今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

想像して見る、エントロマ ソライロタケを探せ!     2021.08.28. (1)

2021-09-03 21:48:21 | きのこ など

ベニイグチ




 友達から連絡があり、以前に同行した場所にソライロタケが出始めているから見てこい、との指令。ついでにヒナノシャクジョウも確認せよ!
土曜日は精神的にはお疲れモードだったけれど、いつものように朝の5時過ぎには目が覚めている・・・・、ほな、行ったろかという感じ。
朝9時には家を出て目的地を目指す。というより、天気が良くて気温が上がりそうなので早く家を出なきゃという気分。

 車を停めて取り敢えず、カメラだけ持って様子を見に行く。友達の話では駐車スペースから10mくらいの所に一つ、ソライロタケが出ているとのこと。
でも・・・・、何もない。気が付いたのは苔の上にマリモのようにカビに覆われた何かだけ。直径10cmに足りないくらいの大きさ。
そんなはずないと思って、径の反対側を見るとベニイグチが出ているだけだった。あのカビの中身がソライロタケ?

 一度、車に戻って荷物を持って来てから散策を再開した。










    
Entoloma sp.
よく分からない。検鏡をしない僕にはイッポンシメジの仲間だろうとしか言えない・・・




 細い雨上がりの道を歩きながらきのこを探すのだが、沢山出ているはずのソライロタケはさっぱり見つからないのだ。






Entoloma sp.
これはさっきのEntoloma とは違いそう。コンイロイッポンシメジの老菌じゃないかなと思う。もう少し、早く来たかった。





ベニヒガサタケ
赤い小さなきのこがパラパラと出ていた。





Entoloma sp.
これは何だろう?若き頃を想像するけれど・・・・





ソライロタケ
あ、やっぱり。遅かったんだ。



 高温、多湿の環境ではきのこは生長も早いし、あっという間にカビにやられてしまう。白くなってしまったイグチの仲間やカビだらけのきのこも多い。
ソライロタケ探しは諦めてヒナノシャクジョウを探すことにして、水が山から沁み出している辺りから山に入り込んだ。






ツルリンドウ  咲き始めている・・・・

















 ヒナノシャクジョウはちょっとだけ見つかった。自宅近くの場所と比べると発生数はとても少ない。












         






         




 自宅近くのヒナノシャクジョウの咲く場所で観察していたホンゴウソウと思っていたものが、どうやらウエマツソウだったようなので、
この山であらためてホンゴウソウを探そうと、細流沿いを辿って探してみたが何にも出会うことなく・・・・、別の林道に出てしまった。






キツネノカラカサ?




 合流した林道は多少、乾燥はしていたけれど、何かには出会えるかと思って散策は続けることにした。



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新聞に出ていたキヌガサタケの出る神社を探す      2021.07.17. (3)

2021-07-21 22:20:04 | きのこ など






 7月14日、LINEに3人から隣町の神社の竹林にキヌガサタケが出ている!という記事を知らせる連絡があった。
キヌガサタケが新聞になんて、大袈裟だなとは思ったけれど、隣町の神社なら場所を確認しておこうと思って出かけてみた。
この日、ソライロタケを見に行った後にもう一か所を歩いて帰宅してからだったから、神社に到着したのは午後3時過ぎ。

 まあ、新聞には神社の場所も名前も書いてあったくらいだから、今更、秘密にすることもないんだろう。でも、注意!この街には同じ名前の神社が、
少なくとも2つあるんだ。

 神社についてまずは境内を歩いてみるが何もない。ある筈の竹藪もない。あれ?と思って一度外に出て神社の裏に廻ってみた。
裏の疎らな林を歩くと・・・・




          
          ドクツルタケ・・・だろう。
干からび始めている。朝、歩いた杉混じりの林は朝方に雨が降ったようで、しっかりと濡れていたのだが、この辺りは全く降っていなかったようだ。





          




 それにしても、やぶ蚊が酷い。蚊除けを吹き付けながら歩くと小さいけれど、竹藪があった。





          
          Amanita sp.




