今年は梅雨が明けてから雨がほとんど降らず気温が一気に上がったままだったから、夏きのこはほとんど姿を見せず、地面は砂漠のようだった。庭では冬に植えたドウダンツツジが葉を落とすほどに乾燥したくらい。
8月の終わりから台風の影響で雨が降ってもヤマドリタケモドキの姿はあまり見なかったのに、何と秋のきのこと一緒に出てきたではないか。いつもの山でサクラシメジとクリフウセンタケの出始めを確認してから帰宅する途中、国道の路肩に出ているヤマドリタケモドキを見つけ収穫した。動体視力を鍛えていた甲斐があったというものだ。
大きいもので傘の径が15cmくらい。柄の太さは5cmほどもある。刻んで干すことにしたが、切ってみると・・・・
全く虫が入っていない。ヤマドリタケモドキの独特の匂いが部屋いっぱいに広がった。
ネットに入れて干す
収穫した日の晩から雨が降り出し、昨日は9時頃から土砂降り。室内で扇風機を回しているが、なかなか乾いてはくれない。でも、まだ黴は生えていないから、何とかなるだろう。一緒に収穫したコウタケも干しているから、家の中は複雑な匂いが立ち込めている。
2日目でかなり小さくなってきました。
乾燥してくると香りが強くなってくるのですが、コウタケの匂いに負けて分からな~い。
何とか、無事に乾燥が進んでいるようです。ちょっと、乾燥品をお持ちしましょうか?
今日も扇風機で乾燥中です。
最後に天日でカラッと乾かしたいんですけどね・・・・。
台風通過後、再度網に入れて干し上げるといいかもしれません。
家ではコウタケはそうやって大量に毎年干していたら、家の中で干すのは禁止になりました(笑)。
この間の情報を元に戸倉峠辺りのナラ林できのこを探そうと思っていますが、来週まで忙しくて無理そうです。なんとかコウタケは見つけたいと思っています。
でも、今回のヤマドリタケモドキはあまりに状態が良かったし、
扇風機でゆっくり乾燥させたので、そのまま凍結乾燥したみたいに綺麗に出来上がっているようです。
まるで乾燥出来てないみたいに。
最後の天日の乾燥で仕上がりです。写真アップします。