今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

10年分のソライロタケを一度に見た気分・・・・        2021.09.20.(3)

2021-09-28 21:57:01 | きのこ など

アカイボカサタケ




 今朝の神戸新聞に「鮮やかすぎるキノコ発見」として、ソライロタケの記事が出ていたようだ。「普通に見られるキノコではない」と専門家
(って誰だ?)が言っていたらしい。確かにこれまで、ソライロタケを見るのは、運が良くて年に2、3回くらいだったか。でも、今年は良く見ている。

 前日に綺麗なソライロタケを見てから、この場所に来てみたが、もう、10年分のソライロタケをこの日、一日で見てしまったかもしれない。
最初の場所からちょっとだけ車道を歩いてから山の斜面を登ってみることにした。





ヒヨドリソウ






クチベニタケ






Cortinarius sp.
フウセンタケの仲間なのは確かだが、名前は分からない・・・




        
        





    


    
ソライロタケ
状態が良くないのは残念だけれど、ソライロタケは沢山出ていた。

































        
        ソライロタケ



 これだけ沢山、ソライロタケを見ると有難味がなくなるなぁ・・・・






こんな感じで、ソライロタケは盛りを過ぎていて、崩れ落ちている個体も多かった。





        




 そして、ソライロタケよりも、もっと沢山出ていて目立っていたのがアカイボカサタケ、で良いのかな・・・、だった。







これは、ベニヒガサ




 いい加減、ソライロにも飽きてきたので、今日はこの位にしておこうかな。









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懐かしい、カエンタケの写真を意外なところで見た。        2021.09.23.(0)

2021-09-28 08:08:56 | きのこ など






 先週の木曜日にFacebookを見ていたら、見覚えのあるカエンタケの写真が投稿されていた。
記事では北海道千歳の公園内にカエンタケの写真付きの看板が立っていて、危なくて公園散歩も怖くてできない、そんな内容だった。

 僕の部屋に飾ってある写真なんだけど・・・・






同じだなぁ・・・・



 このカエンタケの写真は、随分、前の話だけど、調べてみると2007年の9月24日、京都府の芦生で撮った写真だった。
その頃、芦生ではナラ枯れ病が蔓延していて、ミズナラの木がどんどんと枯死していた。
そのミズナラの立ち枯れの根元に出ていたカエンタケを撮ったもの。

 その頃はまだ、今ほどカエンタケの名は知られていなくて、立派な個体だったから写真をこのブログにアップしたはず。
その写真を見た steros さんだったかな・・・・、親切にも Wikipedia に写真をアップしてくれて、写真の登録法まで教えてくれた。忘れちゃったけど。

 そんな分けで、僕のカエンタケの写真は Wikipedia に今も載っている。その画像の右クリックすると、このブログの名前が出てくるはずだ。
そして、その写真が北海道の千歳で看板に使われているなんて、ちょっと感激してしまう。正直なところ、嘘みたいな話だ。

 その日の出会ったきのこの写真をもう一度、アップしてみようかな。





タマゴタケ













舞茸
そう、この日、初めて舞茸を見つけた。



 そして、カエンタケの写真。









 長くブログをしていると、いろいろなことがあるもので、他にもハナオチバタケの写真が本に掲載されたし、どこかの on line 教育ソフトにも使われているはず。
友達もブログが縁でできて、今も関係が続いている。だから、ブログを今も何とか続けているというわけだ。

 

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ソライロタケの確認の続き        2021.09.20.(2)

2021-09-27 21:36:16 | きのこ など

ベニヒガサ




 ソライロタケを確認に来て、思った通り、ソライロタケの発生は確認できたのだけれど、どれも老菌。もうソライロタケだったか確認困難なものも。
来た道を戻りながら、これからどうしようかと考える。





シロツチガキ






ツユクサ



 この道沿いが梅雨時には一番、ソライロタケの姿が多かったのだけれど、秋口はそうではないのかもしれない。折角来たのだから、
もう少し広く歩いてみることにした。





ソライロタケ
カビに侵されそうになっている・・・・









コキイロウラベニタケ  ピンボケ失礼






??
Entoloma の仲間と思っている・・・・









        





Hygrocybe sp.
何だろう?? この傘の色は特徴的。杏色と言ったら良いのか・・・・





Entoloma sp.






Entoloma sp.









Cortinarius sp.




