台北3日目は、一日中フリータイム。
雨が降らなければ「林本源園邸」へ、雨ならば「故宮博物院」へと予定していましたが
お天気なので、以前から行きたかった「林本源園邸」へ。
清朝末期時代に大陸から台湾に渡り、米作と塩で莫大な富を築いた林家。
その邸宅は、台北市内から、タクシーでも20分ほどの板橋というところにあります。
ツアーでは連れて行っては、くれないところなので、
今回の旅の一番の楽しみでした。
1893年に造園された、台湾が誇る歴史的名園といわれる林家花園(林本源園邸)は
台湾に現存する最も完全な園林建築となっています。
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入り口をから入ると、新緑のクスノキが目に入ります。
クスノキは、樟脳の原料で、当時はとても高価なものでした。
林家の当時の社会的地位と経済的地位を象徴するかのように植えられたそうです。
雰囲気もいいでしょう。
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40年余りかけて建造された庭園は、楼閣や回廊、陸橋などが巧みに配置されています。
窓も中国らしい柄です。
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こちらは、観稼楼といって2階建ての建築ですが、
現在改装工事中で、建物全体が写せませんでしたが
観稼という名前から想像すると、農夫が農作業する姿を眺める所だったようです。
楼の前には、波の形をした雪壁や、階段状の階梯壁や
巻物の形をした書巻壁及び八角洞門となっています。
このように、中国建築には、丸や八角に抜かれた洞門がよく見うけられます。
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築山や東屋も配した榕蔭大池。
華服を着た美しい女性が柳の下に…なんて思える風景です。
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中国庭園、素晴らしい!
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池のほとりにある、三段の塔のようになっているところは、敬字亭。
林家は文章や書籍を重んじていたので、
紙もむやみにに捨てることは許されず、
縁起の良い日にこの敬字亭で燃やし、感謝と尊敬の念を尽くしたそうです。
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この欄干は、危ないらしくて、よりかかって写真を写していたら
係りの人が飛んできて注意されましたが、
しっかりと集合写真のシャッターを押してもらいました(ラッキー!)
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園内で最も広い定静堂は、お客様をもてなす所。
四合院建築となっていて、前庭は広く、左右にそれぞれ丸型に開けられた月洞門があります。
堂の前後は亭が連なっていて、回廊には戸はなく、そのまま中庭に面しています。
左側の写真を見ると、3つの門というか扉がありますが、
現在は全部開かれていますが、当時は訪れた人の身分や地位によって、
幾つの門を開けて歓迎するか決めていたそうです。
身分が高いお客様には3つの門を全開にして直接広間に通し、
少しランクの下がるお客様には、2つだけ開けて、
大切なお客様でなければ1つだけ開けてと。
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壁にはいろいろな飾り窓があります。
銭さしは、巨万の富の象徴 で、桃は長寿の象徴 、瓶は平穏無事の象徴と縁起を担いでいます。
こちらは蝙蝠(コウモリ)。
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こちらは蝴蝶(ちょう)。
蝴蝶の「蝴」や蝙蝠の「蝠」は、発音が「福」のに似ているため、
林家の幸福を祈ったようです。
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これは、マンゴーの木の根っこ。
凄いでしょう!
工事中のところもあって、全部は見れませんでしたが
見学料は無料でした。
台湾は、寺院や中正記念堂のような名所も
入場料なしで見れるところが多いので嬉しいですね。
邸宅に満足した私たちは、ここからタクシーに乗って
「孤独のグルメ」でも紹介されたスイーツを
次回へと続きます。
雨が降らなければ「林本源園邸」へ、雨ならば「故宮博物院」へと予定していましたが
お天気なので、以前から行きたかった「林本源園邸」へ。
清朝末期時代に大陸から台湾に渡り、米作と塩で莫大な富を築いた林家。
その邸宅は、台北市内から、タクシーでも20分ほどの板橋というところにあります。
ツアーでは連れて行っては、くれないところなので、
今回の旅の一番の楽しみでした。
1893年に造園された、台湾が誇る歴史的名園といわれる林家花園(林本源園邸)は
台湾に現存する最も完全な園林建築となっています。
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入り口をから入ると、新緑のクスノキが目に入ります。
クスノキは、樟脳の原料で、当時はとても高価なものでした。
林家の当時の社会的地位と経済的地位を象徴するかのように植えられたそうです。
雰囲気もいいでしょう。
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40年余りかけて建造された庭園は、楼閣や回廊、陸橋などが巧みに配置されています。
窓も中国らしい柄です。
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こちらは、観稼楼といって2階建ての建築ですが、
現在改装工事中で、建物全体が写せませんでしたが
観稼という名前から想像すると、農夫が農作業する姿を眺める所だったようです。
楼の前には、波の形をした雪壁や、階段状の階梯壁や
巻物の形をした書巻壁及び八角洞門となっています。
このように、中国建築には、丸や八角に抜かれた洞門がよく見うけられます。
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築山や東屋も配した榕蔭大池。
華服を着た美しい女性が柳の下に…なんて思える風景です。
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中国庭園、素晴らしい!
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池のほとりにある、三段の塔のようになっているところは、敬字亭。
林家は文章や書籍を重んじていたので、
紙もむやみにに捨てることは許されず、
縁起の良い日にこの敬字亭で燃やし、感謝と尊敬の念を尽くしたそうです。
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この欄干は、危ないらしくて、よりかかって写真を写していたら
係りの人が飛んできて注意されましたが、
しっかりと集合写真のシャッターを押してもらいました(ラッキー!)
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園内で最も広い定静堂は、お客様をもてなす所。
四合院建築となっていて、前庭は広く、左右にそれぞれ丸型に開けられた月洞門があります。
堂の前後は亭が連なっていて、回廊には戸はなく、そのまま中庭に面しています。
左側の写真を見ると、3つの門というか扉がありますが、
現在は全部開かれていますが、当時は訪れた人の身分や地位によって、
幾つの門を開けて歓迎するか決めていたそうです。
身分が高いお客様には3つの門を全開にして直接広間に通し、
少しランクの下がるお客様には、2つだけ開けて、
大切なお客様でなければ1つだけ開けてと。
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壁にはいろいろな飾り窓があります。
銭さしは、巨万の富の象徴 で、桃は長寿の象徴 、瓶は平穏無事の象徴と縁起を担いでいます。
こちらは蝙蝠(コウモリ)。
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こちらは蝴蝶(ちょう)。
蝴蝶の「蝴」や蝙蝠の「蝠」は、発音が「福」のに似ているため、
林家の幸福を祈ったようです。
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これは、マンゴーの木の根っこ。
凄いでしょう!
工事中のところもあって、全部は見れませんでしたが
見学料は無料でした。
台湾は、寺院や中正記念堂のような名所も
入場料なしで見れるところが多いので嬉しいですね。
邸宅に満足した私たちは、ここからタクシーに乗って
「孤独のグルメ」でも紹介されたスイーツを
次回へと続きます。