東宝シネマズ頂いた、無料券が一月末なので
何にしようか散々迷って
「黄金のアデーレ 名画の帰還」
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グスタフ・クリムトが描いた世界的名画「黄金のアデーレ」をめぐって
主人公マリアが実際に起こした裁判。
クリムトによって描かれたマリアの叔母アデーレの肖像画、
「黄金のアデーレ」には秘められた数奇な物語があった。
ナチス統治下のオーストリアで、ナチスによって奪われたその名画は、
取り巻く人々のさまざまな記憶が詰まっているものだった。
無料だからって観た映画でしたが、これがなかなかのいい映画でした。
感動したり涙したり…
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その少し前に観た映画は、「尚衣院(サンイウォン)」。
台湾の帰りの飛行機の中で観た映画でしたが、最後まで観れなかったことや
あまりに素敵でスクリーンで観たくて、新宿のシネマートへ。
尚衣院とは、王室の衣服を作る部署。
今まで多くの韓国時代劇を観てきましたが尚衣院を舞台にしたものは初めて。
尚衣院(サンイウォン)を取り仕切るドルソク(ハン・ソッキュ)は、
6ヶ月後には両班となることが約束されていた。
王の衣服を誤って燃やしてしまった王妃は、
巷で天才仕立師として話題を集めていたゴンジン(コ・ス)を呼び寄せます。
王妃の美しさに心奪われたゴンジンは美的センスと才能を発揮させ、
たちまち王宮で活躍。王妃に対して無関心だった王は、
美しい衣服を纏った王妃に惹きつけられるのと同時に、嫉妬に駆り立てられていく。
そしてドルソクもゴンジンの才能に嫉妬をしていく。
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画像の美しさは勿論、とにかく衣装が素晴らしい。
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こんなにオシャレで美しい韓服を観たことがないくらい。
王様・王妃・両班・尚宮・妓生までゴンジンのデザインが溢れます。
衣裳だけで1億円とか。
どのようにして、作られていくかも見れてワクワクしました。
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コ・スがパク・シネの衣裳のサイズを測るこのシーンは、
観ているほうもドキドキしました。
私的には、今年観た映画のNO1です。
韓国ドラマのお好きな方は勿論、観たことがない人もお勧めです。
映画はもうすぐ上映が終わりそうので間に合わなければ、DVDでね。
4日に話は戻って、
黄金のアデーレの後は、ランチをして、上野毛にある五島美術館へ。
ジム友が招待券があるとのことで、はるばる行ってきました。
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五島美術館は、東京急行電鉄株式会社の元会長・五島慶太氏が、
鉄道事業のかたわら、半生をかけて古写経をはじめとする貴重な美術品の数々を蒐集しました。
この日は、「一休 とんち小僧の正体」
一休というと、とんちの可愛いお坊さんっていうイメージですね。
肖像画や墨蹟・著作のものから、実像はどうだったかという展覧会です。
展覧会の前に、先ずは庭園巡り。
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敷地は6000坪で、美術館はこじんまりとしていますが、庭園が素晴らしいんですよ。
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まさに紅葉の季節。
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武蔵野の雑木林が多摩川に向って深く傾斜する国分寺崖線の傾斜地にある庭園は、
森の中に燈籠や石仏があちこちに点在しています。
この石塔のあるところは、山々や二子玉川まで眺望が楽しめます。
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この灯籠は、よく見ると亀や松や鶴など、縁起のよいものです。
燈籠は、庭園内のあちこちにあって、珍しいものも。
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思いもよらぬ、紅葉散策となりました。
散策後は、展示室へ。
入り口には素晴らしい木造の「愛染明王坐像」が。
もとは、鎌倉の鶴岡八幡宮内にあったもので、
像高は1メートル余、頭には獅子の冠をかぶって
右の第一手には三鈷杵、第二手に蓮華、第三手に矢、
左の第一手には五鈷鈴、第二手は五指を握り、第三手は弓を執る。
一休さんもよかったのですが、これが一番!
映画と美術館といい一日が過ごせました。