 分からないきのこばかり。





キソウメンタケ


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連休3日目 ソライロタケが出始めているのなら、確認しよう!       2021.09.20.(1)

2021-09-26 22:12:16 | きのこ など






 前日の山では、秋の食菌の気配はするものの、まだ時間がかかりそうな様子だった。それよりも気になったのは綺麗なソライロタケが出ていたこと。
そうであれば、ソライロタケが良く出ている場所の確認をしなければ。

 連休の最後の日、朝から確認に出掛けた。自宅から30分と少し走り、目的地に到着。車を降りてみると、道の脇の水溜まりにアゲハ蝶が居座っている。






邪魔しちゃいけないな、と思ってしばらく様子を見ていたが、何処かに飛んでいく様子もない。仕方ないので後ろのドアを開けて荷物を出していると、
驚いて飛んで行ってしまった。




        
        アカイボカサタケ




 相変わらず、アカイボカサタケが沢山出ている。ここのはどれも色鮮やか。アカイボなのか、ダイダイイボなのか分からないけれど、色褪せたものは一つもない。





ソライロタケ



 ソライロタケは直ぐに見つかった。でも、あまり状態は良くない。その後もソライロタケは出ているのだが、見ごろを過ぎているのだろう。




    


















    
ソライロタケ



 道の脇から林の中に入り込む。





コンイロイッポンシメジ?













ベニヒガサ






Entoloma sp.












        














カバイロツルタケ



 予想通り、ソライロタケやイッポンシメジ科のきのこが沢山出ていたのだが、ソライロタケに関してはちょっと見ごろを過ぎていたようだった。
山の裾野の道沿いから、もう少し上を歩いてみることにした。

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まだ、秋は来ない。でも、ベニタケ科のきのこがチラホラ。     2021.09.11.

2021-09-26 08:40:27 | きのこ など

庭の花



 
 少し前の話。雨が結構降っていたのに山には不思議ときのこが何にも出ていない日が続いていた。
いつもなら、出ていても撮りもしないような、ベニタケ科のきのこすら出ていなかった。
でも、ようやくちょっとだけ、出始めた。その朝の話。




ベニナギナタタケ
これが出始めるとほかのきのこがもうすぐ出てくるという合図かな。





チチタケ







ベニヒガサではないようだが・・・・





ヤブレベニタケ
久し振り・・・・






何か、トラブルでも??






白いラクタリウス。詮索はしない。




        
        ウスムラサキハツ?
これが疑問。ブナ帯で良く見かける薄紫色の大型のベニタケ科のきのこは名前がついているのだろうか?そして、このきのこはウスムラサキハツなのか?





Russula sp.
なんだろうか。傘に水が溜まっていて、これに蚊が卵産まないか心配してしまう・・・・。





ハナガサイグチ
ちょっと、気持ちが華やぐ。





コウジタケ
いやに鮮やかな紅。


 今日はこれから、少し遠出に。


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薄桃色から、水色へ。きのこの山で       2021.09.19.(3)

2021-09-25 21:44:36 | きのこ など

ソライロタケ




 この空色は、今年、一番のソライロかもしれない。
薄桃色のミズオオバコの花を見てから、車で10分ほど走って大きな池の傍に車を停めた。秋のきのこを期待して来たのだが、午前中の山では気配なし。
山に繋がる道を歩きながら、左右にきのこが出ていないか、見ながら歩いて行くと自然と、このソライロタケの空色に目が停まる。




          
          ネッタイベニヒガサ幼菌
ピンボケ御免・・・


 食菌はないかと目を皿のようにして歩くと、ようやく一つ。。。





サクラシメジ


 他にも何か出ていないかと探すけれど・・・・





?? Hygrocybe sp.






ソライロタケ
成菌となると水色は淡くなり、でも、こっちの方が空色なのかもしれない。





ヤグラタケ
中型のベニタケ科の老菌の傘から出ているのだけれど、何だったかは分からない。黒変してしまっている。





Ramaria sp.   ハナホウキタケの仲間






ミキイロウスタケ





        



 午後4時になる。最近は日の暮れるのが随分、早くなった。秋のきのこの気配は感じるのだが、やはり、もう少し時間がかかりそうだ。
引き返そう・・・・。





キソウメンタケ?






