日曜日は、新物の乾燥ヤマドリタケモドキを手土産に、町内のY邸を訪ねた。Y氏は僕が10年は通っているホンシメジのシロの近くに別荘を構えている知人である。毎週末、大阪からやってくる。挨拶をしてから周囲の山を一回り巡った。松混じりの雑木林にはアミタケがポツポツと出ていた。拾っていたら紙袋1つ分になったが、いささか、雑きのこは食べ飽きていたのでY氏にそのまま進呈した。
アミタケの他に目に付いたのがこれだ。
キリンタケ sp.
どこかでみたような、見てないような amanita だ。昨日、神戸S公園で見かけた大型の amanita と似ている。おそらく同一種だろう。
キリンタケに一番近いと思うのだが、これまでに見たキリンタケとは同一とは思えない。キリンタケ近縁種とするしかない、との意見を師匠より貰った。
その後、また、近くの定点(ということにする、これから)の様子を見に行った。このところ、雨が降っていないのできのこの姿はほとんど見かけなかった。また、草花の観察だ。
オカトラノオ
分らない木の花
湿原に向かう途中に綺麗な花が咲いていた。
ママコナ
湿原では相変わらずモウセンゴケが白い花を付けていた。
モウセンゴケとラン科の植物?
良く見ると、モウセンゴケの間に若いラン科の芽ばえが混じっている。これがサギソウなのかもしれないと思った。サギソウの開花までにはもう少し時間がかかるようだった。
帰ることにした。途中、ウツボグサが沢山咲いていた。
ウツボグサ
最後に晩秋にシモコシもでるポイントを見ることにした。シモコシがもう出ていたとの情報があったので、自分町のの山でも出ているかもしれないと思ったのだ。今頃ショウゲンジがでるくらい今年は異常なのだ。
なかった。その代わり、赤松の倒木からがっちりしたきのこがでているのを見つけた。
不明菌
最初に頭に浮かんだのはミドリスギタケだが、その近縁のきのこかもしれない。キサマツモドキにも似ているのだが何か違うような気がする。
この写真もきのこの先輩に送り、意見を貰うことにした。同定するのは難しいきのこのようだ。結局、サンプルを姫路科学館に送ることにした。分らないきのこが多すぎる。
紫の花は・・こうちゃんのことだからもう調べて判明でしょうか・・ムラサキシキブかヤブムラサキ、またはその雑種なのでしょうね。
ヤマドリタケモドキ、去年軸の網目が特徴だと教わったのでしたね。
ムラサキシキブ、葉っぱを見て、そうかな、と思ったのですが、そのまま調べませんでした。秋には沢山見ているのに、紫の実と黄色い葉は目に浮かびますが、花はしりませんでしたね。目立ちませんね・・・。