カラダよろこぶろぐ

山の記録と日々の話

奥多摩で筋肉痛^^;

2007-05-01 | ヤマのこと

GW前半は奥多摩へキャンプしに行ってきました。
キャンプなんてはるか昔20代の頃にしたきりで、今更するとは思っても見なかったのですが、
とある目的達成の為、やはり練習しないと、ということで
まずは普通にキャンプ場で一泊となりました。

とはいってもいきなり重たい荷物を背負ってでは厳しいので(練習になってない
朝一でキャンプ場にテントを張り、余計な荷物を降ろしてから
御前山へ向かいました。

当初の予定では川苔山へ行く予定だったのですが、設営に時間がかかり、
バスの時間に間に合わなくなり御前山へ変更しました。
 
境橋から登り、惣岳山~御前山ではカタクリ達に出会え、とりあえず満足。
二年前にも来た事があったのでルートを変えてきたのですが、
やっぱり結構キツイ登りだった

お昼を食べて、鋸尾根経由で奥多摩駅へ直接下山しようと進みました。

4/28、天気予報では「荒れ模様」とのことでしたが、
やはり途中から雲行きが怪しくなり、とうとう雨が降り出しました。
仕方なくレインスーツを着込んだら、向こうの方でゴロゴロと雷の音。
早く下山したい気持ちで一杯です。

ところがルート選びが悪かったのか?歩けど歩けど進まない感じ。
やっと大ダワに着き、林道と鋸尾根の分岐。
一度歩いてみたかったので、ちょっと嫌な予感はしたのですが鋸尾根を選びました。

軽い露岩の尾根道を進みますが、雨はやんだけど今度は強風
よろけない様に足元踏ん張りながら下山するのも、楽ではありません。
高所恐怖症の私は、かなりな臆病者なのか?ほんの少しバランスを崩したら落ちる
という箇所が本当に苦手で、そんな場所を通過するときはめちゃくちゃ冷や汗
でも置いてきたテントがもっと心配この強風で飛ばされてるのではないかとドキドキです。
ダブルドキドキで気ばかり焦ります。

歩けど歩けど町が見えないよぉ~、疲れたよぉ~ と、
ヘロヘロになりながら、やっと最後の愛宕神社のなが~~い階段を降り、
(←下から見上げた階段)
6時間半の歩きを終え、奥多摩駅へ下山したのが17:00でした。
下山予定は15:00、2時間もオーバーしたので秋だったらやばかったです。

キャンプ場へ着いたら心配だったわれらのテントはなんと無事
朝から来ていた隣のファミリーさんがてっきり張りなおしでもしてくれたのかと思い、
「スイマセンでしたー」と挨拶に行くと、
「全然ビクともしてませんでしたよ!アライテントだもんね」
と褒めてもらって嬉しかった(私が作ったテントでもないのに)

ヨレヨレなカラダを早く温泉で癒してあげたくて、荷物を降ろし、
サンダルに履き替えて、着替えを持っていざ温泉「もえぎの湯」へ。
こんな時、温泉のありがたさが身に染みます。
いつも混んでる温泉だけど、さすがに17:00過ぎは空いていました。

お昼に食べたきり水以外何も取っていなかったので、おなかもペコペコ。
その後はキャンプ場の若者たちのバーベキューを横目に、
(←これは闇パスタ?)
ビールさえあればOK!な私たちは簡単アウトドア料理をガツガツ食べ、一日を終えたのでした

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翌朝はもう4:00頃から廻りは賑やかです、何人もの人が出発していきました。
(←私のお家はど~れだ?)
私たちはゆっくりと支度をし、
昨日の天気がウソのように真っ青に晴れた空を見上げながら朝食を食べ、
あまりの疲労にストレッチすらしないで寝てしまった足が、
かなりな筋肉痛になっていたことに気づき、後悔。
ま、ストレッチしたところで無駄だったでしょうけど。
これくらいの山歩きで筋肉痛になってしまう自分が嫌になります。
全然進歩してないじゃんっワタシ
がっくりでした・・・

これ以上の山歩きはGW後半にひびくので、鳩ノ巣渓谷散策だけにしようと、
奥多摩駅から帰りがてらハイキングコースへ。
(←画像中央右端にカヤックの人たち)
数馬峡橋あたりではカヤックをしている人達もいて、なんて気持ちよさそう!
奥多摩は何度も来ていましたが、渓谷歩きは初めて。
あまりのキレイさにうっとり、すがすがしい清涼感がたまりません。
痛い足も少し忘れられました。

途中「ぜひ見て行って」と地元の方に言われ「白丸ダム」の魚道を見学。
螺旋階段を下りなきゃいけなくて、「筋肉痛で・・・」
と言ったら申し訳ないので、我慢して降りた(笑)
 (←これが魚道)
お魚には会えなかったけど、フムフム、勉強になりました。

そろそろお腹もすいてきた頃、「日帰り入浴⇒徒歩40分」の看板発見!
こりゃー今日も温泉だとすぐさま元気を取り戻し、先へ進む。


木に手書きのようなほっこりした文字の看板だったので、
さぞかし素敵な温泉なんだろう、と期待して着いた先はなんと
国民宿舎 鳩ノ巣荘
いかにも昔ながらの国民宿舎、という面持ちで林間学校を思い出す、
懐かしい雰囲気だった。

【日帰り入浴とランチセット¥1900】
というのが出ていたので即決でお願いする。
宿のお風呂は狭くて殺風景だったが、他に誰もいなくて貸切。
きもーーち良く汗を流した後、食堂に用意されていたのは
「東京シャモのそばすきランチ」

年配の板前さんが作ってくれたシャモすき汁のおいしいこと
またしても昼間からビールが進む
行き当たりばったりなのにおいしくて、気持ちよい体験ができて大満足でした。

まだ15:00前だったので、電車は混んでないと思ったら甘かった。
奥多摩駅から満席で到着した電車。
1時間に2本だから仕方なく乗り込み、立ったまま寝る
その後青梅からは座れたので、新宿まで爆睡

楽しい休日だったけど、階段を下りるのに掛け声がいるほどの筋肉痛に。
(実は前回の御前山でも超筋肉痛に悩まされた)
自分はいつになったらあの景色に会いに行くことができるのか?
この年になってからカラダ鍛えるのは難しいものなんだと、
しみじみ思い知らされたGW前半でした。


でも人生まだ先は長い。
がんばるぞー!(懲りない私)