Ramaria sp. ハナホウキタケの仲間



 山を下る。




        


 晩飯は饂飩。 サクラシメジとミキイロウスタケを入れて。。。



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連休2日目は、まずは近場のきのこチェックから       2021.09.19.(1)

2021-09-24 21:45:04 | きのこ など

ベニナギナタタケ




 
 雨が降って涼しくなったとはいえ、自宅周辺では秋のきのこが出だしたわけではないし、夏のイグチが雨後に爆発したわけでもない。
ナラタケモドキが一気に出た後は、端境期という言葉で誤魔化している。そろそろ?・・・・、という期待も込めて、午前中から近くの山の様子を
見に出掛けた。

 車と停めて歩き始めの斜面にはベニナギナタタケが出始めている。これは、きのこが出始める環境になってきているという証。





        



 ちょっと、期待できるかもしれないと思いながら進むのだが、きのこの姿は少ない。相変わらずの状態だ。





チチタケ



 これまで、ベニタケ科のきのこすらもほとんど姿を見せていなかったけれど、数は少ないがチチタケが出ていた。
一面にチチタケが出ていたことが何年か続いたのに、悲惨な状況。でも、ゆっくりだけど、季節が進んでいることは確認できた。











        
        クロアザアワタケ?



 山に登り、珍しいイグチの出る辺りを見て廻るが、目立つきのこの発生は無い。でも、足もとを見ると・・・・












ミキイロウスタケ
菌輪を描いて出ていた。



 でも、これだけ。仕方なく下る。




        

特徴から考えると、オオツルタケが一番近いと思う。傘、柄の色、ヒダの縁取りなど。でも、傘の径は6cmくらいだろうか。小さい。






??
傘の径は6cmくらいか。妙に白っぽい傘。見覚えあるようで、無い。何だっけ・・・・




    
チチアワタケ




 この場所は諦めて、昼飯を食べに一度、自宅に戻ることにした。途中に寄ったキタマゴタケのシロでもきのこの姿は少なく、ようやく見つけたのは・・・





        
        キヒダタケ



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きのこ、分からないものだらけの日     2021.08.21. (2)

2021-09-20 07:37:11 | きのこ など
        
        ハナオチバタケ




 次の場所はいつものところ、沢沿いの径から少し山に登るところ。最近はナラ枯れが酷いせいなのか、異常気象のせいなのか、きのこの出は最悪状態。
車を停める場所の脇にはこの季節、ハナオチバタケが出ている。でも、今年は少しだけ。

 きのこの状況の様子見なので、早々にいつもの巡回路を辿る。











        
        クチキヒメカヤタケ老菌??
分からない。この場所では出会っているので、もう少し、若い個体に出会いたいところ。





??
何だったかな。何かの斑入り。花が咲いていたのを見た記憶はあるんだけど、忘れてしまった。




    
??
調べないと・・・・




ヤシャイグチ






ベニウスタケ幼菌



 ここから川沿いを離れて登る。でも、ほとんど何も確認できぬまま降りてきて、来た道を戻る。






タマゴタケ
あれ、こんな目立つものに気が付かなかった。





    

    
??
柄の形状、ヒダが薄いピンク色をしている感じ、イッポンシメジ科とは思うけれど、さっぱり分からない。傘径2-3cmくらい。





        
         ??
柄の感じが上のきのこと違うような気がしたけれど、傘の様子などは同じかな。でも、分からない。



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ギリギリ、ブナ帯de焼肉。シロエリカラカサタケと出会う     2021.09.05. (2)

2021-09-09 21:44:45 | きのこ など






 薄暗い谷沿いの径を奥に進んで行くと、谷の下の方にきのこがまとまって出ているのが見えた。遠目には倒木から
出ているようだから、ナラタケが出始めているのだと思った。それでも、斜面をそのまま下って行くことはできず、かなり通り過ぎてから斜面を下り、
下から登ってこないとあのきのこのところには行けない。

 随分と遠回りをして倒木に辿り着いてみると・・・・





Lepiota sp.????














これはこの場所に来る途中で出会った不明菌と同じだ。でも、こっちの方が状態が良い。傘は大きなもので10cmくらいだろうか。













        






        

ヒダは白く、かなり密。柄も特徴的だ。


















 帰宅してから知人に聞くと、このきのこはシロエリカラカサタケ(城川 仮)とのこと。初めての出会いだった。
その後、斜面を調べて歩いたがナラタケはまだ出ていないようで、たっぷりと汗もかいたところで、戻ることにした。

 戻る途中、嗅いだことのある甘い匂いに気が付いて見回すと・・・・





        

あの木かな、桂?ずいぶん、大きく育っている。














綺麗な薄黄色のきのこ



 帰り道、無事にハイカグラテングタケを回収して・・・・





        

でか!(結局、人影を見ることは無かった・・・・)


 東屋に戻ったが、置いておいた炭や七輪などはそのまま残っていて、ホッとして火を起こし始めた。




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ナラタケモドキの成長に気持ちが追い付かない・・・    2021.09.07.

