今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

2014年 白山登山 室堂散歩 続         2014.07.20.(3)

2014-08-16 23:41:47 | 山、花、山野草

ミヤマタンポポ



 室堂のサービスセンターでビールを一気飲みした後、ほろ酔い気分で外に出て散歩した。宿泊施設の周辺にもいろいろな、
花は咲いているのだが、室堂平の中でも植相が少し、違うような気がするのは気のせい?




ヤマガラシ
これ、低山の植物じゃないのかな。




ミヤマアカバナ



 センターを出て荷物を置いてきた分岐まで戻り始めた。やはり、道の脇にはミヤマクロユリの群生が続く。




 








 ミヤマクロユリの群生しているところには、オンタデも沢山伸び始めていて、やがて覆い尽くされてしまうのかな。







 ミヤマクロユリには一株に三つもつぼみを付けている株が幾つもあった。










こんな小さな株にもつぼみがついている。こういう高山植物は花を咲かす準備を整えてから芽を出してくるようだ。
雪が消えるのが遅くて開花時期の遅い高山植物の知恵なんだろう。


 大きな雪渓が見えてきた。












 面白いので雪渓の中を歩いてみた。雪面は固くて傾斜もないのでアイゼンの必要は感じない。



 



 4人のパーティーがやって来たので雪渓の中程まで歩いてきたら写してやろうと思って待っていたのだが・・・・、
アベック2組だったようで、じゃれていてなかなか進まない。




早くしろよな!



 また、登山道に戻ってハイマツの中の道を進んだ。もう、写真を並べておこうかな。



    




ミヤマクロユリ





カラマツソウ





ベニバナイチゴ
この蕊のところ、虹色に光っている・・・・
















アオノツガザクラもチラホラ























コイワカガミ





アオノツガザクラ





ハクサンコザクラ



























 今回見かけた唯一のコバイケイソウの花。




      

     まだ早いのか?今年は多分、不作の年なのだろうと思っているのだけど・・・・











ミドリユキザサ?



 そろそろ、室堂平も終わり。道は傾斜が急になってきたようだ。


つづく。






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2014年 白山登山 晴れれば気持ちも軽やか         2014.07.20.(2)

2014-08-15 22:25:55 | 山、花、山野草





 食事を終えてテントを撤収、といっても僕はサボって写真を撮っていたりして・・・。のんびりしている内にテン場には誰も居なくなっていた。
テントをそのままで軽装で山頂を目指す人が多いのだろう。室堂平への道は幾つかあって、人それぞれ。我々も、遅まきながらザックを背負って、
昨夜歩いた木道を進んだ。夕暮れの迫る中を心細い思いで歩いた道は、明るく爽やかだった。「遭難寸前」がうそのようだ。





 
 周囲はやっと雪が消えてコバイケイソウ、イワイチョウが芽を出し育ち始めているところ。所々に白い花が咲いているが、
ハクサンイチゲのようだった。




ミヤマクロユリのつぼみ


 天気が良いとこれだけ気持ちも違う。これで背中のザックが軽かったら良いのに。昨日からビール2L+αが減っているけれど、
昼飯用に水を1.5L汲んできた。ほとんどザックは軽くなっていない。友人と相談して室堂平の分岐まで行ったらザックを降ろして、
カメラだけ持って散策することにした。


 道は緩やかに登りだし、脇を雪解け水が流れていた。




コイワカガミ



 これは何だろう?





しばらく、考えてしまった。でも、少し進んでみて分かった。




キヌガサソウ
花も茎も同時に育って行くんだね・・・



 木道はなくなり、急な登り道が続いた。ちょっと停まって一休みだ。





古い木の根からマイヅルソウが花をつけている。


 南竜の馬場から室堂平まで標高差400m弱、登らなければならない。少し前には晴れ間が出ていたというのに、
天気は怪しくなってきた。白山はいつもこんな感じだ。










斜面の緑は濃くて、でも花はまだちらほら。このここは1、2週間で景色はどんどん変わってゆくだろう。



 雪渓を越えたアルプス展望台付近を歩くころには、また辺りは明るくなってきた。











ミヤマダイモンジソウ
これ、昨日観た覚えあり。写真、撮ってる余裕なかったなぁ・・・




?若いランの花




シナノキンバイの道









 そろそろ、急登も終わり。南竜の馬場を出てから2時間ほどが経っていた。


 室堂平に出て、昨日、横目で眺めながら通り過ぎたイワギキョウを撮った。












 友人は相変わらず元気。








 分岐まで歩いてから、道標の脇でザックを降ろした。




ミヤマキンバイ



 予定通り、麦わら帽子とカメラだけを持って残りは道標の脇の目立つところに置いた。懐かしい室堂センターに行ってみることにした。
途中の道の脇はミヤマクロユリが驚くほど沢山、芽を出して育っていたけれど・・・・











