(市民駐車場入り口に掲示された看板(1月10日撮影)
普天間基地・野蒿ゲート近くに市民駐車場がある。米軍は、昨年11月3日、この駐車場が反対運動に使われているとして、「警備上の理由」で、突然、閉鎖した。それまで1日に300台以上が利用していた駐車場なので、周辺住民にとっては深刻な問題となった。
この市民駐車場は、昨年末、「米海兵隊と宜野湾市は抗議行動に利用されないように厳格に利用規制することで合意」(13.1.10 琉球新報)したとして再開された。しかし、入り口には、「当駐車場は米軍からの提供施設です。米軍への抗議行動でのご利用はご遠慮ください。」という看板が出され、市は8日から2人の警備員を配置している。
こんな不可解なことはない。何故、宜野湾市は、米軍と一緒になって県民らの抗議行動を規制するのか? そもそも、この市民駐車場は、「米軍からの提供施設」ではない。米軍が、市民のために提供している土地ではない。
この市民駐車場は、米軍への提供施設だが、もう約40年も(記録はないが、1976年以前から)も駐車場として利用されてきた。つまり、基地としては利用されていない土地なのだ。
日米地位協定の第2条(施設・区域の提供と返還)第3項には次のように定められている。
「 3 合衆国軍隊が使用する施設及び区域は、この協定の目的のため必要でなくなつたと
きは、いつでも、日本国に返還しなければならない。合衆国は、施設及び区域の必要
性を前記の返還を目的としてたえず検討することに同意する。」
40年にもわたって駐車場として使われているこの土地は、「この協定の目的のために必要でなくなった」区域であり、「いつでも、日本国に返還しなければならない」土地である。佐喜真市長は、「米軍の配慮で利用できている」(琉球新報)と、あたかも米軍の「好意」で駐車場として利用させてもらっているかのように言うが、本末転倒も甚だしい。40年も基地として利用されていない土地であり、ただちに返還するように、米軍に強く要請するのが市長としての取るべき態度であろう。
教育基本法の運動のときはお世話になりました。昨日の東京新聞一面トップが「心のノート復活」で思わず駅で買いました。悪夢です。それにしても、いまや沖縄の星ですね!すばらしいご活躍に心から感謝を述べます。3月に5回目の沖縄行き計画中です。
久しぶりですね。コメント、ありがとうございました。
安倍内閣になって、「心のノート」の再配布、教育再生会議の再開、そして、委員には、なんと曽野綾子や八木秀次らが登場----。
本当に悪夢のようなニュースが続きますね。