本・近藤史恵 「山の上の家事学校」

2024-10-25 06:00:00 | 図書館本 読書備忘録 

 内容紹介

離婚して1年。荒んだ生活を送っていた幸彦は、ある「学校」を紹介される。そこには様々な事情を抱える生徒たちが通っていた-。忙しすぎて“生活”が後回しになっている、大人たちへの応援歌。『BOC』連載を単行本化。

               

 読書備忘録 

根気強く家で教育すればそれなりになることはあるかもしれない。が・・・結構大変でしょ?そんなときこういう所に行ってみる!行かせてみる!って手もありますよね。タダじゃないけれど・・・

ただ、もうすでに出来上がっている人は難しそうですね。本人が行く気になればってことでしょうね。

「家事とは、やらなければ生活の質が下がったり、健康状態や社会生活に少しずつ問題が出たりするのに、賃金が発生しない仕事、すべてのことを言います。多くが自分自身や、家族が快適で健康に生きるための手助けをすることで、しかし、賃金の発声する労働と比べて軽視されやすい傾向があります」花村校長の言葉

家族や夫婦には当たり前にそれぞれのカタチがあるから・・・話し合いは大切。

主人公は離婚されてしまいひとりになった時になーんもできない!実妹に勧められ行ってみたところ・・・ってお話

これから社会のシステムが変わっていくかもしれない。

ゆっくりすぎてその頃私は居ないけれど・・・

ただ主婦大好き!主夫大好き!な人がいることも確かだから・・・

みんなが幸せになれるといいわね。

いろんなお話聞けて楽しかったです。

★★★★☆



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