 そこから少し進んで行くと、ここしかない!って感じの場所があり・・・・





          

あれ、これキヌガサタケのバラバラ死体じゃないか。。。。



 なぜ、このような姿になってしまったのかはさておき、隣町の神社の竹藪のキヌガサタケは確認できた。でも、来年また来るかと聞かれると・・・・
どうかなぁ・・・・、という感じ。



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梅雨明けの日、ソライロタケから始まって・・・・      2021.07.17. (1)

2021-07-20 22:11:18 | きのこ など






 この日のことは予告編でいきさつはもう書いたから、撮った写真だけ並べようか。撮った順に・・・

 後で気が付いたのだけれど、ここの状況を教えてくれたKさんは一番最初に出会った状態の良いソライロタケをそのまま、僕に見せようと、
ブログにアップするのを遅らせてくれていたのだ。ソライロタケは傘にちょっと触れただけで黄色っぽく変色してしまうから。
ブログを見た人が来てしまうことを恐れたんだろう。ありがとう・・・・





ソライロタケ
変色済み・・・、幼菌なのに・・・





アカイボカサタケ



径から少し、林の中に入ると・・・・





    





アカイボカサタケ




 また、径に戻り・・・・





















アワタケ・・・
径の山側の斜面に5㎝くらいのイグチがいくつも出ている。多分、アワタケ・・・・




 また、径の脇から山側に入り、細流に沿って登ってみた。














ヤマドリタケモドキ















entoloma sp.
キヌモミウラタケ?



 また、径に戻る。途中で斜面で滑って落ちた・・・・。





















ミドリニガイグチ




 径の下側の斜面に大きなきのこが見える・・・・






アカヤマドリ
傘径が25㎝くらいあるけれど、とても良い状態。以前なら持ち帰って網焼きにして食べるんだけど・・・・、知人へのお土産にして・・・・







近くに出ていた幼菌の方を自分用に持ち帰る。



つづく


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翌朝、昨日見つけたタマゴの正体を見に行く      2021.07.11.

2021-07-19 22:16:53 | きのこ など

タマゴタケ




 前日、帰りがけに見掛けたタマゴの正体をやっぱり確かめたくなって、翌朝も訪れた。で、やっぱりタマゴタケ。
思ったより育っていなかった。。。

 このところ、雨が降り続いているので、地面に落ちた枯れ枝には花が咲いている。






アシグロホウライタケ??






    
ハナオチバタケ
まだ、出始めだけど、雨が止んだらすぐに干からびてしまう・・・・。






ベニイボカサタケ







ダイダイイグチ



 きのこの姿は少なく、昼までには観察を終えて帰宅。昼飯後は家でダラダラ過ごそう・・・・。


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遅い昼飯を食べた後、再度きのこ探し      2021.07.10.(3)

2021-07-18 21:33:42 | きのこ など

ヤマドリタケモドキ




 山から戻ったのは午後の二時過ぎで、昼を食べずに待っていた妻は怒っていた。連絡は入れようと思っていたけれど、山は圏外なんだよね。
帰り道の途中で車を停めて連絡をしたが、帰宅してから何を食べたか覚えていない、素麺だったかな、何だったかな。

 一時間ほど休んでから再度、きのこの様子を見に行く。川沿いの道ではそろそろ、タマゴタケが出るころなのだが・・・・







せいぜい、傘の大きさは3㎝ほど。イグチの仲間・・・・





          
          ミヤマベニイグチ





                
                キイボカサタケ ピン暈け失礼
ようやくキイボカサタケに出会った。アカイボカサタケの薄い色の個体とはやはり色が違う。





    

イロガワリの仲間ですかね。傘の大きさは5㎝くらい。青変性強く、管孔はオレンジ色。



 タマゴタケは出ていたけれど、数は少なく傘はすでに開いていた。残念。




          
          タマゴタケ





          
          ノギラン



 車に戻る道で・・・・




          
          ワタカラカサタケ






タマゴタケのタマゴ
この写真でタマゴタケと分かるわけじゃないけれど・・・・、この場所は絶対、タマゴタケ。


 タマゴタケには微妙なタイミングだった。気が済んだので帰宅することにした。



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梅雨明けの日、ソライロタケから始まって・・・・      2021.07.17. 予告

2021-07-18 10:52:53 | きのこ など

ソライロタケ




 ようやく週末になり、去年、友達から教えてもらったソライロタケの様子を見に行くことにした。実はその場所でソライロタケが出始めている、
という情報も貰っていたのだ。朝食も早々に済ませ自宅をでようとすると、携帯には近畿地方は梅雨明けする見込み、とのニュースが入る。
確かに、晴れていて眩しいくらいだ。その後、30分ほどで目的地に着き、薄暗い過ぎ混じりの林の中の小径を歩いてきのこ探し。
この日は、この場所の散策後に、あと2か所を歩いて帰宅したのは午後4時だった。

