作品紹介・あらすじ
「恋のライバルは、白鳥だった!?」ある夫婦とコハクチョウの三〇年以上にわたる不思議な生活を描く「ガリップ」、斜向かいに越してきた老人の壮絶な愛の遍歴を綴った「オリーブ」など、結婚をめぐる不思議でちょっぴり幻想的な六つの短編集。吉川英治文学賞 受賞後第一作。
読書備忘録
ローゼンブルクで恋をしてして・・東薔薇市かぁ、子供たちが低学年のころ、一生懸命バラの漢字を練習していて、お母さんバラって漢字で書ける?この時お友達がお兄ちゃんの影響で、難しい漢字を覚えて教えてくれていた。まっ、まぁいんじゃない?漢字覚えるからとしか言えなかったね。いろんなことがありました。なぁんてことをただ東薔薇市を見て思った。そして市民は頑張って覚えるんだなぁーとも!変なところに食いつきました。
ガリップ・・・表紙はもしかしてあのガリップ?あらら白鳥のお話?やさしいのね?と思いきや、もしかしてやっと二人きり?になれるのね?と、ガリップはわくわくしていたのかもしれない。と私は思ったのだ。
オリーブの実るころ・・・このお話がいちばん好き!そうだったのか!2本のオリーブの木があるわけ!
どのお話も楽しく読んだ、恐いんじゃない?それ!ってのも楽しくね。