komezouの写真と自転車生活

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TIME VXRS MODULE (過去に欲しかったバイク達 5)

2011-04-23 19:23:05 | ROAD
TIME VXRS MODULE

このフレームは、もしかしたらこの時代のローディーの憧れのフレームだったかも知れない。
もちろん簡単に買える価格でない事も確かでした。
車なんかのCMで「いつかは○○○○」・・・と言うのがあるように、「いつかはTIME」って思っていたのは、ORCAに乗り始めた2003~4年辺りかな?


このVXRSではないがサイクルショーで1度だけ乗った事がある。(それ以後は出店されていない)
ORCAに乗り出したばかりで、乗り味なんて判らない時代。
やっぱりドグマに匹敵したフレームだった気がする。
チェーンステーが左右非対称デザインで、今流行のインテグレーテッドシートポスト、この時代には革命的なスタイルである。
うちの近所ならサガミやイトイに行けば、TIMEのフレームは1~2本は置いてある筈のフレーム。
このフレームには、五輪や世界選手権チャンピオンのパオロ・ベッティーニやツールで圧倒的なスプリントを見せたトム・ボーネンが乗っていて印象に残っているかと思いますが、私にとってのTIMEが一番似合うと思うのは、2004年に山岳賞である「マイヨ・ア・ポワ・ルージュ」を取ったリシャール・ヴィランクである。
彼は、連覇ではないが山岳賞を7度も取っているクライマー、フランスで絶大な人気を誇ったライダーです。
彼の様なクライマーは、その後出現していないような?坂が苦手な私には完璧に憧れの人でした。




GILLさんへ

こうやって、今まで5本のフレームを紹介して来ましたが、レースを通じて欲しいバイクが発生して来る訳で、個人的にどこのフレームが好きと言う訳ではなく、選手を好きになってその選手が乗っているバイクが気になると言う、完璧なミーハー志向である事が判ります。クネゴがウィリエールに乗れば興味が湧くし、マヨやシモーニがスコットに乗った時はスコットが気になりましたから。(笑)
良くコメントを入れてくれるGENさん・NOBRANDさん・マナブさん達の様にキャノンデール一筋と言う方も、GILLさんの様にTREK一筋と言う方には、不思議に思うかも知れませんが、私がメーカーに拘らないのは、そう言う理由からだと思います。
とは言え、キャノラーとかトレッカー(どう言うのか判りませんが?)と言われる方が嫌とか、言う訳でもありませんのでお間違いなく。
それに、私の自転車歴はロードの方が長く、オフロードでのMTB歴は2006年末からとかなり浅いんですよ。
もしかしたらGILLさんより、圧倒的に少ないかも知れません。
トレイルが身近にない状況なので、なかなか上達しません。
オフロードは楽しいですが、やはり活動的にはロードの方が主体です。

GILLさんがこちらのブログを発見されたのは「Superfly」で来られたかと思いますが、たまたまSuperfly購入後だったのと、MTB里山シーズンが重なり29erの乗り味に感動していたので、Superfly主体のブログに思えてしまったのでしょうか?
こんな事を書くと、GILLさんに失礼かも知れませんので、先に謝っておきます。
GILLさんは、ロードに乗られた事がないとお見受けしますが、もし乗られていないのでしたら一度試乗される事をお勧めします。
ロードバイクに乗れば、MTBでの感覚とは違う世界感が味わえますよ。
29erインプレで、ロードは要らないと書いたかも知れませんが、それは必要ない位凄いと言う意味だけなんです。
フルサスにしても、もしかしたら舌の根が乾かないうちに、FSRをメインで乗っているかも知れません。

これを読んでご理解下さいますよう、お願い申し上げます。

                            komezou

PINARELLO DOGMA FP (過去に欲しかったバイク達 4)

2011-04-23 00:00:14 | ROAD
PINARELLO DOGMA FP

PINARELLOとも縁がない。。。と言うより、円が足りなく買えないバイクでしょうか?
これは欲しかったバイクと言うよりも、憧れたバイクです。
フレーム単体で60万位だったかな?とても買える値段ではなかったが、デチャダイ製のマグネシウムフレームである。



フォークとバックには、未だ健在であるONDAカーボンを装備している。
(このONDAカーボンはMotoさんのFP3にも装着されていますね!)
ファッサボルトロに供給されて、2004年ジロでは若かりしファビアン・カンチェラーラ、フィリッポ・ポッツァートがファッサトレインを引き、この頃全盛期のアレッサンドロ・ペタッキが勝ちまくったフレームである。(前年にはイヴァン・バッソも乗っていた様な気がする)
同じ2004年のツールで、世界最高のスプリンター・ペタッキの為にピナレロが用意したDOGMA FPでしたが、カンチェラーラ/ポッツァート/ゴンザレスが3勝を上げただけで、ペタッキは落車による肋骨骨折が原因でリタイアとなってしまった。
そのツールのプロローグ個人TTはリエージュで開催され、当時23才今やTTの王者であるカンチェラーラが6.1kmを高速で走り抜け、2位のランス・アームストロングに2秒差を付け優勝、マイヨジョーヌ/マイヨブラン/マイヨベールの3賞を独占。優勝が決まって泣き崩れたカンチェラーラには、初々しさが感じられた年である。

大出力のペタッキの為に、BBが普通より大径のM.O.stオーバーサイズブラケットの新技術を導入。
シェルとチューブの溶接面がより強化されシェルサイズが55mmに従来製品はアダプターを使用して装着出来る。

このペタッキが使用したDogma FPの現車は、サガミサイクルに展示してあった気がする、もしかしたらまだ置いてあったかも知れません、サガミサイクルへ行かれたら是非チェックしてみて下さい。

このマグネシウムフレームにはORCAを買ったばかりの頃、境川で遭遇した方に一度バイクを交換して5km程乗せて頂いた事があり、ペタッキのパワーを受けるイメージから堅い事を想像していたのですが、意外にしなやかなフレームだったのを覚えている。
でもロードを久々に始めたばかりの頃だったので、本当の所は全く判りません。