 それでは、出会ったきのこを少し選んで予告編。












アカイボカサタケ
薄暗い杉林ということもあって、Entoloma sp. には多く出会った。この日は赤、白、橙、水色、紫系といったところ。














ヤマドリタケモドキ
環境的には大きく育つことはなさそう。






アカヤマドリ
大きく健康にそだったアカヤマドリ。25cmくらいあったかな。とても状態が良かったのできのこ好きな友人へのお土産に持ち帰った。





          
          ミドリニガイグチ








去年も出会ったホウキタケの仲間 沢山出ていた。






Agaricus sp.
この日はハラタケの仲間にも多く出会ったけれど、同じものかどうかも判断が難しかった。



 良く汗をかいた一日だった。


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ホンゴウソウを確認した後、キノコを探す      2021.07.10.(2)

2021-07-15 21:58:09 | きのこ など
 ホンゴウソウを見た後、山道を登りきのこを探した。正直なところ、この場所は秋にならないときのこは余り出ない。
だから秋以外にはあまり来ない場所なのだ。道の脇、急に下る斜面の端にきのこが出ていた。






中型のアマニタの仲間。


 アマニタの仲間は調べても分からないものばかりだから、抜き取るか、そのままにしておくかしばらく迷った。でも・・・・





          




 気を付けて抜き取ろうと思ったのだが、大きい方は柄の途中で千切れてしまった。薄い膜質のつばがあり、明瞭なツボはないようだ。
柄は白いが大きい方の個体は鱗片とまではいわないが、薄茶色のささくれがある。





          

傘の周辺には条線があり、傘につくイボは白かったり、茶色だったり。




    

これはキリンタケではないかな。正直なところ、これぞキリンタケというものを知らないのだが、イメージとしてはこれが近いと思う。



 結局、ま、いいか!ということになり、斜面を下る。






アカイボカサタケ
ちっとも赤くないけれど・・・・





            
            シロイボカサタケ







アカイボカサタケ




 これで、キイボカサタケが出ていればイボカサタケ三兄弟の揃い踏みとなったところなんだけど・・・・





          

これ、キイボ? アカイボ?


色が微妙。一年振りのイボカサタケで勘が鈍った感じで駐車場に戻って来てしまった。


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ある公園から始まるきのこ探し アケボノタケなど      2021.07.04.

2021-07-12 21:48:26 | きのこ など

アカイボカサタケ





 京都へキヌガサタケを見に行った翌日、Kさんからアケボノタケの出る場所を朝方に見に行くけれど、とお誘いがあった。
家でのんびりしたい気もしたが、折角、ポイントを教えてくれるというので出かけることにした。公園の駐車場に朝、9時半に待ち合わせ、森に入る。
最初のポイントではすっかり褪色して薄いオレンジ色になったアケボノタケの残骸を見た。

 それから細い道を登り、公園内を進んだ先の斜面の上下ににアカイボカサタケを見つけた。




    

アカイボカサタケにしては色鮮やかな個体・・・


 道の下側斜面にアケボノタケが出るというので探してみると・・・・





アケボノタケ
ちょっとくたびれているけれど、まだ色褪せてはいない。



 しつこく探していると、下の斜面にも出ていた。




            




 

スジオチバタケ




 結局、二時間ほどKさんに案内してもらって公園の中を散策してから別れた。Kさんは午後はきのこの観察会に行くらしい。
僕は公園の近くの園芸用品店に寄り、ヤフオクオークションで落札したセッコクを植え付けるウッドチップを探しに寄ったのだが見つからず・・・・
帰路にいつもの沢沿いの道を歩いてきのこの様子を見ることにした。

 車で30分ほど走り、いつもの場所に車を停めた。





タマゴタケ






コガネヤマドリタケ






アカイボカサタケ
公園で見たものよりは色がかなり薄い・・・・






タマゴタケ



 いろいろと出始めているが、まだイグチの類は見掛けない。来週くらいからは夏きのこの本番になりそうな様子だ。帰宅して・・・・






自宅の西洋ニンジンボク

また、西洋ニンジンボクの花が咲く季節になった。一年はあっという間に過ぎてゆく・・・・


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竹林から京都御所へ チャタマゴタケを探して      2021.07.03.(2)

2021-07-11 20:24:12 | きのこ など






 京都市内を走って京都御所へ向かう。ナビだけが頼りだ。確か御所の川側の通りの脇に駐車場があったはず。その近くの門から入ると、
以前、チャタマゴタケを見つけた場所はすぐ近くのはず。40分ほどかけて駐車場に入ったが、空いていた場所はとても狭くて枠内に入れるのに
随分時間がかかった。相変わらず、狭い場所への駐車は苦手だ。

 問題の場所へ行ってみたが・・・・、それらしい??個体は一つだけ。




    

らしくない姿、だけどチャタマゴタケじゃない?


