本・真梨幸子 「教祖の作りかた」

2024-09-03 08:09:06 | 図書館本 読書備忘録 

 作品紹介

奥寺色葉は普通の主婦。ある日、YouTuberの息子に1千万円の税金の督促状が届く。同窓会で会った同級生と不倫した色葉は、弁護士の彼に「宗教法人をやれば?」と持ちかけられ…。『小説幻冬』連載を単行本化。 

               

 読書備忘録 

作品紹介だけ読んで借りた・・・弁護士がそういう方向に持って行く?まさかね、真梨幸子さんですからね。

不倫話?・・・でもなさそうだしと読んでいたら、とんでもないことになり、なんだ繋がっていたんだ!

悪い奴は悪いことを考えるのね!

なんか今みている「夫の家庭を壊すまで」を思いましたわ。

ひきこもりになってしまったのにも同情した。学校の対応がね?はなから学校なんて、教師なんて、そんなもんだ!と思っていればね。

いじめなど絶対にあってはならない事なのにね。それを教えるのも学校でしょ?・・・閉鎖的だし、かばいあうからさぁ・・・

いい先生に当たってよかった! とか、今年はハズレた!って言うじゃないですか。

今更ですが・・・人を見る目って大切。これがなかなか・・・

名刺を信用してはいけないとも!

宗教法人って、そうなのね。アレがからんでいるのもあるんでしょ?と勉強になりました。

「自分の信仰する神こそが一番、いや、自分の信仰する神こそが・・・・・という食い違いが、戦争に発展するのです」「まあ、確かにそういう側面はありますね」

そうそう久しぶりに出た同窓会で、お決まりのようにその後なんとか〇会信者から何本も電話があった。電話番号知らせなきゃよかった。そんなにいたの?と思ったから聞いてみた。ら、うれしそうにそうなのそうなの!名前が出る出る。に驚いた。

このお話も同窓会から始まっていますからね。

夫の職業が読み手にわかった時・・・

★★★☆☆



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