2021-09-09 08:00:23 | きのこ など
           
         オオマツヨイグサ





 庭に育ったオオマツヨイグサ。一度、この話は書いたと思うけれど・・・・。今年は自宅の雑草園に数株のマツヨイグサの仲間が生えてきた。
外から種が運ばれてきて発芽したのだろうと思ったけれど、オオマツヨイグサの可能性もあるかなと思って、様子を見ていたのだ。
それで、一株はオオマツヨイグサで、それ以外はメマツヨイグサだった。

 そのオオマツヨイグサが毎日、数輪の花を咲かせてくれている。この株から種が出来ると来年はどえらいことになるなと思うこの頃・・・・。












火曜日の秋明菊
どんどん、開花している。



 しばらく庭をぶらぶらとしたいところだが、仕事に出掛けなければ・・・・。

 仕事を終えて帰宅する途中で前日に見た切り株のナラタケモドキの様子を見ると・・・・






あれ?随分、大きくなっている?








因みに、前日の朝の様子は・・・・









 先週末、この株には何も生えていなかった。唯一、出ていたのが別の場所のこれ。









 きのこの生長の速さについて気持ちが追い付かない感じ。このまま、一気に秋がやってきそうな気配だ。



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ギリギリ、ブナ帯de焼肉。その前に腹減らしのきのこ散策     2021.09.05. (1)

2021-09-08 22:14:35 | きのこ など

タマゴタケ




 日曜日は友人と焼肉をしに出掛けることにしていた。友人は新型コロナ蔓延の緊急事態宣言発出とかいろいろで、ストレス満載。
それを山で焼肉をして発散しようという計画だ。それでどこに行くか!ということだが、自宅近くではナラタケモドキが爆発しているから、ブナ帯にいったら、
ひょっとしたらナラタケが出始めているかも・・・ということで、ギリギリブナ帯の沢沿いにある東屋で二人焼肉をすることになった。

 朝の9時に友人が迎えに来てくれて、出発。自宅近くのICから高速に入り、県北へ走る。11時頃に目的の東屋に到着した。
幸い、周辺には誰も来ておらず、BQの道具などを東屋内に設置して・・・・、炭に着火するにはまだ早い。腹減らしに、きのこ散策に出掛けることにした。

 東屋から斜面を登り散策する。秋も深まればナメコが出る場所なのだが、流石にまだ早い。ひょっとしたら、舞茸がでているかもしれない。





         







ギンリョウソウモドキ(アキノギンリョウソウ)






         
         ハイカグラテングタケ




 久しぶりの出会いだ。グロテスクだけど、「これ、旨いぞ!」と友人に食べることを勧めた(悪魔)。




           

採ろうとして根元を掘るのだが、なかなかツボまで届かない。ようやく掘り上げたきのこは全長30cm近い。持ち歩くと破損しそうなので、
径の脇に置いておいて、帰りに回収することにした。






ヒメベニテングタケ
今年、初めてかな・・・・





カエンタケ
もちろん、この脇に太いミズナラの立ち枯れがあった。そのうち、ナメコが出るのかな・・・・





ウスタケ



 
 焼肉前の散策とはいえ、ブナ帯のきのこ観察は新鮮で楽しい。





クチベニタケ





         




















不明菌
後で詳細予定。




 散策路の途中に、去年の秋には無かった倒木が道を塞いでいた。







その倒木の枝の先に・・・・







見たときは大きなウスヒラタケが沢山付いているように思えたのだが、今、思うと白っぽいツキヨタケだったのかもしれない。



 気温はそれほど高くないのだが、湿度が高いのだろう。歩いているだけで汗が流れて、いつものように汗びっしょりだ。



つづく。


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まだ、確認しなきゃならない。Aureoboletus 未記載種が出ていたので。     2021.09.04. (3)

2021-09-07 22:22:31 | きのこ など
              
オオオニテングタケ 幼菌




 午前中の観察でイエロータイプの Aureoboletus sp. に久し振りで出会ったので、さらに確認しなければならないことが出来た。
Aureoboletus sp. には、この2年ほど出会えていなかった。夏場の猛暑と少雨のせいだったのか、まったく姿を見せてくれてはいなかったのだ。
今年は夏場に長雨があって、気温もそれほど上がらなかったので出てくれたのかな。

