凄い寒波が日本を覆うので週末は大雪に注意して下さい、と天気予報で何度も話しているのを聞いた。日曜日の朝、起きて楽しみにカーテンを開けたのだが、やっぱり。雪なんか全く積っていなかった。というか、何これ!晴れてるじゃないか。
雪のほとんど降らない所に住んでいるとたまに雪が降るというと楽しみにしてしまう。折角のフルタイム4WDの車が役に立つかな、なんて考えてしまう。
庭に出て見ると、寒さだけはこれまでにない程だ。陽があたっているのにちっとも暖かくない。
シモバシラに霜
テレビを見ていると九州や広島では雪が随分降っているらしいし、徳島も雪らしい。近畿でも翌朝までには60cmくらいの積雪があるだろうと言っているのだが、外は晴れている。いつまでも家で炬燵に入っていてもしょうがないので、物置の中のダンボールや古新聞を捨てに行くことにした。回収箱の脇に梅の木が花を付け始めていたのを思い出してカメラも持って出掛けた。
坂を下る途中、遠くに見える千が峰が白くなっているのに気がついた。アソコまで行けば雪が積っているんだな。
ダンボールを捨ててから梅の花を見る。
この白梅は毎朝、通勤の時に見ているが、今年はちょっと前までの暖冬のせいか、咲き始めが例年より早かった。それが今度の寒波で長く花が楽しめそうだ。随分長いことEマウントのカメラを使わなかったら、マニュアルフォーカスの時のピント拡大の方法が分らなくなってしまって、いろいろやっているうちに体が冷えてしまった。
あぁ、それにしても何なんだ、この青空は。
帰宅して、庭の水仙の花を撮ってみた。今、庭で咲いている花は水仙だけ。
何とか、ピント拡大の方法を思い出したけれど、違う理由でフォーカスがなかなか合わずに嫌になってしまった。
その後、奄美大島でも雪が降ったというのに、自宅周辺では雪は全く降らなかった。これって、喜ぶべきことなんだろう、やっぱり。その夜、風呂場のシャワーが凍りついて使えなくなっていたことに気がついた。寒さだけは飛びきりだった。