 せっかく来たので周辺を歩いてみるが、キノコの姿は少ない。






コウジタケだろうか・・・






これもコウジタケかなと思ったけれど、粗いひだがわずかに覗いている。





キヒダタケだったようだ。



 Kさんは朝、早かったし、竹林の中はとても蒸し暑くてバテている様子。早々に退散することにした。昼飯抜きで高速で名神、中国道と
乗り継いで、13時には自宅近くのICに着いた。

 折角なので自宅近くのキタマゴタケの出る場所に案内する。




    






                  
                  キタマゴタケ





                  
                  ヘビキノコモドキ



 キタマゴタケは持ち帰ることを家人から禁じられているのでそのままにして帰宅した。



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お久しぶりです。再開はロングスカートのキヌガサタケから      2021.07.03.(1)

2021-07-10 08:14:51 | きのこ など

キヌガサタケ



 ほぼ、4ヶ月ぶりの投稿です。ご無沙汰でした。最近はこういうことが度々あるのですが、また、何人かの方から生きているのか、打診を頂きました。
大丈夫です。ちょっと、仕事とブログを併行して続けるには体力と気力が足りなくなっているのかな。でも、週末の散策はいつもの通り続けています。
でも、コロナ禍で遠出は少なくなりました。そのせいで、こんな出会いもあるわけなのですが・・・・


 この日、朝7時過ぎにKさんが自宅に来てくれて、車を乗り換えて京都へ。今日はKさんがキヌガサタケの出る場所を案内してくれることになっている。
キヌガサタケは自宅近くの小さな竹林にも出ることは出るのだが、宅地に近いせいか、夜のうちに開きそうなタマゴは持ち去られてしまうことが多くなり、
行かなくなってしまった。

 自宅から直ぐのICから高速に入り現地には約一時間で到着。意外なほど早く到着できた。この時間なら、キヌガサタケが出ていればまだ倒れてはいないだろう・・・
車を出ると驚くほどの湿気と暑さ。歩き出すと同時に汗が噴き出す。キヌガサタケが出ていそうな天気だが、心配は朝方まで雨が強く降っていたこと。
孟宗の竹林に入ってゆき、前週にKさんがキヌガサタケを見掛けた辺りを案内してもらうが、キヌガサタケの残骸が幾つか残っているばかり。
嫌な雰囲気が漂い始めたところで、倒れたキヌガサタケを見つけた。状態は良いのだけれど・・・・、この際、助け起こして撮ることにした。



              



 その後、周囲を歩いて探すが見つからず、でも竹林の中の溝を覗くと白くて丸い籠のようなものが二つ転がっているのが見えた。
籠の網目はずいぶん広くて、キヌガサタケのマントではないみたい。廻り込んで溝の中に入ってみると・・・・





カゴタケ
カゴタケだとは思ったけれど、今までに出会ったことのあるのはアカカゴタケだけで、何でこれは白いんだろう・・・、と頭が混乱してしまった。



              


 よくよく考えてみると、こいつは初見のカゴタケで、雨でグレバが綺麗に洗い流されていたようだった。



              
              クリイロムクエタケ?


 溝は幅が1mくらい。斜面を見て回ると5cmくらいの大きさのタマゴを一つ、見つけた。






筋が入り始めているけれど、これが開くのは明日か・・・・



 溝を後にして、広大な竹林の中を歩いて移動した。






こういう明るくて開けたところにはキヌガサタケは出ない・・・・、というKさんの説明つき。


 兎に角、蒸し暑い。汗が止まらない。昨夜の酎ハイが噴き出しているような・・・・。Kさんもバテているようだ。






歩いていると、竹林の奥に入り込む道があった。奥は薄暗くて竹が茂っている様子。入って行こうとするがKさんは休んでいるという。
何か見つけても呼ぶ必要はないという。こう暑くてはキヌガサタケよりも休憩の方が大事だ。


 さて、細い薄暗い道を進んで行くと幾つかの分岐の後、一段下がった竹林があり、一人、竹林の整理をしている人がいた。
挨拶をしてから、何をしているのか聞いてみると、生えてきた細い竹を切って来年のタケノコ採りに備えておくのだという。
その人の周りを見ると幾つかのキヌガサタケが出ているではないか。竹林の中に入って写真を撮っても良いか聞くとOKとのこと。