みな、小さなつぼみを付けている。これが満開になったらどうなんだろう。盆休みに来たときは盛りを過ぎて種が出来ていた。


 花盛りは7月末、8月第一週もいいのかな。次に来るときはいろいろかんがえなくちゃね。。






雲が切れて山が輝きだす。




マイヅルソウ



 ハイマツとナナカマドの向こうに室堂センターが見えてきた。


















 相変わらず、道の両脇はミヤマクロユリが一杯に芽吹いている。










凄いよね。。。



 ハイマツの下にはミツバオウレンとかミヤマキンバイが咲いている。









 ようやく、室堂センターに到着。





ミヤマキンバイ




ヤマガラシ
室堂センターも人里?違和感あるな。


 センターの脇にもいろいろと花が咲いている。僕らはまっすぐ、食堂に向かい・・・・生ビールを頼んだ。
「二杯ずつ飲もう!」。「一杯のんでからじゃ、駄目なのか?」。僕はどうしても2杯を一気に飲みたかった。両手に生ビールを持って、景色の見える窓際の席に行って、二人、並んで景色を眺めながら飲んだ。
喉が渇いていたから・・・、あっという間に飲んでしまった。そのあと、しばらく外を眺めていた。



つづく。


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2014年 白山登山 翌朝のこと         2014.07.20.(1)

2014-08-14 22:58:54 | 山、花、山野草




 昨夜は晩飯をテントの中で作り、焼酎を飲んで寝てしまった。友人も流石に疲れたのだろう、すぐに寝息をたて始めた。
そういう僕も間もなく寝てしまったが、夜中から雨が強く降り続き、雷も鳴りだした。テントの下が川になるんじゃないかと言うほど、
降っていたが、またいつの間にか寝てしまった。後で聞いた話だが、この雨で高速道路が通行止めになり、
別当出会に辿り着けなかった人が多かったらしい。


 翌朝、7時くらいに目を覚ましてトイレに行った。雨は止んでいたがまだ辺りは薄くガスがかかったような状態。





食事の用意をしている人、テントを畳んで室道平から山頂へ向かおうとしている人、様々だ。


 テントに戻り、朝食を作った。マルタイの棒ラーメンを3種類持ってきていたが、その内の一つ。それと、友人の持ってきた、
焼き鳥のレトルト。



炊事場で・・・


 食べ終わってから、歯をみがいたり顔を洗ったり。その後、テン場を散歩。





青いのが昨夜寝たテント。周囲はミヤマキンポウゲの花が沢山咲いていた。







 良く見るといろいろ、花が咲いている。




イワイチョウ




ミツバオウレン



 持ってきたコンデジは昨日、雨の中、1日写真を撮っていたのでレンズの中まで湿気が入り込んでしまった。
テントまでデジイチを取りに行く頃には靄は消えて青空が広がっていた。





見えているのは別当出会から室道に登る道だ。登山者が並んで登っているのが見えていた。



 要するに、この南竜の馬場は別当出会から登ってきてテント泊するには便利な場所なようだ。平瀬道からでは折角登ったのに、
かなり下らなくてはいけないし、道も悪く、時間もかかる。あまり良い選択ではなかったようだ。それに、ここは宿泊もできて、
一泊300円とか。ちょっとね。。。


 花の写真を撮る。




テガタチドリかな?やっぱり、ハクサンチドリでした。





これは、違う?






ピントを合わせていると、突然、タテハが飛んできてとまった。そして、すぐ・・・





いなくなった。





これ、ハクサンチドリかな?
ノビネチドリのようです。白山でノビネチドリってのはあまり聞いたことがなかった。



 写真を撮っていると、単独登山の若い女性が話しかけてきた。別当出会から一人、登ってきたらしい。山へはいつも単独行らしい。
「いいこと、教えましょうか?」というので、誘いに乗って付いて行くと、草原の中に一輪の花。





ミヤマクロユリ


 昨日から、このクロユリの花を独り占めにして楽しんだのだと、嬉しそうに話していた。これから、室道に登るらしいから、
きっとそこには山程のクロユリが咲いているに違いない。何も話さずにおこう。







 結局、このテン場で2泊して室堂周辺で遊ぼうと思っていたが、3日目がまた、ハードになるので、今日の内に花をゆっくり楽しみながら平瀬まで下ることにした。


つづく。



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台風の置き土産         2014.08.12.

