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小さなしあわせさがして…

美しすぎる「東京国立博物館」の表慶館

2018年02月20日 | 建物探訪
毎日オリンピックに釘付けの日々。
日本チームの頑張りに励まされます。
寒い平昌、家に居て寒い寒いなんて言ってられませんね。

前回の東京国立博物館の続きです。
仁和寺と御室派のみほとけを観てから、同じ敷地内の表慶館へ。
表慶館は特別展・イベント開催時を除き休館になっているので、
なかなか見学ができませんでしたが、
「アラビアの道・サウジアラビア王国の至宝」が開催中でやっと内部見学もできました。



外観に石を張った煉瓦造りの洋館で、
青のドーム型の屋根が印象的な「表慶館」は、大正天皇の御成婚を記念し建てられたもの。
迎賓館と雰囲気が似た感じの建物は、ジョサイア.コンドルの弟子で、
迎賓館・赤坂離宮の設計として知られる片山東熊氏の設計。
明治末期の洋風建築として、昭和53年に重要文化財にも指定されています。



中央と左右には美しいドーム屋根があり、正面入口には2頭の青銅製のライオンが控えています。
上層部の外壁面には製図用具・工具・楽器などをモチーフにしたレリーフがあります。



正面入口から入ると、まず見えるのが中央にある吹き抜けの大ドームの天井。
天井には立体的に見えるように描かれた天井画が円を描いて並んでいます。
美しいと思いませんか。



2階へとあがる階段は、こんなに美しいカーブ。



こんなに素敵な階段ホールは見たことがない。



漆喰の壁の装飾の素晴らしさ。



建物の左右にはこのような階段ホールがあり
丁度小さなドーム屋根の下なので、このようなドーム型の天井が見れます。



2階から中央の大ドームを見ると、大理石の柱が堂々と円形を囲んでいます。



窓の細工も、重厚感があります。

建物に夢中でしたが、一応展示物も観ました。



美しい墓碑。



オスマン帝国のスルタンから贈られたカァバ神殿の扉。



預言者モスク、シリア扉のカーテン。
サウジアラビアの王国の栄華、アラビア半島の歴史を観ることができました。



展示物をたくさん観てすっかり疲れたので、糖分補給!
「あんみつのみはし」で、あんみつを食べて帰宅しました。


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昭和の竜宮城 目黒雅叙園で假屋崎省吾の世界!

2014年10月26日 | 建物探訪
24日の金曜日は、チケットを頂いたので
急遽、ブロ友のケイさんを誘って目黒雅叙園へまで出かけました。



数年前にも、百段階段で行われる華展や雛まつりを見に行きましたが
今回も、華道家の假屋崎省吾氏の華展です。
目黒雅叙園は、大好きなので何度も紹介していますが、飽きずに読んでくださいね。



最終日間近の、お天気の金曜日、やはり混んでいて
なかなかの行列でしたが、おしゃべりをしているとあっという間に順番がやってきました。



漆と螺鈿のゴージャスなエレベーターに乗って、百段階段へ。
ここからは、撮影はNGなので、興味のある方はHPからご覧になってくださいね。

百段階段個展15回記念は、百花繚乱をテーマにした華展。
白樺を使ったオブジェのような大きな作品が多く
カーリーはやはり男性って!感じさせられました(笑)
普段のアレンジのお勉強には、あまりならなかったけれど
お花を見るのは大好きだし、百段階段は何度行っても飽きないんです。

2009年に東京都有形文化財に指定された百段階段は、
旧三号館にあたり雅叙園唯一の木造建築です。
昔は、華やかな宴会などが行われた7部屋を、99段の長い階段廊下が繋いでいます。
7部屋は、それぞれ趣向がことなり、見る者の目を楽しませてくれます。

特に、漁礁の間は、室内はすべて金箔や金泥などで仕上げられた
豪華絢爛なお部屋で、巨大な檜の床柱の彫刻は怖いくらい見事で
今にも、人が飛び出してきそうです。
天井・欄間の四季の草花図もとても素晴らしかった。

99段まで上って、花を観賞して、御土産コーナーに来たら
カーリーご本人が、丁度いらしていて、
サインをしたり商品を勧めたりと大忙しでした。
メイクもされてなかったみたいなので、写真はNG。

華展の後は、ホテル内を散策。



先ずは、江戸時代の風俗画を一枚板で、
木彫で作られたものがずらっと並ぶ「花魁通り」を抜けて、竜宮城の入口へ。



季節によってかわるエントランスは、今は秋。紅葉カラーでまとめられていました。

ここをくぐると、ホテルのフロントやレストランがあります。
まさに竜宮城、ここからが夢の国!?