 そうなると、水色の Aureoboletus sp. も何処かで出ているんじゃないか・・・。午前中にはその一か所を訪れたが空振り。午後は残る一か所へ。

 いつもの場所に車を停めて歩き出すと、早々にオオオニテングタケの幼菌に出会う。これからどれだけ育つだろうか。





ハタケシメジ
多分、違和感を感じる人も多いだろうけれど、毎年、この道の脇に出る。毎年、色が薄いハタケシメジ。




    





アルカリキゾメイグチ
また、黄色いタイプのAureoboletus かと思ったけれど、孔口の色が薄黄色。独特の匂いがした。





    
キクザキイグチ









        
        スオウシロオニタケ




 川沿いの道を離れて Aureoboletus sp. の出る斜面まで登ってみると・・・・











Boletus sp.
これも名前のない中型のイグチなのだが、沢山出ていた。



 先週から出始めていたのだろうか・・・・、ナラタケモドキのことを思うと、週明けから出始めたのだろう。
見事に外された・・・・。ブルーのアウレオは出たんだろうか・・・・

 斜面を広く歩いて探す。そして、それらしいものを見つけたのだが・・・・










       

多分、ブルーアウレオの老菌だろう。すっかり青みを失っているが微かにその雰囲気を残しているように思う。



 ブルーアウレオを一目見たいという人は何人かいるのだが、今年も案内することは出来なかったようだ。ゴメン。





クロコタマゴテングタケ











      
      スオウシロオニタケ






不明菌
傘が2cmくらいのイグチ









 また、汗びっしょりになって帰宅することにした。ツクバネノキの谷を通り、下ることにした。




        










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勤め先でナラタケモドキが出始めたということは・・・・     2021.09.04. (2)

2021-09-06 21:29:54 | きのこ など

ナラタケモドキ




 金曜の夜、帰宅しようと勤め先の駐車場へ向かう途中、枯れた木の根からナラタケモドキが出始めたことに気が付いた。
この季節に長雨が降ると一気にナラタケモドキが出始めるはずなのに、今年は出ないなぁと思っていたところだった。やっと、動き出した。

 翌、土曜日。特に早起きをしてということは無かったが、朝食の後、庭を一回りしてから、先週も訪れた山裾を歩くことにした。
車で北上する途中で、しばらく会っていない別荘の友人宅に寄ることを思いついた。友人宅の近くの林にブルーのアウレオが出ているかもしれない・・・





?アワタケかな・・・



 友人は別荘に来ているようだが、昼前で食事をしているのかもしれない。畑には出ていないようなので、コロナ禍でもあるから挨拶なしで、
林の様子を見ることにした。ブルーのアウレオの出ていた場所を歩いてみるが・・・・





    
ニガイグチの仲間
いろいろときのこの姿はあるけれど、目的のアウレオの姿は見えなかった。



 林を出て、径を隔てた隣の区画の様子も見ることにした。この場所は昔は別荘用に拓かれた山の斜面なのだが、2軒しか人が入らず、
山に戻ってしまった場所なのだ。











不明のイグチ
傘の径は10cmくらいある。傘の色は明るい茶色で大きなアミタケといった感じ。裏の孔口は大きくて、これもアミタケのようなのだが、
柄の先が黄色く色付いている。
思い出した!何年か前に、この場所で採取した未記載種のイグチだ。その時は、確か塩素臭のするイグチとしてブログに書いたように思う。






クリフウセンタケ
何故か、3つだけ出ていた。この近くにクリフウセンのシロがあったはずだが、長いことチェックしたことはない。別荘の友人に明け渡した積り。



 友人は別荘の中に居るようなので、ポストの前にクリフウセンタケを一つ、気が付くように置いて、山裾の森に向かうことにした。

 10分後、車を林道途中の池の脇のスペースに停めた。目の前の木を見ると・・・・





         

木の幹からにナラタケモドキが出ているじゃないか。



 上を見上げて合点が行く。




         

枯れてたのか・・・・、悲しいナラ枯れ。こんな景色を毎週見ていると気が滅入ってくる。



 森に入ると、1週間前とは違ってそこここの枯れ木、枯れ枝からはナラタケモドキが出たいた。しかも雨に叩かれて、採る気にはならないような状態だ。





        



 森の中を歩いて行くがナラタケモドキ以外のきのこの姿は少ない。











ミネアカゲシメジ
先週も撮ってブログにあげた。また、匂いを嗅ぐのを忘れた。最近、きのこの匂いを嗅ぐ癖が無くなっているみたい。



 これは?ひょっとして?




