今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

ナカガワノギクを見に行く         2019.11.03.(1)

2019-12-02 22:22:34 | 山、花、山野草






 夜が明けた。目覚ましをかけておいたわけじゃなく、眠れなかった訳でもなく、南向きの部屋でカーテンの隙間から朝日が見えただけ。
でも、カメラを構えて撮ろうとするから偉いもんだ。もう少し前からカメラを構えていたのだが、部屋のガラス戸があまりに汚くて掃除してた・・・・。


 昨夜の露天風呂からみた漆黒の闇を思い出して、寝惚けながらも露天風呂に行って見た。風呂について裸になって露天風呂に浸かったころには、
辺りはすっかり明るくなって、眼前には太平洋が広がっていた。船は浮かんでいない、何もないただの海。湯船に一緒に浸かっていた人に、昨夜は暗くて
何も見えなかった話をすると、同じような体験をしていたようだった。その言葉は聞いたことのあるようななまりがあって・・・・、愛知県西部?

 早めに風呂は切り上げて部屋に戻り、朝食を摂りに行く。まあ、食事はあまり期待できないんだけど。海の見える宿の朝食は、やっぱり焼き魚が欲しいよね。
食後にバルコニーに出て景色を眺める。







8:30 陽が登っている







西側を観る。日和佐城が見えている。







ホテルの脇の小さな砂浜。ウミガメが産卵にくることもあるのだとか・・・・。パーソナルビーチって感じ。




 部屋に戻るがのんびりはしていられない。荷物をまとめて車に運び、昨夜、調べた那賀川の中流域に向かう。そして、一時間後・・・・






アキノタムラソウ
那賀川脇のキャンプ場の駐車場に咲いていた。夏場に刈り取られて、それから頑張って花を咲かせたんだろう。





ホトトギス
駐車場から那賀川の河原に降りる途中に咲いていた・・・・







さて、河原まで降りてきた。




 何処に咲いているのか見当がつかない。流れに近い場所の岩場まで歩いて行ってみると・・・・






ナカガワノギク
あっさりと見つかった。何といってもナカガワノギクの特徴は葉の形状だから。流れに抵抗しない細長い葉。。。















まだ、朝露が付いている。






アオヤギバナ







?野紺菊?







ナカガワノギク






          
          多分、キシツツジ





















          
          アオヤギバナ




 アオヤギバナは初めて見たので、沢山、写真を撮ってしまった。まだ、広い河原のほんの一部しか見ていないのだが、
目的の花には会ってしまったかも。。。




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国道195号          2019.11.02.(5)

2019-12-02 07:21:06 | 山、花、山野草
 桂浜を出発して少し走るが、日和佐までの道を決めるために停車して調査する。もう、午後の3時近いので道中、
それほど散策する時間も取れないだろう。それならばと、山側の道を探す。

 国道195号を走れば谷沿いの道で何かに出会えるかもしれないと思い、走り始めた。ただひたすら走る。山間部に入ると道は深い谷の上に
付けられているようだ。どこかで車を停めて谷川を覗き込んでみたいとは思いつつ、きっかけもなく走り続けた。

 道の脇のコンクリートの壁に何かが付いているのが見えて、慌てて車を停めた。何か・・・、が何であるかは分かっていた。でも、意外!





          
          ツメレンゲ
コンクリートの壁には苔が張り付いていたけれど、乾いてひび割れていた。それでも、ツメレンゲはつぼみを膨らませていたのだ。



 自宅の庭にもツメレンゲを植えた一画がある。イメージとしてはツメレンゲは乾いた土地が好きで岩の割れ目などに根を降ろす?
屋根の瓦の間に積もった土からも生える?

 そう思って、一番陽当りの良い場所に石灰岩を埋め込んでその間にツメレンゲを植えこんだのだが、今は消えかけている。
そんな場所は嫌いだったのだろう。コンクリート壁の下の側溝の蓋の上にも乾燥した苔の上からツメレンゲが生えていたので、
ちょっと、苔ごと剥がして持ち帰ることにした。帰宅したら、この場所をイメージして植えてみよう。

 さて、曲がりくねった道は続いていたが、しばらく走ったところで道の脇に黄色い花を見掛けて、また車を停めた。














シマカンギク
まさか、シオギクじゃないだろうとは思ってはいたが、妥当なところ。






ベンケイソウの仲間
ピンボケ失礼。ミツバベンケイソウではないようだ。














センノウの仲間のようだ。フシグロセンノウなのかな・・・・





シロヨメナ






コシオガマ
花は無くても何となく分かる。




 那珂川沿いの道を走りながら、陽は暮れた。何とか、宿に着いたのは19時過ぎ。荷物を車から運び、温泉に入らずに食事をする。







あぁ、海辺の宿に泊まったのにオマール海老が出るとは!



 今回の旅は、やはり計画が十分じゃなかったな。来年はしっかり事前に計画を立てなければ。

 食後、温泉に入ったが。露天風呂では波の音が聞こえていたが、外は真っ暗闇。明日の朝、入らなければ。




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