やはりここに来たら入りたいトイレと呼ぶよりもお手洗い。
お手洗いの入り口とは思えないでしょ。
人気のお手洗いです。



中に入ると、漆塗りに螺鈿の壁画がお待ちかね。



さらに奥に進むと、朱塗りの橋が見えてきます。



天井を見上げれば扇形の花鳥画や美人画など。
これお手洗いの中ですからね(笑)
個室のドアも漆塗りに螺鈿細工です。



気持ちよく用を足したあとは、撮影スポットへ。
庭園には滝もあるんですよ。
ここで写真を写したら、ランチタイム。
ケイさんが探しておいてくれた、目黒駅隣の、ビストロ・ガブリへ。



先ずは前菜から。



週替わりのランチプレートの中から、豚肉のローストチョイス。
これに珈琲も付いて、980円。



デザートの柑橘のテリーヌに興味津々のふたり。
グレープフルーツやオレンジをゼリーでよせてあるようなもので
さっぱりお口直しにはよかった、カロリーも低いしね。
追加で注文をしてよかった。


思いもよらない急なお出かけでしたが、秋晴れの一日楽しめました。

次回は、北海道旅行記 最終章の予定です。


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華麗なる迎賓館 赤坂離宮参観

2011年11月03日 | 建物探訪

旅行記の途中ですが

迎賓館の参観が、当選しまして、1日の火曜日に行ってまいりました。

丁度、1年前の11月、念には念の検査で、四谷のクリニック通いをしていて

良性か悪性かまだ判断がつかず、この日は、マンモト―ム生検の翌日

消毒の帰り路、痛みの残る胸を抱えて

気分転換に、迎賓館散策にいったのがきっかけで

一年に一度内部見学ができることを知りました。

去年の記事は、ここから…

       

                

Img_7986

早いもので、クリニックに通って、一年経ちました。

先日、7回目の注射の日、しみじみこのクリニックを選んでよかったと思いました。

主治医のおかげで、いい治療を受けられているし

つらくは、感じず、ここにくると、ホッと安心します。

手術のあとも、わからないくらいだし、

乳がんの手術をしたことを、忘れてしまうほどです。

おかげさまで、手術前よりも、ずっとお出かけが増えているかも☆

前置きはこのくらいにしましょう。

     

           

Img_7984

  受付で、身分証明書の提示、

      空港のようなセキュリティチェック受けて

               胸には、このバッチを付けて。

       

               

Img_7931

            

    迎賓館は、一年に一度だけ

           抽選で、一般の参観ができます。

例年夏場でしたが、今年は震災の影響で、秋になりました。

夏場は、冷房もきかず、とっても暑いそうで、秋でよかったのかもしれません。

  • 紀州徳川家の江戸中屋敷があった広大な敷地の一部に、

    東宮御所として、明治42年に建設されました。

    ジョサイア・コンドルの、弟子である、宮廷建築家の片山東熊の建築で

    ネオ・バロック様式の洋風建築物です。

    第二次世界大戦後は、皇室から、国の持ち物となりました。

    今は、内閣府が管轄で、

    国家元首や、国賓を招いたりと、外交の場となっています。

    2009年に国宝の指定も受けています。

          

              

    Img_7933

        ここの入り口から、内部へ。

            内部は、写真はNGなので

                  HPからお借りしたものを。

            

                   

    Photo_3    

                親鸞の間

       室内はアンピール様式であり、

            白い天井と壁は金箔が施された

                    石膏の浮彫りで装飾

    表敬訪問のために訪れた来客が最初に案内される控えの間、

    晩餐会の招待客が国・公賓に謁見したり、

    条約・協定の調印式や国・公賓とのインタビュー等に使用されています。

    輝き~☆っていうくらい、きらびやか。

    装飾の細工のひとつひとつも素晴らしい。

    シンメトリーの美しさ。

           

                    

