オスプレイ7月軍港へ 組み立て普天間移動(沖縄タイムス2012.5.12)
5月11日(金)の朝日新聞朝刊は、1面で大きく「オスプレイ沖縄7月配備」と報道した。
「日米両政府は、米軍の新型輸送機MV22オスプレイ12機を、7月中旬に那覇市内の米軍施設に配備することを決めた。試験飛行や安全点検を実施したうえで、10月に普天間飛行場に実戦配備する方針だ。両政府は当初、沖縄の地元感情に配慮し、本州に一時駐機させた後に普天間に配備することで大筋合意。本州では山口県の米軍岩国基地などを候補としていたが、同県の二井知事が反対を表明していた。---米側は最初12機の機体を分解した状態で搬入する方法を検討しているとみられ、日本政府内には『組立直後の飛行は不都合が起きやすく、安全性が確保できるか疑問だ』(防衛省幹部)との懸念も出ている。」
那覇軍港は、遊休化状態だが、今も返還が進まない。しかも、那覇の市街地の真ん中に位置している。そんなところへオスプレイを持ちこみ、組立や危険な試験飛行をするというのだから、もう、あきれてしまう。
5月13日(日)、新潟から沖縄に戻り、荷物だけ置いてすぐに普天間基地の第1ゲートに向かった。ゲート前の広場で、「オスプレイ配備を断じて許さない怒りの県民集会」に参加する。小雨の中だが、300名ほどの人たちが集まった。15日の「復帰40周年」を迎え、これから連日のように、集会やデモが続く。