内容紹介
昭和五十年。横浜で刑事をしていた蓑島周平は、皆柄下郡・雉子宮駐在所に赴任した。ある事件で心身に傷を負った妻の花と穏やかな暮らしをするため、自ら希望した人事だった。しかし、優しくて元気な人ばかりのこの雉子宮にも、事件の種は尽きないようで……。平和な田舎の村を守るため、駐在夫婦が駆け回る! 「東京バンドワゴン」シリーズの著者が贈る、どこか懐かしい警察連作短編。
プロローグ
日曜日の電話は、逃亡者
水曜日の嵐は、窃盗犯
金曜日の蛇は、愚か者
日曜日の釣りは、身元不明
エピローグ
読書備忘録
元医者の妻を気遣い刑事から駐在所のおまわりさんになった周平といっても、すでに妻であったわけではなく、これから結婚と言うところでの選択に、そういうことを考えるもんなのかしらん。
大きな事件ではないけれど、それなりの報告しなくてもいいの?日報にも書かずに?警察や駐在所の事は知らないから、何でもかんでも報告すりゃぁいいってもんでもないのね。へぇー・・・そうなの・・・と読んだ。
「日曜日の釣りは、身元不明」のお姉さんを自殺に追い込んだ男の件では、なんだかなぁ・・・!
駐在さんはお休みがあってないようなもの・・・事件だけじゃなくて人間のお相手もしなくてはならない大変なお仕事。
お話はほんわかりんとしたもの・・・さっくり読めました。
★★★☆☆
エッグマヨネーズトースト キーマカレーキューブ
もっちり枝豆2018 クロワッサンポテトサンド
少しでも列ができると、サーッ!と厨房から出て他のレジをあけてくれて、店員さんが感じがいいから・・・好き
パンも美味しいから・・・好き
ホームで・・・
アナウンスが入った。ピンポイントで・・・
「危険ですからベビーカーを白線の内側にまで下げてください」
えー・・・とぐるりとしたら、お母さんは白線の内側でスマホみている。
ベビーカーは白線の外 さらにお母さんの耳には・・・
近くにいた人がベビーカーを白線の内側に下げて注意した。おかあさんは、へ?と、何の事だかわからなかったみたい。
交差点で・・・
歩道のフチでスマホを操っていたお母さん。
ベビーカーは歩道からはみ出して車道に!左折の車が急ブレーキをかけた。
反対側にいた私たち、急ブレーキの音で、ひっ!となった。
お母さんはドライバーをにらみつけていた。
私たちの時代だったら、バッキャロー危ねーじゃないかーとドライバーに怒鳴られたよね。
物騒な世の中になっちゃったからか、余計なこと言って、被害者になるよりは知らんぷりをしているのがいちばん!・・・です・・・か?
トイレから先に出た方が、ちょっと変なことになっていたから、教えてあげなくちゃと思ったけれど、うるせー!ババァ!なんて言われたらやだなーと思った。でもこのまま歩いて行っちゃったら可哀そうだなー・・・私だったら教えてほしいなーと思ったから、スッと近づいて、小さな声で教えてあげた。怒られたらその時はその時と思っていたら、キャーありがとうございます。って・・・女の人達が見てみない振りしていたから、そういう時代?
昔なら、誰もがすぐに声をかけただろうなー・・・いい人だからよかったけれど・・・
私、高校生の時に、「ねぇちゃんズボン破けてんぞ!」と道路工事をしていたおじさんたちに教えてもらった事があった。
え?どこどこ?お尻がパックリ!おじさんたちがこれ持ってけ!って紙袋をくれた。お礼を言って、それでお尻を隠してそろりそろりと帰ったことがあった。
帰って、みんながいるところで見てみ!っとお尻突き出して事の顛末を話していたら祖母が着替えて、工事の人は明日いるかどうかわからないからとお茶菓子持って出て行った。
いい時代だったと言えばいい時代だった・・・