倒れたキヌガサタケの脇から今朝、展開したキヌガサタケ。グレバはちゃんと残っている。


 遠景に映っているキヌガサタケはちゃんと立ってはいるが、グレバは洗い流されていて薄黄色になっている。




              

急斜面に出ていたキヌガサタケもグレバは残っているが、上から落ちてきたキヌガサタケにマントを壊されていた。


 この場所だけで10個程のキヌガサタケが出ていたが、見ごろのものは少なかった。竹林の持ち主の話では最近、キヌガサタケの発生は増えているとのこと。
でも、今シーズンはもう、盛りは過ぎたようだ。





キヌガサタケ



 来年は盛りの時期に来て、林立するほどのキヌガサタケを撮ってみたいものだ。

 帰りは迷うことなく車に戻ったが、まだ10時にもなっていない。せっかく京都にきたのだから御所まで足を延ばして御所に行ってみよう。
運が良ければチャタマゴタケに出会えるだろう。


 
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河津桜、満開の頃 恒例のツバキキンカクチャワンタケ      2021.03.07.(3)

2021-04-17 10:13:30 | きのこ など

 ツバキキンカクチャワンタケ





 枝垂れ梅を見てから隣の野菜市場で買い物をして、帰路にいつもの山に寄った。恒例のツバキキンカクチャワンタケにご挨拶。




















育ち過ぎると、こうなっちゃいます。しまりのない姿・・・・、運動しよう。。




          







苦労して撮った割にピンボケ、失礼。













やらせ、です。






山の上から明石大橋を望む。


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トガリアミガサタケ       2021.04.03.

2021-04-05 21:13:36 | きのこ など

トガリアミガサタケ




 去年みつけたトガリアミガサタケの出る場所に行ってみた。遠目から見ただけでは分かりにくいきのこだ。
1週間ほど、雨が降っていなかったので駄目かなと思ったのだが、近づいてじっくりと見てみると結構出ていた。






分かりにくいし、まだ幼菌が多いので普通の人の目には留まらないだろう。













コナスビの後ろに・・・・











        








幼菌。ちゃんとした形に育つんだろうか・・・・











 幼菌はそのままにしておいた。誰かが見つけて採るか、そのまま朽ち果てれば胞子を飛ばして来年、また沢山出てくれるかも。






収穫
結構な数になった。



 さて・・・・





クリームパスタに
ベーコンを入れ過ぎて、モレルの香りが分かりにくい!失敗。




        

海鮮と玉ねぎとモレルを入れてスープに。こっちの方がずっと美味しい。


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県北のなめこ採りの翌週、なめこの様子を見に行く     2020.11.14.(1)

2020-11-19 22:21:24 | きのこ など
        




 前週、この尾根にやって来た時には立ち枯れのミズナラになめこの幼菌が沢山、顔を出していたのだった。
とても収穫できるようなサイズではなくて、翌週、友人が休みの日に来て収穫することになっていた。でも、その間、気温は高いのだが、
雨が降らず、4日後でもそれほど生長していなかったらしい。それでこの土曜日の収穫を託されていた。

 いつもであれば土曜日の朝は目が覚めていても、なかなか寝床から起き上がれず愚図愚図しているのだが、この日は義務感からだろうか、
何と朝の4時に目が覚めてしまい、幾らなんでも早すぎるだろうとゴロゴロしてたが、5時すぎには起き上がって着替えを始めて、6時には家を車で、
出ていた。それから一時間半ほど走り、降りて急な斜面を登り、辿り着いた立ち枯れのミズナラ。




        
        ナメコ




 やっぱり育ってない! 雨が降らないから・・・・、幼菌なので干からびはしないが育っていない。でも、これ以上は待てないので、
なめこの味噌汁級のものを収穫して帰ることにした。小さなものは残したので、雨さえ降れば育つだろう・・・・

 急斜面は登るのはまだ簡単だが、下るのは怖い。





        




 何とか無事に降りてきた。





        







今日は妻の車を借りて来た。



 まだ、8時半だ。このまま帰路につけば10時頃の納車に間に合うんだけれど・・・・、でも、折角ここまで走ってきたのだから、もう少し、
紅葉を楽しんでから帰ることにした。

 隣の谷筋の道に入り込み、奥へと進む。紅葉は進んでいるのだが、谷が深いのでまだ陽が射しこんでいない。車を停めてカメラを持って歩く。




        

立ち木にムキタケ?