    Photo_2

                  花鳥の間  

  •     天井に描かれた、花や鳥の36枚の絵
  •         欄間に張られたゴブラン織風綴織

                 壁に飾られた30枚の七宝 

    主に国・公賓主催の公式晩餐会が催される大食堂。

    いろのトーンも落ち着き、重厚感にあふれていて

    私は、この部屋が一番お気に入りです。

  •  

                   

    Photo_4

           大ホール

             ここも、素敵でした。

                 

           

                   

    Photo               

                 朝日の間

      天井に描かれた

          朝日を背にして女神が

              香車を走らせている姿の絵に由来

                 表敬訪問や首脳会談等の行事が行われます。 

    迎賓館は、世界のVIPにも、人気があったようで

    フランスのシラク大統領、エリザベス女王は、

    とくに、お気に入りだったとか…     

          

                          

    Photo_5

                  羽衣の間

       壁は楽器、楽譜等をあしらった

              石膏の浮彫りで飾られています。

    雨天の際に歓迎行事を行ったり、レセプションや会議場等として使用。

    ボランティアの方の、説明を受けながら、各部屋を周りました。

    あまりに、ゴージャスで、上品で

    参観に当たらなければ、一生ご縁のないところですね。

    内部見学のあとは、主庭の見学です。

           

                    

    Img_7953

                      噴水

          

                    

    Img_7958

                  マダムなふたりも

                       絵になります(笑)

          

                  

    Img_7962

             ここがベストポジション  

               夕日が、白い壁に、降り注ぎ

                  コントラストもはっきりと綺麗に写りました。

           

                 

    Img_7966

           

                    

    Img_7973

              お庭から、正面玄関へ。

                 西洋の建物ですが、

                       屋根をみると、甲冑が見えます。

          

                 

    Img_7970

              甲冑をかたどった

                  青銅製彫刻

                    日本らしさも、垣間見れます。

           

                   

    Img_7971

                  鳳凰と 五七桐

        

                  

    Img_7974

               正面中央ドア

                 菊の紋章と五七桐のレリーフ。

         

                     

    Img_7982

        見学時間1時間とのことでしたが

           2時間あまり…

             たまにここは、外国、旅の続き?…なんて思いながら

             日々の日常からかけ離れた、贅沢な時間。

             一年越しで、念願が叶った、迎賓館参観でした。

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    東京の建物の歴史にふれて…

    2009年03月26日 | 建物探訪

    開花宣言の出た、東京も今朝は小雪が舞いましたが

    今日は、ブログ友のケイさんと小金井に行ってきました。

    本当の目的は、スイーツなのですが、

    その前に、小金井公園の桜と、

             江戸東京たてもの園を楽しみました。

          

                   

    Img_1217

    桜の名所小金井公園の染井吉野は、

        まだ咲き始めですが、寒緋桜!?は、満開☆

         桜を見ながら、公園内の江戸東京たてもの園へ。

    たてもの園は、敷地面積は約7ヘクタールの中に

    江戸時代から昭和初期までの、27棟の復元建造物が建ち並んでいます。

           ☆ ☆  

               三井八郎右衞門邸  ☆ ☆

    Img_1226

    ここが一番気に入りました。

    雪柳も咲き誇り、綺麗って 感激していたら

      

    Img_1231_2

                                

               見事な枝垂れ桜です。

       

    Img_1233

           バックにお屋敷も入れてみました。

               お庭も見事でしたが、建物の中に入ると

    Img_1237 素敵な玄関照明です。

    蔵もあって

    嫁入りの時の、長持があったり

    襖もみれました。

    客間も桂離宮を模したもので

    なかなかの豪華さでしたが

               これにはビックリ!

