アケボノソウ
このところ、雨が降らずどこも状況は悪い。行くところもないので親の顔を見に西へ。その途中、いつも立ち寄る森林公園に今回もよった。この時期は雨が多くても大した期待のできない時期なのだが、一応、標高は1000メートルで、ブナ帯でもあり何かは出ているんじゃないかと思っていた。
連休で、一番公園に近い駐車場は満杯だ。少し離れたところに車を停め、歩いていく途中、オタカラコウが咲いていた。
オタカラコウ
道の脇には小型のカラカサタケの仲間。
左:ワタカラカサタケ?
右:Lactarius sp.
左、ワタカラカサタケにしては少し大きいかな・・・、右、カラマツ林なのでカラマツチチタケだろうか・・・。
入り口の林を過ぎ、湿地を横切る道を進む。
この湿地では春から色々な植物が花を咲かせてきたが、今はオタカラコウ、そして長野でも沢山みた、ゴマナが沢山咲いていた。
ゴマナ
アケボノソウ
左:クロバナヒキオコシ(ピンボケごめんなさい)
右:ギンリョウソウ
雨が少なく、きのこが少ない中、これだけはそこらじゅうの切り株から出始めていた。
スギヒラタケ
そして、カラマツの切り株からは・・・
ハナビラタケ
雨が少なく、発生の途中で成長を止めてしまったようだ。もう、一雨来れば大きく育ちそうだけどな。
山に登る道の角に、目立つキノコが立っていた。傘の裏の部分が無くなっているが・・・、壷を覗きこむと二重になっているので・・・
ミヤマタマゴタケ
としておく。ハマクサギ・・・のツボがどうなっているのかは知らないのだ。
上り始めて暫らく行くと、ヤマイグチの仲間がかたまって出ていた。
Leccinum sp.
いつも困るのだが、これはヤマイグチでいいのだろうか・・・。全体に色が薄く、柄の黒い鱗片はないか、薄い褐色。傘の色も極薄い茶色だ。
こんな幼菌もあったから、やはりヤマイグチ?
その周囲には先月、少し咲き始めていたミヤマママコナが数を増やして咲いていた。
ミヤマママコナ
カラマツ帯では、そろそろハナイグチが出始めても良い頃なのだが、見つけることは出来なかった。やっぱり、雨が足りないよ。
つづく。
気象庁の過去データを常時ウォッチしてるんですが
岡山~鳥取の山間部でも雨は少ないです。
1mmの雨が7日間隔で降ってもどうしようもありません
困ったなぁ
もっと降らないと駄目ですね・・・。