2014-08-14 00:25:10 | きのこ など

コガネキヌカラカサタケ



 10日の日曜日、前夜遅くに四国に上陸した台風が、昼前に瀬戸内海を渡り切り、赤穂に上陸した。自宅は赤穂の東、50kmくらいだろうか。凄い風と雨になった。それでも午後には明らかに風が弱まり、台風が過ぎていったことが分った。

 
 それから2日、仕事に行き、最後の日の夕方の7時、仕事を終えて外に出ると、芝生からコガネキヌカラカサタケの幼菌がふたつ出ていた。







 これから、きっと沢山、この周囲に出てくるだろうけれど、これから5日間は盆休みだ。傘の開いたところも観たかったけれど、多分・・・・。




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2014年 白山登山 誰もいなかった分岐、不安な道中         2014.07.19.(3)

2014-08-12 22:54:13 | 山、花、山野草

 ミヤマオトコヨモギ
 


 カンクラ雪渓の道標を過ぎて、少しの間は開けた稜線を進んだ。




ミヤマクワガタ

 
 この辺りはもう少し後には、いろいろな花が咲いて綺麗な所なのだが、まだあまり咲いていない。確か、この辺にと探してみると・・・・




タカネマツムシソウの蕾





ヤマブキショウマ





キバナコマノツメ










オオヒョウタンボク




 午後6時を過ぎた。もう、室堂平は近いはずだ。この調子では夜道を歩くことも覚悟しなければと思い始めていた。














 やがて傾斜は緩やかになって、室堂平に入った。這い松の中を進んで行く。樹下にはいろいろと花が咲いていたりするのだが、花を楽しむ余裕もなく・・・・・










コイワカガミ、ミヤマキンバイなど・・・




 ようやく、南竜の馬場への分岐に到着した。ここで友人は待っていると思ったが・・・・・、誰も居なかった。ここで休憩すると伝えておいた筈だが、人影はない。分岐が分らずに直進したのだろうか、それは考えにくい。先に南竜の馬場へ下ったのだろう。そう信じて先を急いだ。もう、休憩している余裕は無かった。


 はっきり言って、焦っていた。この先を進んで友人が道を間違えていても、南竜の馬場の宿泊施設には着けるはず。暗くなる前にどうしてもそこまでは行かなければ・・・・






室堂平から下り始めた先に見えたのは・・・・・?白水湖?



 白水湖から登り始めて、また白水湖に向かって下ろうとしているのか・・・・、これが準備不足の理由・・・。









 ようやく、アルプス展望台に着いた。ここは3年前だったか、室堂から下る途中で立ち寄った場所だ。







ここにも友人の姿は無かったけれど、もう前に進むしかない。ここから先は初めて歩く道になる。標高差にして200m程。距離にして1.5kmくらいだったと思う。


 少し休憩して、傾斜の急な荒れた登山道を急ぎ下った。辺りは薄暗くなってきたが、まだ下れる、と思った時、目の前に雪渓が広がっていた。進む先がはっきりしなかったし、踏み跡もほとんど分らない。道を間違えたのか・・・とも思ったが、雪渓の先に旗らしきものが見えたので、足を踏み出したのだが、滑って転倒。五十肩が痛んでしばらく動けなかった。


 さらにもう一つ、雪渓を渡り進んだ所で木道に出ることができた。






もう、7時20分を過ぎている。


 木道は随分と長く続いていて、南竜の馬場の宿の灯りはなかなか見えてこなかった。でも、途中、辺りがほんわりと明るくなり、空を見ると・・・・






雲が切れて青空が見えて、夕焼けの空が広がっていた。


 明日は晴れるのかもしれない。でも、今はそれどころじゃない。

 木道は続いていたが、いつザックを降ろして懐中電灯を出そうかと考えていた。もう、友人がどうしているかを考える余裕はなく、明るい内に南竜の馬場に着くことしか考えていなかった。


 やがて見えてきた灯り。急ぎ、南竜の馬場の受付に向かった。引き戸を開けて中をみるが・・・・、友人は居なかった。まさか・・・とは思ったが、受付の人に誰か来なかったかと聞いた。すると、少し前に一人来てテントを張りに行ったという。途中で、連れが肩を痛めて遅れたので、その後で迎えに行く積りだと話していたらしい。やはり、バテた僕を気遣って先に行ってテントを設営してくれようとしたのだろう。


 慌てて、テン場の場所を聞いて向かう。辺りは既に暗く、懐中電灯を点けて木道を戻り、分岐を雪渓の方に進んでテン場に着いた。テン場にはすでにテントが20程は張ってあった。大声をだして友人を呼んだが返事はなかった。気がつくと、友人のテントの色さえ知らなかった。そりゃ、まずいな・・・。仕方なく、ザックを降ろし受付まで戻って、テントの場所を聞いた。小屋の前で板敷きのあるテントらしい。それらしき青いテントを見つけて、中を覗くと見覚えのあるザックが転がっていた。


 その中に自分のザックを入れ・・・・、思案する。状況から考えて、そんなに遅れて歩いていたとは思えない。木道は一本道だから何処かで出会っていた筈だ。であれば、僕が受付に行って話をしている間にテントを張り、僕を探しに戻ったに違いない。ここで、僕が動いては更に分らなくなるばかり。雪渓の前の小高い所に座りこんで木道の先の斜面を眺めていた。雪渓で足でも滑らせて落ちなければ良いけど・・・・。


 随分と時間が経ったように思うが、遠くの斜面に小さな灯りが見え隠れするようになり、少しずつ下って来ているように思えた。懐中電灯をグルグルと回して合図すると、それに応えているような気がした。それから、かなりの時間が経ってから友人はテントの前に現れた。お互い、言いたいことはあったけれど、もう8時を過ぎている。


