内容(「BOOK」データベースより)
遭難したダイビング仲間を探すため、奥多摩の地底湖に潜った正人は複雑に枝分かれした水中洞窟に迷い込む。命綱は切れて酸素の残りもわずか。死を覚悟した正人を出口へと導いたのは、直接頭に入り込んできた“彼女”だった。体の奥に響く衝撃とともに浮かぶイメージ。あれは一体何だったのか。正体を明らかにしようと再び正人はその地へと向かう―。著者の原点となった傑作ファンタジー小説。
読書備忘録
我儘なお嬢さんの澪に、自分で行けよっ!と腹を立て、正人の姉に働けよっ!と毒づき、そんなところ一人で入ったら危ないんじゃない?と地底湖から戻らなかった友人を探しに行く正人を心配し・・・
だが、その地底湖には・・・スナメリ?人魚?・・・ファンタジー?
イクティと名前を付けて会いに行く。地底湖に・・・
その地底湖が道路工事によってイクティが住めなくなると、自然保護団体に参加し、のめりこみ、団体の実態が分かっていく。
こういう運動の中には胡散臭い人が絡んでいて、純粋に運動している地元の人を利用している。ってことは、あるものね。
正人と一緒に地底湖に潜っているようでイクティが現れると、いたいた!来た来た!かわいいね。とみていると、ではなく読んでいると、姿が変わり・・・
そういうのはあるみたい?なのでバディ!
神秘の世界が広がっている。
正人のたぶん良いマンションは事故物件。
かなり安いお家賃ではいっている。気にしなければいいのよね。
お姉さんに言ってやればよかったのに、怖くなって来ないかも・・・
★★★☆☆