今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

帰り道のいろいろ宿題  フシグロ?、ヒメビシ・・・     2019.06.01.(3)

2019-06-08 10:23:11 | 山、花、山野草





 帰り道に幾つかの宿題を片付けるつもり。
一つ目は、この間、クマガイソウを見た帰りにワラビとイヌワラビを山ほど採ってきたのだが、茹ですぎて全滅。
それで、ちょっとでも採って来ようと池の土手に行って見たけれど・・・・、草ぼうぼうで既に遅し。
シライトソウが空しく風に揺れていた。


 次の宿題は冬にこれも野池のほとりでみたナデシコ科らしきドライフラワーの正体を見に走った。それで、その土手に行って見る。
遠目には緑がなくて枯れ葉ばかり。それでも、近づいて良く見てみると





それらしき新芽が育ってきている。この件については結論はペンディングですね。



 池の中を覗いていると、ヒシの葉が浮かんでいるのだが、その下を大きな魚が何匹かウロウロしていて逃げようともしない。





ブラックバス
大きさは40㎝は越えているだろう。浅瀬に巣を作って産卵するのだろう。
最近はバス釣りファンはめっきり減ったようで、人気はない。バスにはここは楽園なのだろう。



 最後の宿題はヒメビシの様子を見ること。去年、紫陽花のころに大復活を遂げたヒメビシ、今年はどうなっているんだろうか。
30分ほど車で走り、池を覗き込んでみる。





ヒメビシとコバノヒルムシロ
どちらも珍しいものだけど、特にヒメビシはレッドデータブックAランク?


 でも、去年に比べるとほんの僅かしか浮かんでいない。






どうも、去年のヒメビシが残ったもののようだ。多分、これから水温が上がってくると底から新しい葉が伸びてくるに違いない。
こっちの宿題もペンディングといったところ。



 池の土手を見ると小さな花を付けた雑草がびっしり。











葉を見て、あっ、ハサミグサ?と思ったのだが・・・

 子供の頃、こんな葉の先を引っ張ってちぎると鋏の格好に葉が裂けるからハサミグサと呼んでいたのはこれだろうか?
帰宅して調べてみると、そのハサミグサは正しくはヤハズソウというもので、小さなピンク色の花を付ける。
じゃ、これは何だろうと思って雑草図鑑などを見ていると、コメツブツメクサ?クスダマツメクサ?
近縁だとは思うけれど、どうもしっくりこない。感じからするとコメツブとクスダマの中間位の大きさなんだけどな。
何年か前に北沢峠からの下り道で、これのもう少し大きいのを見てびっくりしたのを覚えている。





コメント
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