本・津村紀久子 「とにかくうちに帰ります」

2012-04-09 06:15:57 | 図書館本 読書備忘録 
                      図書館本 

        とにかくうちに帰ります

 内容(「BOOK」データベースより)
豪雨で帰宅困難になった人たちの心模様を描く表題作はじめ、それぞれの日々の悲哀と小さな誇り、職場の人たちとのすれ違いや結びつきを丹念に描き出す6篇。働き、悩み、歩き続ける人たちのための物語集。

 初めの「職場の作法」を読んでいたとき・・・あっれ~~~どこかで読んでるー。後ろ見たら 新刊本で初出は日経の電子版 となっている。でも読んだことあるもん。で、徹底的に調べた!というほどではないけれど我が備忘録をしらみつぶしに!ってことでもなく・・・だってこの本出版は2012の2月25日。つい最近。デジャヴ?

あったあった この本だわ、もー・・・
と、みつけたら案外記憶力が良かったってことがわかって、おおいに安心して、いい気になって、そうそうそうでしたぁ~と納得したから続きを読んだ。

表題の「とにかくうちに帰ります」の4人は繋がるのね。

塾に通っている大人びた小学生のミツグ君。坊ちゃんいいキャラしているわ。
からあげとコロッケをもらって「かたじけない」・・・読んでいるおばさんは吹き出してしまいましたよ。もー・・・

そして ━とにかくうちに帰ります━ よっくわかります。読んでいるほうだって、早くうちに帰りたい。って、家で寝っころがって読んでいるにもかかわらず、そんなことを思ったのです。

つい先日、大荒れのお天気で交通機関が乱れるからとっとと帰るように~ってことで、働き人はとっととお帰りあそばしましたが、そんなことです。


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