今日、日米合同委員会が開かれ、シュワブ沖水域の規制強化が決定された。以下は、とりあえずの速報。
言われていたような第1水域の拡大という形式ではなく、防衛局が共同使用するという「臨時制限区域」(これは埋立工事の施工区域そのまま)を設けるということにしたようだ。
あくまでも米軍の「水陸両用訓練」を行うとしているのは、米軍の運用という形式をとらなければ日米地位協定に基づく水域制限の法的根拠がなくなるからだろう。それでも、埋立工事を行っているそのまっただ中で米軍の水陸両用戦車が走り回ることなどあり得ない。
合意事案の概要は次のとおり。
・事案内容
本件は、普天間飛行場代替施設の工事完了の日まで、表記施設・区域の水域の使用条件を下記のとおり変更するとともに、日米地位協定第2条第4項(a)に基づき沖縄防衛局が下記水域を共同使用することについて、日米合同委員会の承認を得たものである。
記
臨時制限区域に係る制限 常時立入を禁止する。
臨時制限区域に係る用途 ①陸上施設の保安
②普天間飛行場代替施設の建設に係る区域の保安
③水陸両用訓練
共同使用水域 約561.8ha