート前は、機動隊が天皇来沖の警備にまわるために辺野古の警備をできないということで、14日から工事車両の進入はない。抗議行動も27日までお休みとなった。皆、しばらく休むことができる。それでも海上での護岸工事は、すでに十分の石材が入っているので、この間も工事が続くようだ。
海上行動は、毎月第3土曜日を集中行動日にしようということになり、今日は28艇ものカヌーメンバーが集まった。これだけの大結集は久しぶりだ。大浦湾は波風が強く、辺野古側だけから抗議船4隻を出した。
私はNさんらと「ブルーの船」を担当。他には、「不屈」「うまんちゅ」、そしてポセイドンが出た。
カヌーメンバーらは、5班に別れてK2護岸の現場に向かっていく。久しぶりの壮観だ。フロート内には、16艇の海保が待ち構えている。今日は海保も、護岸の上で待機している保安官らを含めると、100人態勢だ。陸では機動隊、海では海保らを最大限動員しなければ、辺野古の工事は全くできないのだ。
今日も石材を満載したダンプトラックが往復し、捨石の投下作業が続いている。
「SAVE THE DUGONGS」(ジュゴンを守れ)の横断幕を掲げて抗議。
しばらくして半数ほどのカヌーが、フロートの中に突入していった。一斉に海保のボートが走り回り、保安官らが海に飛び込んでカヌーを拘束していく。
石材を運ぶダンプトラックはほとんどが積載オーバーだ。米軍基地内だからといってこうした違法行為は許されない。
昼で船を降り、関西からのメディア関係者の一行に辺野古の現状を説明した。海上行動は午後も再開されたが、強風のためにすぐに打ち切りになった。海には白波が立ち、風速10mほどの風だっただろう。それでも、大型クレーンの作業はそのまま続いており、危険きわまりない。