 登り始めてから飲むことを忘れていたビールを2人で飲んだ。テントの中でいろいろとツマミを出す。晩飯は何を食べたのだっけ・・・。焼酎も飲んだ。そして、反省。夜は初めて使うマットと寝袋で寝た。枕も買って来たのだがザックの何処に入れたか分らず、仕方ないので靴を枕にして寝た。


 相変わらず、いい加減にしやがれ・・・な1日だった。疲れた。マジで焦った。


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2014年 白山登山 悪戦苦闘・・・・         2014.07.19.(2)

2014-08-11 23:03:08 | 山、花、山野草

 



 もう登り始めてから5時間になる。空は一時は明るくなって晴れるかと思ったが、雲が厚く覆っていて雨がパラパラと降り続いていた。登り道の木の陰になった辺りの下草は・・・・









ゴゼンタチバナとか・・・





ツマトリソウとか、ズダヤクシュ




 時々、きのこ。





Hygrocybe sp.







雨は時々、本降りになったりもするけれど、汗かきなのでレインウェアを着る気にはなれなかった。



 そういえば、雨だというのに麦藁帽子を被ったままだ。雨避けに麦藁帽子は具合が良い。





ハクサンチドリ





ヨツバシオガマ











カラマツソウ




 登山道の山側の斜面を見ると・・・・









ベニバナイチゴ
8月に来ると、大きな赤い実がなっていて、花はほとんど残っていない。今は花盛りだ。




    
イワカガミ






この辺りは少し前まで雪に覆われていたようだ・・・・





ノウゴウイチゴ







陽の当たる斜面を見渡してみると、ニッコウキスゲの蕾やハクサンフウロ、カラマツソウ、イブキトラノオなどの蕾が沢山。花の盛りは2週ほど後なのだろう・・・・





ハクサンフウロ





ニッコウキスゲ




 そして・・・・





キヌガサソウの群生
























花盛り、もっと綺麗に撮ってあげなければいけないのに・・・・、ごめん。











サンカヨウ




      





グンナイフウロ





ハクサンフウロ




 体力は限界に近い。友人は先を歩いている。僕は写真を撮りながらゆっくりと登るしかできない。





イブキトラノオ























何だっけ・・・




 突然、目の前に小さな雪渓が現れた。どうってことない雪渓なのに、足元がふらついていて臆病になってしまう。









ミヤマカラマツソウ





クロトウヒレン



 カンクラ雪渓に着いたのは歩き始めてから6時間後。もう午後の5時を過ぎていた。バテた。いつもなら荷物を降ろして雪渓脇の花の写真を撮るのだが・・・・・、時間の余裕がない。








 先を行く友人には、今日の宿泊地、南竜の馬場への分岐点で休憩すると伝えておいた。




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2014年 白山登山         2014.07.19.(1)

2014-08-10 23:12:10 | 山、花、山野草




 去年は6月から大山に二度登り、すっかり自信喪失。仕事が忙しかったこともあって、夏山を登ることが出来なかった。今年登らなかったら、もう登れなくなるような気がして、友人と早くから今年はまた、白山に登ろうと話をしていた。相変わらず、脚力には自信がなくて往復が疲れるから、山で2泊して山上の花を飽きるまで楽しもうと思っていた。友人はというと何故か、テント泊がどうしてもしたいらしく、結局、山で2泊3日のテン泊登山をすることになってしまった。


 山でのテン泊は憧れだったけれど、テントに寝袋、食料、水まで持って登らなければならないので、無理だと考えていた。だから、登山用のテントは持っていない。結局、友人はテントとそれを入れて登れる大きなザックを用意して、山での料理なんかも考えていたみたい。


 僕は自分のできることをするしかなくて、テントは友人に背負って貰う事にして、寝袋とマットを用意した。その後、突然のように仕事が忙しくなり、登山に出掛ける前週の日曜まで何も用意をすることができなかった。日曜には、山で食べる食材を探しに行き、食材と夜の酒の肴などを買い込んできた。天気予報では週末の天気はあまり良くないようで、友人からは次週に延期できないか、との打診もあったのだが、次週はスケジュールが埋まっていて変更は不能。


 結局、先行き不安のまま金曜の夜になり、34Lのザックに持って行くものを放り込み、眠りについた。翌朝、実は起きそびれてしまった。目覚ましの設定を間違ったらしい・・・・。友人の家には30分遅れて6時に到着だ。それから、山陽道から中国道、そして名神高速をひた走った。途中、東海北陸道の荘川ICを出てから、食材とアルコールを調達して平瀬道の登山口に着いたのは11時半頃。


 その日の内に登るか、明朝登るかを着いてから決める積りだったけれど、自然と行ける所まで行こうという事になっていた。登山口にはかなりの車が停まっていたが、今思えば大した数じゃなかった。10台くらい?皆、朝から登っているだろうから、登山口には人影はなかった。




3年振りの登山口から白水湖の方角を見る。


 元気一杯の友人は50Lのザックに荷物を詰め込み、準備完了。





ちょっとヤバイ荷物じゃない?



