今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

今度こそ山頂へ

2008-02-02 23:38:27 | Weblog

山頂からの景色

日本を高気圧が覆っているとの朝の天気予報だったが、青空は見えない。高気圧の勢力が弱く、午後には雨・雪も予想されていたが、先週、途中で登るのを断念した山に再度挑戦してきた。もっと早く家を出たかったが、グズグズしていて出発は昼を過ぎていた。
コンビニで弁当を買い、なんとなくチョコレートを買った。「キノコの山」を買ってしまう私。途中、幾つかのキノコに出会うが、これまでも何度か出会ってきたキノコたちだ。


センボンクヌギタケ
同じ所に硬質菌も出ている。



相変わらず、出ている。フェムスジョウタケ?


フェムスジョウタケ?

頂上まで、1.6kmとの看板があり、「毎日、会社まで歩いている距離と同じ。山でも1時間で十分登れるだろう」との思いは甘かった。何という傾斜だ。いつの間にか汗でビッショリになっていた。雪が残っていて、足元がすべる。

   

途中で、年配の夫婦がストックを片手に降りてくるのに出会った。道の状態から誰か先行しているとは思っていた。様子を尋ねると頂上まで400mの地点で道が悪く、時間も遅いので引き返してきたとのこと。多少、怖気づくが先に進んだ。
やがて、「頂上まで400m」の看板があり、ゼイゼイいいながら更に登り、「頂上まで200m」の看板に到達。やっと半分かとガッカリしたが、その後すぐ頂上についてしまった。どの看板がおかしいのか分からないが、途中で引き返した二人連れを思い出した。もうちょっとだったのにな。
狭い頂上には休憩所があるが、雪が残っていた。服は汗でビショビショで、直に体が冷たくなってくる。弁当を食べ始めたがゾッとするほど寒い。




頂上からの景色は良く、天気の良い日は明石海峡大橋が見えるとのことだが・・・。







休憩所の隣に、祠があり西光山神社とある。なんと、缶ビールが置いてあるではないか!このタイミングでのビールはgoodではあるが、お供え物を飲んじゃだめでしょう。




弁当を食べ終わり、辺りを見ていると遠くの山はところどころ雲がかかった様に見える。雪が降ってきたようだ。じきに山頂にも細雪が降りだした。急いで降りることにした。
登るときはあまり余裕もなかったが、下りながら周りを見るとウバメガシが主体で、それにコナラ、アカマツなどが混じった林が続いている。この山はウバメガシの自生地としては北限なのだそうだ。




下りは登りのようなしんどさはないが、雪で滑る上に傾斜が急で膝が痛くなった。周囲の木や草にぶら下がるようにして降りた。

車に帰り着くまでに、枯れたコナラにクヌギタケの類が出始めているのに出会ったが、高すぎて下からしか写真を撮れなかった。





クヌギタケsp.

車に辿りついて、時間を見ると3時間半程が経っていた。
家に帰り、風呂に入った。ああ、しんど。
コメント
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