          





         
         Aureoboletus sp.  黄色いタイプ
久しぶりに出会ったような気がする。3年ぶりくらいかも。ブルーのアウレオには会えなかったけれど、イエローには会えた。




         





         
もうひとつ。まだ若いイエローのタイプ。黄色が鮮やかだ。



 近くに普通のヌメリコウジタケが出ていた。比較してほしい。




    
ヌメリコウジタケ  Aureoboletus auriporus (Peck) Pouzar









         

アンズタケの色ではないし、ベニウスタケでもなさそう。



ヤマボウシ


 昼も過ぎたし、一度、帰宅することにした。




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遅い昼飯の後、再度、近場のきのこ散策     2021.08.28. (3)

2021-09-05 23:24:55 | きのこ など

シロオニタケ




 朝から出かけたソライロタケ探索の結果があまりに悲惨だったので、帰宅して遅い昼食を摂った後、少し休んでから再度、出掛けた。
雨は十分降っているので、近場でもそろそろ、いろいろなイグチ類が出始めていても良いのだ。車を停めていつものように歩いて山の麓を歩く。
でも、予想に反してきのこの姿は少なかった。

 シロオニタケが幾つか出始めているなと思って、一応撮る。そして、次の白いきのこの前に行ってみると・・・・





Amanita sp.
これ、シロオニタケじゃない。傘の面についているイボが小さくて尖ってもいない。なんだろう・・・・


 その近くのは・・・・




    

これもシロオニタケではなさそうだ。スオウシロオニタケだろうか?5mの範囲内にみんな、出ているからややこしい。






ミドリニガイグチ






ベニイグチ
この辺りは定番のイグチ、午前中の山でも出ていた。




    
ミネアカゲシメジ
FACEBOOKで話題になっていたきのこ、やっぱり出ていた。




         




         
         クリイロニガイグチ









    
キクバナイグチ





アカヤマドリ






ママコナ



 きのこの姿は少なく、目当てにしていたAureoboletus sp. の姿も見当たらないので帰宅することにした。駐車場に戻る道を歩いて行くと・・・・




         

道に木が倒れている。それほど太い木ではないけれど、車で乗り越えた跡もないところを見ると、しばらく誰も来ていないのだろうか・・・・




         

ナラ枯れで枯れたコナラの木から枯れ枝が落ちて道の上に散らばっている。ナラ枯れで山はどんどん、荒れていくようだ。






手前のナラ枯れのコナラには沢山のシハイタケなどが生えていて、その遠景には松枯れの赤松の倒木が横たわっている。




         

コナラに巻き付いていたアケビの蔓が主を失って垂れ下がっていた。


この山もきのこが出なくなってしまいそうな予感がする。



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森の中から林道に出て歩く 山頂とソライロタケ     2021.08.28. (2)

2021-09-04 08:19:22 | きのこ など

シロイボカサタケ




 林道は日陰の中を緩やかに登っていた。下れば車を停めておいた場所近くに出るのは分かっていたのだが、結局、ソライロタケもホンゴウソウも
見つけられなかったので、帰るには物足りない気分だ。どこに通じる道かは分からないがそのまま上ってゆくことにした。

 


        
        アカイボカサタケ?  開いている・・・・



 途中、出会った人に「この道はどこに通じているのか?」を聞くと山の周回路だとのこと。それじゃ、歩いていたら元の場所に戻れるのかと思い、
安心して歩き続けた。周回路の割に道はどこまでも登っていて大丈夫かな・・・・、と思ったところで、径の左側に急な登り口があった。
どうも山頂へ登る道のようだ。もうかなり登ってきたはずだから直ぐに山頂に着くだろうとの予想・・・・




         
         キアミアシイグチ



 道は最初は日陰の中を階段状に続いていて、途中から岩が剝き出しになり強い日差しが当たるようになる。岩の上に先行者が置いたのだろう、
キアミアシイグチがひとつ。山頂は直ぐ、ではなかった。汗が滝のように流れる。ちょっとの散策の積りで車を出たので、水分を持ってこなかった・・・。






キアシヤマドリ



そして、山頂。





 
ほぼ、里山くらいの高さ
でも、暑くてしんどかった・・・


5分ほど休んでメールなど送り、下山。下りの岩場は鎖も掴む木もなく転げ落ちそうだった。













ツルリンドウ






アクシバの実




 道は周回路に出て、車も戻る途中・・・・





ソライロタケ


 小さなソライロタケに出会った。








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