 僕はいつもの35Lのザックのまま。レインウェアと寝袋、マットと最低限の着替えと食料を詰めたら、スペースがなくなってしまった。友人は荷物が多いのでビールは諦めたようだった。仕方なく、僕はザックの左右に保冷バッグをぶら下げて登ることにした。片側にビール1Lと水1本ずつ。空いた所に昼飯。ザックを背負うとずっしりと肩にくる。五十肩が最後までもってくれるか、心配だった。友人も普段は持たないストックをダブルで持っている。


 昼には覚悟を決めてゆっくりと登山口のアーチを潜り、平瀬道の最初の急登を登った。登り切った辺りの思い出の場所。






この場所は最初に単独で登った復路、土砂降りの中を下る時に池のように水が溜っていた所。



 やっぱり、きついな。






ダケカンバの姿が多くなってきた。





ズダヤクシュ  変な名前。
花は終わっているようだ。





ツクバネソウ



 登山口から2時間登り続けて見下ろす景色の中の白水湖。






随分、小さく見えるようになった。



 それから、また1時間、登った。ザックの前にデジ一眼カメラをぶら下げているのだが、荷物が重いのと天気が雨模様なのとで、コンデジだけで写真を撮った。






 まだまだ、先は長い・・・・。




    
左:シロバナニガナ
右:ハナニガナ




エゾノヨツバムグラ
オオバノヨツバムグラか迷ったけれど、葉が丸い様子からエゾノ・・・・とした。





マイヅルソウ



    
左:マイヅルソウ
右:ツマトリソウ





オオバノミゾホウズキ





ハナニガナ





ニッコウキスゲ
三年振りかな・・・・





ヨツバヒヨドリ





白水湖を望む・・・・





モミジバカラマツ






アラシグサ




 流石に応えてきた。ザックの重みが肩にかかる。五十肩には応える。ストックにも力が入らない・・・・





キヌガサソウ  一輪だけ・・・・






オオバミゾホウズキ




 尾根道はまだまだ、続く。







ちょっと空が明るくなってきた。そろそろ、登り始めてから四時間が経過。



 先を急がないと。明るいうちにテン場に着かなければ。。。



つづく。



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そろそろ、ヒオウギの季節かな?        2014.08.03.

2014-08-07 21:36:58 | 

 ヒオウギ



 きのこ探しをやめて車に戻り、帰ろうかと思ったけれど、そろそろ、ヒオウギが咲く頃なことに気がついた。雨が降っていたけれど、近くのヒオウギが沢山植えてある場所に寄ることにした。


 例年に比べると花数は少ないような気もするが、タイミングはぴったり。














 何となく異国情緒を感じるような花。好きだなぁ・・・・









      




 車に戻り、今度こそ帰宅。いや、途中でラーメンが食べたくなり寄り道。体に悪そうだなとは思ったが、入院中、退院したらラーメンを食べに行こうと思っていたので・・・・。背脂はやめておいた。


 その後、帰宅して庭。





オミナエシ



 オミナエシが盛りだ。随分大きく育っていて、僕の背丈と同じくらいになっている。








 何で、突然殖えたのか分らないが、今年の庭のアクセントになっている。調子にのって、オミナエシの近くにフジバカマの園芸種を3種類買って植えたのだが、ちょっと植えるのが遅かった。秋までの内に株を大きく育てて、来年に期待しよう。





ノリウツギ



 こっちも今が花盛り。これはどんどん大きくなるので、花の後は枝を切り詰めてしまう。



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久し振りに、外を歩く        2014.07.25-08.03.

2014-08-06 22:55:41 | きのこ など
 金曜日の10時に退院してから、自宅に戻った。ほんの1週間しか経っていないのに、随分久しぶりのような気がした。庭の植物は伸び放題で玄関まで歩くにも、木の枝が張り出していて巧く歩けないほど。家に入ってから、冷やしておいて貰ったプレモルを飲み干した。あぁ、久し振り。その日はゴロゴロしたり、テレビを見たりしてのんびりと過ごした。


 その翌日の土曜日、大人しくしているのも限界だ。朝、DIYに行って良く切れる鎌とつなぎの作業服を買ってきた。天気は小雨が降っていたけれど、つなぎに着替えて庭に出て・・・・、邪魔な庭の雑草や木の枝を片っ端から切り落とし、刈り取った。直ぐに汗でびっしょりになったけれど、水分の補給も十分に。。気を付けた積り。まあ、安静にしているのが普通だとは思ったけれど・・・




シロホウライタケ



 日曜日はちょっときのこを見に行ってみた。雨が降っていたからきのこが沢山出ているんだろうと思っていたのだが、少し歩いてみて驚くほど、きのこの姿が少ないのに気がついた。




