9月2日(水)午前中、シュワブ基地ゲート前の「辺野古総合大学」で講演をした。演題は「1ケ月の作業中断・集中協議後、辺野古はどうなるのか?」。今までと違い、始めて午前中での開会だったからどれぐらいの方が集まられるか心配したが、200名近くの方が来られて盛況だった。
今日の講演では、防衛局や県への公文書公開請求で入手した資料等を説明しながら、次のような話をした。
「集中協議終了後、知事が県民の要請に応え、埋立承認の取消しに踏み切った場合、政府は前回と同じように行政不服審査請求を行って、ともかく『形式的』に知事の埋立承認の取消しを執行停止してしまうだろう。そして現地での作業を強行する。しかし、そのことで県民はがっくりする必要はない。知事の権限はきわめて大きく、知事が毅然と対応する限り、防衛局は埋立本体工事に着手することはできない。今、八方塞がりに陥っているのは防衛局だ。そのことに確信を持って、反対運動を強化しよう。」
(辺野古総合大学で講演)
講演終了後、2ケ所の島ぐるみ会議の方が来られ、週末から来週にかけて講演をさせていただくことが決まった。また、A市の市会議員の方からも、議員団での学習会に呼んでいただくこととなった。集中協議期間が終了するまでに、できるだけ各地でお話をさせてもらい、協議決裂後の工事再開に対する取組みのお役にたちたいと考えている。
「辺野古総合大学」の開始前、新基地建設用土砂の採取予定地で活動する市民団体が設立した「辺野古土砂搬出反対」全国連絡協議会の阿部悦子仮共同代表が挨拶された。
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講演のレジメを当初は100部用意したのですが、足りなくなって主催者の方がさらに50部コピーされました。それでも、レジメが不足してご迷惑をかけてしまいました。また、来られなかった方からもレジメについて照会をいただいていますので、レジメ全文(10頁)を明日のブログに掲載します。