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淡々と読んできて・・・
第四章 ラバウル
新聞記者 高山が「世界史的に見ても、組織だった自爆攻撃は非常に稀有なもので、かつてのカミカゼカタックと現在のイスラム原理主義による自爆テロのふたつがその代表です。この両者に何らかの共通項があると考えるのは自然な考え方だと思います。現にアメリカの新聞では昨今の自爆テロのことをカミカゼアタックと呼んでいます。」
ん?なんかちょっと違うような・・・戦争中のことだし・・・
第五章 ガダルカナル
終わりに近付くに連れて 電車では読めません。
第七章 狂気
「戦後、日本は民主主義の国となり、平和な社会を持った。高度経済成長を迎え、人々は自由と豊かさを謳歌した。しかしその陰で大事な物を失った。戦後の民主主義の繁栄は、日本人から「道徳」を奪った。と思う。
今、街には、自分さえ良ければいいという人間たちが溢れている。六十年前はそうではなかった。わしは、少し長く生き過ぎたようだ。」
第八章 桜花
人間が操縦するロケット爆弾・・・こんなもん
第十一章 最期
最終ページで思わず えーっ! と、声をあげてしまいました。
第十二章 流星
前章で 声を上げてから この章は電車では読めませんでした。
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★「永遠のゼロ」 私の中の 五つ星です。
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児玉さんの解説 好きです。
最近、書店で手に取った本は必ずおしまいのページを開いて、解説者はどなたでしょ?
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