    Img_1243

           お部屋じゃなくて、

                 廊下にシャンデリアです。

                           さすが三井家です。

               花大根も満開

    Img_1250

                 武蔵野らしい景色です。

       

           

    Img_1244 Img_1261

                  農家や銭湯も…

       左) 八王子千人同人組頭の家

       右)  子宝湯

         

        

                  

    Img_1252 Img_1256

      左) 鍵屋(居酒屋)

      右) 小寺醤油店

    その他、いろいろ懐かしい建物をみて、

    ランチは蔵の中で手打ちうどんを頂き

    今回の目的のカフェにいきました。

     多分ご存じの方もいらしゃると思いますが

      武蔵野の森の中にある、

           凄~く素敵なところです。

                  次回に続きます。

                        お楽しみに

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    音羽の丘☆鳩山会館へ

    2009年03月18日 | 建物探訪

    今日は、友人の会社のランチ会に誘われました。

    でも、一時半からということで、

    春日和のよいお天気、

    同僚と、地下鉄で護国寺まで行って、先ずは、

    とある和菓子やさんで並んで、美味しいお土産を買ってから(後日UPします)

              鳩山会館

                  に行きました。

    Img_1106

    音羽通りから、

        鳩山会館の門をほんの少し入っただけで

                         この静寂と緑です。

           わくわくしながら、坂を登っていくと

    Img_1108

              玄関前、車寄せです。

    写真をクリックすると、

        右手に鳩山家のシンボルの鳩が見えます。

    Img_1118 赤絨毯を登って行きます。

    鳩山家は、ご存じのとおり

    衆議院議員の和夫(1856~1911)、

    総理大臣となった一郎(1883~1959)、

    外務大臣をつとめた威一郎(1918~1993)、

    さらに衆議院議員の由紀夫(1947生れ)、

    邦夫(1948生れ)、と四代にわたり

    指導的な政治家を生み育ました。

    この洋館は、一郎が、大正13年に

    建てたもので、当時としては、珍しい、鉄筋コンクリートで造られています。

    ここを舞台に、戦後政治の画期となった自由党(現・自由民主党)の創設が計られ、

    また首相として決断した日ソ国交回復の下準備も行なれた、歴史のある洋館です。

    Img_1119

            玄関前のステンドグラス。

       鳩山会館は、鳩をモチーフとした、

                 ステンドグラスがあります。

    Img_1126

          食堂から、

             サンルームを臨む

    Img_1128

    おひさまが、さんさん降り注ぎます。

                椅子に腰かけられます。

    Img_1152

               重厚な応接間

      

    Img_1146_2

    2階へ向かう階段の踊り場にある

              和風のステンドグラス。

    とっても、素晴らしいです。

               鳩も飛んでいます。

    Img_1140

    2階の寝室。

    今は、パーティルームとして、貸出もされているそうで、

    クラス会などの集まりにどうぞとのことでした。

    Img_1150

    照明もオシャレです。

       天井にシルエットが…

         ちゃんとシルエットも計算されているなんて凄い!

          

                   

    Img_1159

    お庭に出て、全景を…

    バラのお庭は、咲いたらキレイでしょうね。

    私は、建物を観るのが好きで、

    ブログを始める前からもいろいろ観に行っていますが

    旧古河邸や、旧岩崎邸など、

    特にジョサイア・コンドル氏の設計のものが好きです。

    ブログのカテゴリーにも、建物探訪を作りました。

    興味のある方は、ご覧になってね。

    それと、素敵な建物があったら教えてください

    次回は、日本橋のランチに続きます

    コメント (43)
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    至福のランチ&時の風が吹く庭園

    2007年06月23日 | 建物探訪

    前回、前フリをしておいた、素敵なところ…に、
    水曜日に、でかけてきました。

    先ずは、友人の会社のご招待ランチに同僚とおよばれしてきました。

    コレド日本橋4Fにある「Beato」、イタリア語で至福を意味します。

         ☆Antipasti  イサキのカルパッチョ 

    P6204554

         ☆Primi Piatti  しらすとズッキーニのペンネ

    P6204555

    少し、スパイシーで、ガーリック味で美味しいです。
    ここでも、またしらすですね。

         ☆Carne    霧島豚のソテー

    P6204560

    これに、ドルチェとコーヒーが付いて、3500円のコースでした。

    美味しい上に、ご馳走ランチだったので、ラッキー☆でした。

    せっかく、日本橋まできたので、このままランチだけでは、勿体ないので

    前から行ってみたかった、池之端にある旧岩崎邸庭園へ。

    _p6204597

    明治29年に建てられた、三菱の創設者、岩崎家本邸。
    重要文化財指定。

    設計はあの鹿鳴館、ニコライ堂、古河邸などで有名な、ジョサイア・コンドル。

    古河邸は以前、バラの時季に見学に行きました。
    とてもすてきな建築で、感動しましたが、samanthaさんが岩崎邸は、
    もっと素晴らしいと書かれていたので、行ってみたくなりました。
    ぎりぎり、2時のガイドツアーに滑り込みました。

