9月25日(木)、台風の波もおさまってきたので、久しぶりに汀間漁港から平和丸2号で出港。今日はキャサリン・ミュージックさんのサンゴの調査に2隻が同行。監視行動にあたるのは、平和丸2号とラブ子だけだ。
辺野古漁港で大阪から来られたMさんたちが乗船。平和丸2号はカヌー隊のサポートに入る。今日は防衛局の船が出ているだけで、海保は全く姿を見せない。
昼頃、沖合に米軍の戦艦が現れた。クレーンを装備した巨大な戦艦だ。また、シュワブの浜には米軍の水陸両用戦車が並んでいる。久志岳の辺りでは実弾射撃の音が凄まじい。さらに昼過ぎには、2機のオスプレイまでやってきた。海も、山も、そして空も、米軍が我が物顔で走り回っている。
(米軍の戦艦)
(シュワブの浜には水陸両用戦車が並ぶ)
平島に向かうカヌー隊。今日は風が強く、カヌーを漕ぐのも大変だ。それでも、カヌー隊は、長島をまわって大浦湾に出ていった。この辺りは、外洋のうねりがそのまま入ってくるところだが、カヌー隊は力強く進んで行く。
まもなく大浦湾での大型スパッド台船によるボーリング調査が始まる。当初は、大浦湾はうねりが強く危険なので、カヌーによる阻止行動は見合わせるつもりだった。しかし、皆、練習を重ね、もう大浦湾でのカヌー操作に何の問題もない。
(辺野古への帰途、疲れた3隻のカヌーを曳航。)
(大浦湾の浮桟橋付近。台風の前に浮桟橋は撤去され、今も再設置されていない。)