本・宮部みゆき 「ソロモンの偽証 第III部 法廷」

2012-12-29 06:52:23 | 図書館本 読書備忘録 
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           ソロモンの偽証 第III部 法廷

 内容(「BOOK」データベースより)
事件の封印が次々と解かれていく。私たちは真実に一歩ずつ近づいているはずだ。けれど、何かがおかしい。とんでもないところへ誘き寄せられているのではないか。もしかしたら、この裁判は最初から全て、仕組まれていた―?一方、陪審員たちの間では、ある人物への不信感が募っていた。そして、最終日。最後の証人を召喚した時、私たちの法廷の、骨組みそのものが瓦解した。

 読み終わって何を思ったか・・・達成感!
3冊で2100ページちょい、飽きることなく読み終わったのは・・・宮部みゆきだからか。

弁護側の証人 美術の丹野教諭は圧巻
証人はフェルメールが好き、亡くなった柏木君はブリューゲルの「絞首台の上のカササギ」・・・どんな絵か見てみたくて探した。カササギがとまっていた。

    

何となくそうなんだろうな~、なんかあるな~・・・がね。

二種類の殺意・・・なるほど

こんな中学生がいるのかぁーと思いながら読んでいたけれど・・・おわりもおわりになって、それぞれが自分の部活に誘っていれば・・・と、中学生に戻っていた。

そして時が経ち野田君は先生になって・・・

達成感の後には清々しさが押し寄せた作品でした。いい本読めました。



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