         ☆玄関のステンドグラス 
             照明も当時のままです。

    _p6204569

         ☆木漏れ日の溢れる、テラス

    _p6204575

         ☆客室天井は、ペルシャ刺繍の布張り_p6204576

    4メートル近い高い天井です。

         ☆床のタイルは、ミントン社のもの。

    _p6204578

    玄関や、ベランダは、イスラム風のミントンのタイルがしきつめられてます。
    トイレの便器は、びっくり!ロイヤルドルトンです。

    重厚でうつくしい、階段で2Fへ。

         ☆ピンクの客間

    _p6204583

    ここは、女性用の客間、メルヘンです。なんと壁紙も天井もピンク?
    男性用の客間は、ブルーなんです。

    _p6204589

    芝生の庭が見下ろせる、列柱の美しいベランダ

    _p6204594

    先ほどのベランダを望む。柱の一本も美しいですね。

         ☆撞球室(ビリヤード場)

    _p6204595

    山小屋風の造りです。
    驚くのは、お客さまが雨に濡れないように
    洋館から、地下道で繋がっているのです。

    この他、和館も見学。
    書院造りで、木材も今では手に入らないような、贅をつくしたものです。

    壁紙だけでも、億単位…
    天井の高さ、デザインの美しさ、
    小市民の私は、ただただ、素晴らしさに感動するのみでした。

    ここは、予約なしで見学できます。

    1日に数回、ガイドつきツアーもあります。

    ちょっと、現実逃避してみたい、貴方…

    おススメスポットです☆

    コメント (47)
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    百段階段で假屋崎省吾の世界

    2006年11月03日 | 建物探訪

    また、昭和の竜宮城、目黒雅叙園に行ってきました。

    P1012806
    華道家假屋崎省吾氏が、
    「華で寿ぐ」をテーマに
    百段階段での花の展示が
    28日からはじまりました。
    この日は、
    アレンジの課外授業で、
    先生からチケットを頂き
    一緒に見てきました。

    なんと言っても、お花は勿論ですが
    百段階段が見れるとのことで、凄く楽しみでした。

    まずは、エレベータで旧3号館に上がりますが、
    これがまたビックリ!するような、豪華なエレベーターです。

    Pb012912

    見上げる先に、ケヤキ板の階段が果てしなく続く「百段階段」
    扇の天井絵は、上まで続いています。
    今回は階段で結ばれた6部屋に、
    お花と打ち掛けが展示され見学できます。

       ☆十畝の間

    Pb012940

    お花の写真は撮影禁止でしたので、HPからの写真です。
    天井に合計23面の襖仕立ての鏡板に荒木十畝による
    四季の花鳥画が書かれています。
    黒漆の螺鈿細工が随所にみられます。

      ☆漁樵の間

    Pb012936

    やはり、ここが一番絢爛豪華です。
    室内は全て金箔、金泥、金砂子で仕上げられています。
    床柱は檜で、中国の漁樵物語の一場面の彫刻です。
    夜中にここから抜け出してきそうなくらいリアルです。

    天井画は菊地華秋による四季草花。
    欄間は風俗画、廻り廊下は黒漆塗。

    そのほか、草丘の間、清水の間、星光の間と続きます。
    最後が清方の間です。
    茶室風のお部屋で、市松模様の網代天井も見事で、
    建具の細工もなかなか凝っています。

    お花も、素晴らしかったですが、
    やはり建物には敵わないと思いました。
    普段は、7000円位からの見学ツアー(食事付き)でないと
    ここは見れません。
    今の期間は1000円で、お花&建物探訪できるのでおススメです。
    混雑は、覚悟と聞いてましたが、
    この時間はわりと空いていてラッキー☆でした。

    ランチは、前回と同じ「クラブラウンジ」のバイキングをと思いましたが、
    この期間のみ、500円UPの2700円の上、
    時間制とのことで諦めました。
    でも、凄い行列でしたが、あの豪華なトイレに入ってきましたよ。

    この後は目黒ランチです♪
    次回に続きま~す!

    コメント (22)
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