4月8日(日)夜に帰沖。9日(月)は午後、県庁に寄った後、辺野古へ。夜の会議で当面の工事の状況について報告、そのまま辺野古近くに泊まった。
10日(月)は早朝から海上行動のミーティング。風が強くなりそうなため、カヌーでの抗議行動は中止となった。私はOさんと「ブルーの船」を担当。「不屈」と「ブルーの船」にカヌーメンバーを乗せ、工事の状況を監視するために海に出た。辺野古漁港ではウミンチュたちも出港を見合わせている。他に、汀間漁港から「勝丸」も出港。
日射しが照り、海は見事に澄み切っている。途中、ウミガメが船の前方に首を出し、こちらをキョトンと見た後、慌てて潜っていった。
フロート沿いに辺野古崎近くに向かう。昨日から、N3護岸の造成工事が始まっている。防衛局は県民を諦めさせるために、N5、K4、N3護岸で仕切った内側への土砂投入を急いでいるのだ。しかし、N3護岸着工は、実施設計及び環境保全対策等の事前協議もなく、環境保全図書に記載された事業実施前のサンゴ類の移植も行っていない。埋立承認の際の留意事項の完全な違反である。そのため、知事は昨日、N3護岸の工事を中止し、埋立承認の際の留意事項を遵守した対応をするようにとの行政指導を行った。しかし、防衛局はそれを無視したまま今日も工事を続けている。こうした防衛局の違反行為は、土砂投入前に知事が埋立承認撤回に踏み切る大きな理由となる。
、(この問題については、明日にでも詳しく説明しよう。)
(昨日から、N3護岸の取付部の工事が始まっている。)
K4護岸の先端部では、根固め用袋材の投下作業が始まった。キャンプ・シュワブからの排水路が埋立のために塞がってしまうので、 その延長部が護岸を横断する場所の工事だと思われる。
(明るい日射しに、海は見事なまでに澄み切っている)
午前11時頃、今日の海上行動を終え、ゲート前に向かった。ちょうど2回目の搬入のための規制が始まっていた。
それでも皆、工事車両への抗議行動を続ける。