      
      アキノタムラソウ? その仲間



 毎年、チチタケが沢山出る辺りを見てみると・・・・





チチタケ
もう、沢山出てしまっていて、その一つを採ってみるが、乳もでない状態。収穫は諦めた。











毎年、名前が良く分らないきのこ




 きのこはすっかり諦めて、雨の降る里山をのんびりと歩いていた。でも、歩けることが嬉しくて・・・・。雨に濡れた山は薄暗く、実際のところ空も厚く雲に覆われていて夕方のようだ。ふと、斜面を見ると傘が2-3cmくらいもあるハリガネオチバタケが沢山でているのに気がついた。





ハリガネオチバタケ



 一つ一つが大きくて、姿が綺麗だ。























ハリガネオチバタケ



 もう、これで十分。山を下り始めた。




    
クロコタマゴテングタケ






薄緑色のベニタケ科・・・・、候補はアイタケ、カワリハツ、そしてクサイロハツだね。でも、このきのこの傘には条線がある。三つのきのこの中でその特徴を持つのは、クサイロハツだけだ。



 車を停めた場所に着く少し前に、斜面に白いきのこが出ているのに気がついた。





コトヒラシロテングタケ



    



多分・・・・



 その後、病院にいた時から食べたかったラーメンを食べに行った。何となく、体に悪いような気がして、ラーメンを食べながら、水をコップに4杯も飲んだ。




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長くて、短い日々       2014.07.25-08.01.

2014-08-05 23:41:33 | その他
 ベッドに横になりながら、何度も、何度も何があったのかを思い出そうとしていた。寝ているのか、起きているのかも分らない。後から、そういえばそんなこともあったな、と思い出すこともいくつかあった。それをまとめて書きとめておこう。


 のぞみが17:35、定刻通りに新大阪に着いた。荷物を持って下車してプラットホームに降りると違う車両に乗っていた同僚の姿が目に入った。階段を降りた所で、在来線に乗り換える同僚と別れて、中央出口から外に出た。そこから階段を下り、御堂筋線の改札のある階まで降りた。その途中、カバンが重いので左手から右手に持ち替えようとしたのだが、うまくいかなかった。でも、高速バスの時間まで10分弱しかないから我慢して歩いた。


 地下道は蒸し暑くて、人も沢山歩いていた。急いでいるせいもあったのかもしれないが、妙に歩いている人とぶつかることが多くて不思議に思ったような記憶がある。金属製の手摺のあるところで、かばんの重みでバランスを崩してよろめき、そのまま倒れてしまった。倒れてゆく自分を認識していながらそれを防げない。倒れている自分に気がついているのに、起き上がることが出来なかった。周囲から、「無理して起き上がっては駄目だ。しばらく横になったままで。」という声が聞こえた。


 しばらく横になっていたが、バスの時間が迫っていた。何とか起き上がり、先を急いだ。まっすぐ歩いている積りなのに、左側の壁に肩が当たった。おかしいなと思って壁を見ると半円形の柱が壁から出っ張っていた。地下道の突き当たりを左に階段を上って、高架下のバス停に到着。何人かがバスを待っていた。辺りは六時前にしては妙に暗く感じたのは気のせいなのだろうか。やがてバスが来て並んだ人達が乗り込んで行く。僕も乗ろうとしてステップに足をのせた積りだったが、バスの階段に頭から突っ込んでおでこの辺りを強打した。騒然とする周囲。僕は眼鏡がバスの中に飛んで行ったのを見ていた。


 多分、僕は照れながら自分で起き上がったのだろう。通りすがりのおばさんが後ろから僕を支えてくれていた。僕は眼鏡を探してから、まだバスに乗る積りでいたのだが、その叔母さんは僕を羽交い締めでもするかのようにして、放してはくれなかった。バスの運転手が降りてきて眼鏡を拾ってくれたが、レンズが一枚外れていた。でもそれはバスのステップのところに落ちていた。胸のポケットに入れて一安心。


 その時、大きなサイレンの音を鳴らしながら救急車がバスの前に停まったのだ。バスの運転手が呼んだらしい。そして、乗る人は・・・・、自分だった。「頭は打ったけれど、もう何ともないから・・・」そう言ったのだが、救急隊員は質問をしながらも、僕の体を観察しているようだ。「左の足が動かしにくいようですが・・・・」とか、「体を支えようと手でバス停に掴まろうとしましたね」とか。どこから来て、いつ頃から体調が変になったのかなど、聞いている。その内、バスは行ってしまった。途方に暮れる。


 救急隊員は脳梗塞を疑っている。それは勘で分る。発症からの時間を予測しているのだ。もし脳梗塞なら、発症からの時間が予後を大きく左右するからだ。隊員は、救急車に乗れと言う。僕は自分に麻痺などが感じられないので躊躇っていた。何度か、押し問答をする内に、隊員は「病院で検査だけでもしてもらいましょう。何もなければ帰れば良いから」と言った。それは理にかなった意見だ。それに発症から多分、まだ20分と経っていないだろう。かくして、僕は生れて初めて救急車の車上の人となった。バスの中でいろいろと聞かれたり、家族への連絡先を教えたり、血圧を測ったり・・・・。家族へは携帯で自分で連絡をしたが、誰も出なかった。






