本・橋本紡 「ひかりをすくう」 

2012-12-21 07:29:30 | 図書館本 読書備忘録 
                      読書備忘録 

             ひかりをすくう (光文社文庫)

 内容(「BOOK」データベースより)
智子はパニック障害の治療に専念するため仕事を辞めることにした。一緒に暮らす哲ちゃんと共に都心から離れて始めた新生活。細かな不安を抱えながらも、何気なく過ごしていく日常が、智子をやさしく癒してくれる。そんなつましい生活を続けるうちに、薬を手放せなかった日々がだんだんと遠いものへとなっていく―。ひたむきで一生懸命な「疲れた心」に響く一作。

 支えられる女の子と支える男の子のお話

もうすぐ終わるって所で 「人生は予測不可能」
そう、だからやっかいで、面白くて、不思議で、やんなっちゃう。
予測できたら、安心だけれど、きっと面白くもなんともない。
毎日まいにち ギョッ!  っとすることがあるから・・・よくないけれど、きっといいのだろう~なんて思う。

ギョッ!がたくさん詰まっている。面白いギョッ!は哲ちゃんの別れた奥さんが現れて、スタバで言い争いをする場面。
なんでこの人こんな時にこんな場所ってどこだか知りませんが、現れてそんなことを言うのでしょう?変な人っ!
智子よ、バシッとやっちまいな!なんて読んでいた。

なかなかいいところに住まいを見つけて、束の間の先生になって、仔猫が来て・・・よかったよかった。

お仕事始めるの?・・・必要とされているって事は・・・どうかな?なんて読み終わった。


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