作品紹介・あらすじ
都心の古ぼけた団地で5歳上の姉・七海と暮らすみかげ。未来に希望が持てず「死」に惹かれる彼女の前に団地警備員を名乗る老人が現れ、日常は変わり始めていく。
読書備忘録
このような本を読んでいると、なんで?何、この母親!と思うのです。
そしてこのお話では更なる母親の毒母っぷりにあきれるばかり!
でも、いましたね、良い大人が・・・ぜんじろうさん!
毒親でも、近くに良い大人が一人でもいれば救われます。
それにしても、今のいじめが凄まじいのには驚くばかりで、良い大人が教師でなくて残念ですわ。ま、無理なんでしょうね!
いつか死体が見たいと思っていたみかげだったけれど・・・人が死んだらどんなに悲しいか、わかってよかった。
良い本に出合うたびに思う事は、読んだ後、少しはいい人になれたかな?ってこと!
良いお話でした。