生まれて初めての経験なので、車中で写真を撮って見た。やはり麻痺などはなかった。


 起き上がって、大阪の町中をサイレンを鳴らしながら突っ走る救急車でのドライブを楽しんだりした。不真面目だとは思ったけれど。。。やがて、天六の病院に到着しストレッチャーに横になったまま中へ運ばれた。一応の診察、採血などを終えてすぐにMRIとCTの検査に向かう。ストレッチャーから病院の移動用ベッドに移る時は、よく病院物のテレビで見るように、二人かな、四人かな、「イチ、ニッサン」て掛け声をかけて移してくれる。


 測定が終わって救急の病室に戻る時も「イチ、ニッサン」なのだが、女性看護師が自信なさそうにしていたので、「自分で移ります」といって移ったら、MRIの技師が目を丸くして驚いていた。戻るとすぐに結果の説明があり、梗塞の跡が二ヶ所あるという。「今は痺れなどはないようだが、今後のことは分らないからすぐに入院して下さい」とのこと。これで万事が休した。そのまま、着替えさせられて4人部屋の病室へ。


 しばらくして、兵庫県から家族はやってきて恐る恐る僕の顔を覗きこんだ。でも、正直なところ、何ともない。気がつくと腹が減った。無理もない、昼にカツサンドを食べてから何にも食べていなかった。あれ、もう一年くらい会っていない次男が来ているじゃないか。こんなことでもないと会いに来んとはけしからん奴。そとは丁度、天神祭で賑わっているようだ。時折、花火の上がる音も聞こえてくる。


 看護師さんに腹が減ったから何か買ってきてもらって良いかと聞くと、良いという。何でも良いのかと聞くと、以外にも何でもOKらしい。じゃ、たこ焼き。と言ったが無視された。




暗くてピンボケ



 家族は夜中の12時頃に帰って行った。バイバイ。







 同室の3人はいずれもかなりの重症らしい。しょっちゅう、看護師が来ては世話をしてゆく。僕はと言うと点滴バッグを3つぶら下げて寝返りも打てずに寝転んでいた。夜中も点滴バッグの交換とか、滴下速度のチェックなどが数時間おきに続いた。目が覚めたら歩けなくなっていたりして・・・・






翌朝、病室からの景色。


 結局、朝も痺れや麻痺はなく、何とも実感が湧かない。さて、一日の食事を紹介。



    
朝飯、8時頃。衝撃の粗食だ。心臓食だそうだ。
野菜の茹でたものは、何と味付けがない。




    
昼飯、12時頃。朝よりマシだが味が無い。





晩飯、6時ごろ。昨夜の弁当が嘘みたい。何でも食べて良いというのは何だったのか・・・・



 週末は宿直の医師しかいないからと月曜までの入院には同意したが、粗食と点滴バッグの交換のみの日々だった。そして待ちに待った月曜日が来たのだが退院の話はなく、これから何が原因なのか調べるためにいろいろと検査をするとのこと。まず、採血をして、それから心臓エコー、不整脈があるかもしれないからとホルター式心電図計を装着して24時間連続測定をした。これ、電極が痛くて寝返りできないんだよね・・・・


 翌日は、またMRIとCTの測定。頭だけじゃなくて、腫瘍が脳梗塞の原因になることがあるらしいので、腹部も測定。血液検査では腫瘍マーカーも計った。それらの結果はだいたい木曜日には出揃っていて、先生から大まかに説明されたが、結局、何処にもほとんど異常がなくて原因は分らなかったらしい。でも、それで金曜日の朝、退院と決まった。




      
     いつも友達の点滴バッグ君



 昼はPCを出して仕事。入院中だというのに、メールはどんどん来る。社から書類を持って人も来る・・・・。







 夕食後、今日は2人が部屋を出ていきガランとしている。これがこの病院での最後の夕方。




何となく、感傷的になってしまう。



 そして、最後の日。朝5時に起きて点滴バッグをぶら下げながら廊下を歩いた。




      


 日中はリハビリの人達で賑やかな廊下なのだが、ひっそりとしている。








 朝の八時になり、点滴バッグを外す時間になった。













 これで自由にトイレに行ける。その後、家族が迎えに来てくれ、医師の説明を聞き退院した。清算でびっくり。8日間入院すると、かなりヤバイことになると思い知った。健康診断にしては高くついたかも。






あばよ。病院。長いようで、思い出そうとすると短い8日間だった。


 でも、原因が分らんと言う事は、何に気を付けたらいいのか分らないということだ。それも困ったもんだ。



 ヘルパーさん、これ内緒にしてくださいね。



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とても暑い日、山口出張。そこから始まった・・・・       2014.07.25.