ムキタケ
ちょっと、古いか・・・・、でも収穫して・・・。



 そのまま、川沿いの道を進んで行く。




        

気持ちよく晴れた。そして、立ち枯れの木には何かきのこが出ているように見える・・・・。





        














ムキタケ





        



 採れる場所のムキタケは収穫したけれど、高い場所に出ていたムキタケには手も足も出なかった。

 きのこは諦めて紅葉を楽しむことにした。。。














栃の紅葉























 この日は結局、10時には帰路について昼には自宅に戻っていた。


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久し振りに近場で やっぱり出ていたホンシメジ       2020.11.15.(2)

2020-11-17 22:22:28 | きのこ など

ショウゲンジ




 二週間ほど、近場の山を歩いていなかった。週末はなめこ探しに県北まで遠征したり、花を追いかけていたり・・・・。
最後に行った時にホンシメジが出だしたのを確認していたから、その後もホンシメジはきっと出ていただろうと思っていたのだ。

 ようやくその山を歩くことが出来た。といってもしばらく雨は降っていなかったので、その後、きのこが出たのかどうか確認するくらいで、
収穫があるとは思っていなかった。






今年は秋になっても少雨で、いつもなら山ほど出るショウゲンジの姿もほとんど見れない状態だったが、その後、ポツポツとは出たようだった。



 そして、二週間前にホンシメジの姿を確認した場所に行ってみると・・・・






ホンシメジ
大きく育っているが、その後、乾燥し始めている。






比較的、新しい個体



 上から見ると・・・・




        

二つ。




 周囲を歩いて探すと・・・・






大きいけれど・・・・





        

分かっていなければ、ホンシメジとは思わないような姿。






ホンシメジ
でかい。傘は15cmくらいある。














若い個体。



 結構、数が揃った。今晩はホンシメジの酒蒸しでもして酒を飲もうか。





        



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県北のなめこ採り、翌日      2020.11.08.(1)

2020-11-15 21:58:08 | きのこ など





 前日は早く寝たので最初に目が覚めたのは何と、2時だった。友人も目を覚まして時間を知って苦笑い。
自販機でビールを買ってきて二人で飲んで、また寝た。夜明け前に外を見た時は青空が見えていて、良い天気になりそうだと思ったが、その後、曇り。
朝飯を済ませてから部屋に戻り、片付けてから外に出たのは10時頃。のんびりした出発だ。




        




 宿は牧場内にあったのだが、隣りには小さなスキー場がある。こんなところに雪が積もるとは意外。
さて、これから何処に行くか・・・・。前日の県境付近の散策で、まだ、なめこ採りには早いという印象だったので、友人は最近、通っている場所まで
大きく移動したいと思っているようだ。こちらは新しい場所を探索することにも興味があったけれど、特に拘りもないので友人の意見に従うことにした。移動途中の峠越えの辺りで車を停めて・・・・





        





 ここから1時間半走り、沢沿いの道に車を停めて急な斜面を登る。友人は尾根筋を登ってから斜面を横にトラバースして行った先にある、
太いブナの倒木を目指している。そこになめこが出ているか早く見たいので急いでいるのだろう。遅れて後をついて行くのだが、尾根の上の立ち枯れの
ミズナラの木を見ると・・・・





        

あれ?



 登って行って、木を裏側から見ると・・・・





        

小さななめこが沢山、出始めている。慌てて友人に声を掛ける。



 二人で確認したが、収穫するには余りに小さいのでそのままにして、倒木を目指して進んだ。












ムキタケ



さて、目的の倒木には・・・・、誰かに採られた痕が残っていただけ。車を停めた時に2台の車が帰って行くのに出会ったのだった。あの人たちだったのだろうか。

 それで一気にやる気を無くして斜面を下ることにした。山は紅葉がとても綺麗で自分としては、もう紅葉狩りでもいいかなと思った。














斜面の遥か下には沢が流れている。













沢の向こう側の山も紅葉。



 気が付くと友人の姿はなく、独りで斜面を下っていた。仕方なく車まで戻ったが友人は戻っていないし、車のカギは掛かっている。
カメラを持って沢沿いを散策することにした。























 しばらく歩いて車に戻ってみると、友人が下って来るのが見えた。さらに斜面を探索していたようだ。そして、そのお土産の写真・・・・





        
        クリタケ






        
        なめこ






        

 転んでもただでは起きない。大したものだ。



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