友達の後をついて、滝を見に行った。週初めの天気予報では週末は雨ということだったが、天気はまあまあ。
山道を登って行く途中には見覚えのある葉が見えた。
シソバタツナミソウとは思ったが、葉の三角形が尖っている?とか、こんなに茎が伸びたシソバタツナミソウは見たことないぞ、とかでペンディング。
滝に着いたが滝を見上げるのもそこそこに、岩壁に張り付く。何とか攀じ登ったところに、ちらりと見えた。
ハナゼキショウ
まだ蕾だが、開花はそれほど遠くないようだ。他には・・・・
イワギボウシ
友達はこれを見せてくれるために僕を連れてきてくれた。登るのはまだ良いが、岩壁を下るのは難儀だ。慎重に濡れた急斜面を下った。
フタリシズカ
そして、岩壁を見上げるのだが、張り付いた植物は遠すぎて良く分からなかった。イワギボウシが沢山張り付いているのは見えるのだが・・・・・
岩壁の写真を撮って、帰宅してから調べることにした。
帰宅後、写真を拡大してみると・・・・
イワギボウシに混じってハナゼキショウが沢山、蕾を付けていた。ユリのようなものも育っているようだが、葉の細さからすると高砂ユリだろうか・・・。あそこには誰も行けないだろう。何が咲くか、また来てみよう。
後は道の脇を眺めながら下っていく。
ミズタビラコ
? これが分からない。周囲に沢山あって、これまでも何度も見ているもの。
エイザンスミレ?
スミレはもう種を付けていた。そして・・・・
クモキリソウ? ジガバチソウ?
どちらも現物は見たことがないが・・・・ジガバチソウは葉に網目がはっきりするらしいので、クモキリソウかな。
葉をちらっと見て、花を付けていないネコノメの一種かとおもったが、
よく見ると・・・・、タツナミソウの仲間。
近くに・・・・
・・・・調査中
戻る道で随分と道草をしたが、ようやく車に戻り走り始めたところで、また停まった。見えたのだ。
マツオウジ Neolentinus sp. = Lentinus sp.
気が付くと、マツオウジの出る季節になっていた。もうすぐ、きのこの季節になる。
秋にはあまり見たことがありません。
マツオウジには2種類あるというひとがいますよ。
中るマツオウジと中らないマツオウジ、本当かな・・・。
でも、苦いマツオウジが出る場所と、苦くない場所があるのは事実です。
シイタケと同じ仲間ですが・・・・、やっぱりシイタケの方が美味しいですね。
これから、赤松の切り株や幹から沢山でだすでしょう。
松脂もしょうがないかも。マツオウジの飯ですから、赤松が。
オカタツナミソウかと思いましたが、、、違うんですね。
オカタツナミソウとは違うと思います。
オカタツナミソウには那岐山で会いましたので、そのうち写真をアップします。