去年のいつ頃だったかな、勤め先の育ち過ぎたコナラの木を何本か間引いた時に1mほどに切って自宅まで持ってきておいた。3月とかの中途半端な時期で、乾燥させてからきのこの菌を植えこむには遅すぎた。菌コマを売っている時期だったら無理してでも打ちこんで伏せておいたのだが。
仕方なく半年以上庭に放っておいた。ようやくきのこの菌コマを売る時期になったので知り合いからドリルを借りて菌を植え付けることにした。きのこだが、シイタケは定番で外せない。他にはヒラタケ、エノキタケ、ナメコは経験があるけれど、どれもコナラとはあまり相性が良くない。どうしようかなと思ったが、どうせ相性の良くないものしかないのなら初めてのものにしようと思って、タモギタケにした。
タモギタケの菌コマは近所では手に入らず、Yahoo で調達。注文してから2日後には到着したから便利なものだ。
シイタケはホダ木10本に400コマ打ち込んで、自宅西の日陰に平置きして、水を撒いて十分湿らせた後にシートを掛けて仮伏せした。4月末くらいまで伏せておく積り。ホダ木を半年以上置いておいたのでクロコブタケが出始めていてあんまり期待できないかも。
タモギタケはシイタケとは全然性質が違って、説明書によると高温多湿を好むらしい。自宅周辺では見掛けなくて、もっと寒い所にしか発生しないんだけどな・・・。ダメもとでコナラのホダ木2本に100コマを打ち込んだ。仮伏せは高温多湿のところで2カ月くらいが良いとか。高温多湿?真冬にそんなところあるわけない。仕方なく水をかけてからシートにくるんでビニールハウスの中に放り込んだ。晴れた日の日中にはかなり温度が上がるはずだ。こっちは3月位にはシートから出してみよう。
庭の椿