2014-08-04 22:41:55 | その他
      



 とても暑い日だった。前日も暑い日で、天気予報では西日本では熱中症に気をつけるように盛んに言っていた。今日は山口に出張の予定だが、新幹線で新山口まで行ってから車で大学に向かう予定だから、暑くたってあんまり関係ない筈。


 朝、自宅を出たのは7時半頃。高速バスの駅に行ってバスを待っていた。まだ気温は上がってなくて気持ちが良い朝だった。新大阪までバスで行く予定だったが、大阪市内は混んでいたので千里ニュータウンで地下鉄に乗り換え、新大阪に到着。やがてのぞみがやってきて・・・・




9:45 のぞみ 博多行き

あ、新幹線って車両から顔出せるんだったのか。



 それから約2時間程の間、PCに届くメールの処理とか今日の打ち合わせの資料に目を通した。車窓の景色は・・・・





海と工場地帯が見える・・・・






新山口も近い・・・・






綺麗に晴れた。外は暑そうだ。


 やがて新山口に到着し、改札を出た。





初めて降りた駅。記念に写真を撮る。



 大学まで連れて行ってくれることになっていた営業所の人の車を見つけ、30分ほどのドライブをした。医学部の前で降ろして貰ってそのまま、打ち合わせ。一時間と少しの打ち合わせをして大学を出た。この手の仕事は大抵、丸一日を使うのだが、仕事をするのは長くても2時間ほど。まあ、しょうがないけど、時間を無駄に消費するものだ。

 帰路は車で運んではくれないので、ローカル線の駅までタクシーで移動して・・・・




宇部新川駅






一両だけの電車に乗り込み、新山口まで30分ほど各駅停車の旅をする。


 暑かった、でも何とも懐かしいような、のんびりとして楽しい旅だった。そして、新山口の新幹線のホームに戻ってきた。









新幹線はこっちから来るのかな・・・・




ガラガラ 隣の席にビールを置いて・・・・お仕事。





午後の4時 帰路につく



 
 午後の5時過ぎに車窓を見ると・・・・






海の向こうに見えているのは淡路島だろう。姫路辺りだろうか。









 あと、少しで新大阪に着く。高速バスの時間までは約10分ほどだから、十分な筈だ。


 バスにさえ乗れば一時間と少し後には、自宅で冷えたビールを飲んでいる筈だった。




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ビチャビチャと雨の降る日、久し振りに山を歩いてみた 2014.08.03.

2014-08-03 23:02:47 | きのこ など




 雨が降り出したのは金曜日の夜からだったが、それからずっと降ったり止んだり。遠くに居る台風の影響何だとか。でも、きのこは驚くほど少なくて・・・・、傘の径が2㎝位もある、ハリガネオチバタケが沢山でていたくらい。



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その2日後 2014.07.16.

2014-08-02 23:26:35 | きのこ など





 また、仕事場の庭で朝と夕方。このイグチ、幼菌過ぎて分らないけれど、やっぱりコウジタケかな。





アイタケ



 アイタケは今年は、沢山出たようだ。













 この日は良く晴れて、日中は気温が上がった。





仕事場からの眺め 山田錦が順調に育っている・・・・




 夕方、また、Boletus Auripes の様子を見てみると、












小さなものが沢山出ていた。雨が降っていないので多分、大きくならずにカビの餌食になるものと思われる・・・・
ポルチーニならば、収穫しごろのサイズなんだけどなぁ。見ているだけで、おいしそうなきのこだけど。





Boletus Auripes

誰か、食べたことのある人、いないかな。。








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今年も会社できのこ 2014.07.14.

2014-08-01 18:12:27 | きのこ など




今年も、勤め先の庭できのこが出始めた。朝、駐車場から仕事場へ向かう道の土手の上。じっくり、観ていないから何とも言えないけれど、クロハツかな。その脇にはカビに侵されたイグチが白くなって立っていた。そのイグチは何だったのか・・・・





コウジタケ




 朝の気温が上がる前だから・・・・





キツネノハナガサ
生き生きしている。



 さらに進むといつものアイタケ。











アイタケ




 その反対側の植え込みの下には沢山の・・・・












朝から採集しているわけにはいかないな・・・・




 その日の仕事を早目に終えて、明るいうちに外に出た。朝とは違う道を通って駐車場に。その道の左側に椎の木の林があって、樹下が苔に覆われている。





Boletus Auripes 幼菌






テングツルタケ




 それから、毎年、ここにどっさりと出る奴。











Boletus Auripes
このキノコ、食べたという話を聞いたことがない。世の中には物好きがいるから、その内、食後のレポートが届くんじゃないかと期待している。



 椎の木の林をでて、車に向かう途中に綺麗なきのこを発見。





アカヤマタケ?
手に採って見なかったけれど、今、写真を見てみると僅かに黒変しているような気がする。



 久し振りのブログ。訳あってアップが出来なかった。その間にいろんなことがあったけれど、ボチボチとアップしよう。




コメント (2)
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