旧前田伯爵家駒場本邸(洋館)

2011-12-03 06:10:35 | 建造物 東京・埼玉・千葉・神奈川


     

    

   

    

     

      

      

       

         

      

  

  
「旧加賀藩主の系譜をひく第16代当主前田利為の本邸として、昭和4年(1929)5月に竣工した建物です。当時、前田家の本邸は本郷区本郷(現・文京区本郷)にありましたが、関東大震災後の復興計画に関連して、この駒場の地に移転することになりました。当主の前田利為は外国生活も長く、国際的見識の高い文化人でした。そのため、駒場への移転に伴う新邸建築に当たっては、旧来の御殿風を排し、外国要人の私設迎賓館にふさわしい建物を希望し、設計を東京帝国大学塚本靖教授に依頼しました。これにより実際の設計は技師の高橋禎太郎が担当し、建設工事が行われています。建物の規模は、地上3階、地下1階で、建築面積は1,129.4㎡です。主体構造は鉄筋コンクリート造で、外壁はスクラッチタイルを貼り、アクセントに白色の石材を用い、屋根は銅板葺です。この建物は、大正末から昭和初期に建てられた大邸宅建築を代表する一つで、機能性を重視し、当時の最新の技術を駆使した設計が施され、上流社会の生活を偲ぶことができる貴重な文化財です。」案内より

このお屋敷はですね・・・    こんな感じにぶっ飛びました。
ボランティアの案内の方もたくさんいらしたので、進んでいるうちに混ざってしまいました。
広っろーーーいです。飽きるほど広いです。あの時あれがなかったら、もしかしてこのまま生活をしていたってことですよね。すごいですね~なんて言ってみたりしました。そして、そういう生活は想像も出来ないので、ふーん、すっごーい!と見学をしてきました。

目黒区駒場4-3-55 目黒区立駒場公園内

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本・ 帚木蓬生 「インターセックス」

2011-12-03 05:46:21 | 図書館本 読書備忘録 
                      図書館本 

          インターセックス (集英社文庫)

 内容(「BOOK」データベースより)
「神の手」と評判の若き院長、岸川に請われてサンビーチ病院に転勤した秋野翔子。そこでは性同一障害者への性転換手術や、性染色体の異常で性器が男でも女でもない、“インターセックス”と呼ばれる人たちへの治療が行われていた。「人は男女である前に人間だ」と主張し、患者のために奔走する翔子。やがて彼女は岸川の周辺に奇妙な変死が続くことに気づき…。命の尊厳を問う、医学サスペンス。

 いきなり裁判で始まり引き込まれる。

性同一障害とは異なる”インターセックス”のことは知らなかった。

ドイツの自助グループに参加し、男と女が第一第二の性であるならばインターセックスは第三の性、それを更に三つに分ける案を・・・

知らないことばかりで驚きながら読んだ。途中からミステリーになるのよね。。。そして、ふたつのもしかしては、やっぱりでした。

色々な人がいて当たり前・・・よく思うことは普段コンタクトをしていたり、めがねをかけて物を見ている場合、何かのきっかけでそれらが使えなくなったら、ものすごく不便で街中大変な事になるような気がするって事。
むか~し昔、補聴器をつかっているお仲間がいて、誰かが聞こえないのって大変よね?と言ったら、コンタクトやメガネがなかったらもっと大変だよ。。。なるほど~~~そりゃそうだ!と思った。
不便なところを器具を使ったり、手術したりして多少不便であってもなんとか生活しているわけで・・・
男だの女だの、白だの黒だの黄色だの・・・そんな事はどうでもいいのだ。みんな人間。

この本に出てくる女医の翔子は患者に寄り添いよく話を聞いて・・・これが本来の医者の姿なんだろうなと思ったよ。

学会でドイツに行った時のシューベルトの話では、ドイツ人が高校生になって知ったと・・・日本では小学校の音楽の時間に習うし、音楽室にはベートーベン、バッハ、モーツァルトと一緒にお顔の写真が張ってあったな~・・・と。

また、夫婦での旅行は、「仲睦まじく見える夫婦に聞いてもせいぜい一泊二日・・・夫との旅行など、したくもないという主婦は多いはず・・・」 
あら、そ? 私の周りはほとんどご夫婦で旅されているし、旅先でも、ツアーに参加してもほぼご夫婦でいらしているし、夫婦のほうがまったく気兼ねなく、らーく楽旅が出来るから、へぇ~~~・・・と、変なところに食いつきました。

これもまた色々・・・いろんな夫婦がいるってこと。仲睦まじく見える夫婦は仲良しだと思いますよ。。。たぶん 

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