カラダよろこぶろぐ

山の記録と日々の話

近くの低山【高柄山】

2009-01-12 | ヤマのこと

山梨百名山の【高柄山】へ行って来ました。

【1/11】新宿⇒四方津駅⇒高柄山⇒上野原駅⇒新宿

今日はどこへ行こうかな?と。
前日が会社の新年会で飲みだったので、早起きできない・・・
そんな訳でゆっくりでも大丈夫な近場を探し、駅から駅までの「高柄山」をチョイス。
目的は温泉(鉱泉)だったのですが・・・


「JR四方津駅」が」スタートです。
京王線めじろ台あたりではきれいに富士山が見えていました。
ここで降りたのは私たちを含む2組のみ。
目指す方向へは誰もいません。静かな山歩きになりそうです・・・

金曜日に降ったらしい雪が路面を凍らせ、取り付きまでの民家の道は
カリカリに凍っていました。
すれ違う地元の方に「山に行くの?!元気だね~」と声をかけられ・・・


駅から徒歩30分ほどで登山口に到着。
以前行った「倉岳山」への道ととても雰囲気が似ていました。
同じエリアですからね。


薄暗い樹林帯では霜と雪が混ざった感じのサクサクな登山道。
所々トラロープの細い道を進んでいきます。
日がさして明るくなるところは気持ちがいい。


時々開けて右手に「扇山」方面が見えます。

たいして急なところもないのですが、小さなアップダウンが結構あります。
予想外に雪も多くて、途中日影のトラバース道は苦手なので、軽アイゼンで歩く私です。

「御座敷の松」を越えたあたりからガーガー音がしてきて・・・


林道工事中?なんと山のど真ん中がまっ二つ!道が作られていました。(画像上部)
こんな山中になんでまた????
なんだか興ざめな光景でした・・・


おかげで登山道らしきものは消え、無理やりなところを歩かされる感じに・・・


一端林道に出て、また登り返すとそこは「大丸山」


ここは眺めが良く、左手の山の向こうには多分新宿?高層ビル街が見えていました。
写真には写っていませんが肉眼でははっきりと見えていました。

一休みして今日のピーク「高柄山」目指します。


1時間ほど歩き、急登りを登ると・・・頂上でした。
ここで今日初めての人に出会います。それほど静かな山でした。
山頂は狭いですが眺めは良く、正面が「生藤山」右手(木の陰?)に「陣馬山」


こちらは丹沢方面。あの高いのが蛭ヶ岳あたりかな。


ここで昼食にします。左手の白く雪をかぶっているのが「鷹ノ巣山」
右手に御前山が見えます。
全て先にいらしたかたに教えていただきました^_^;じゃないと解らない。
残念ながらここからは富士山は見えません。

ここまで駅から3時間もかかっているので、先を急ぎます。

山頂からは雪がいっぱいついた急斜面を下っていきます。
しかし・・・このコースホントに小ピークが多く・・・

下っては登り返し、そしてまた大きく下り・・・の繰り返し。
まるで・・・「秩父七峰縦走路」を彷彿とさせます!


「新矢の根峠」にはりっぱな東屋がありましたが・・・
旧道は通行止めになっていて、また地味な急坂を降りていくのですが・・・
右手に金網が合って鹿よけ?と思っていたらなんと右手はゴルフ場・・・


(白と緑のコントラストは・・・ゴルフ場。トホホな気分)
ゴルフ場のおかげでとっても遠回りさせられているような登山道が続き・・・


道標はあちこちにあり、道に迷うことはなさそうですが、
地図には合ったのですが「御前山山頂直下までの急な登り返しと急下降」で・・・
その後も杉並木の暗い道を小さくアップダウンを繰り返し・・・
展望も全くないし、平坦なところはないし、気の抜けない細い道の繰り返しでもう、いい加減・・・

飽きちゃった・・・

★★★★

山頂から2時間もかかってやっと林道に出ました。


凍った車道を歩くこと10分くらいで今日のお目当て「つるや鉱泉」
全く普通のお家のようです。
先に電話で確認しておきました。
温泉?沸かし湯なこの日帰り入浴は、¥700。土日は一日中OKなようです。


民宿のようなところ。優しい女将さん、お風呂は一つだけ。
私たちしかいなかったので貸切となりました。
普通の家庭のお風呂の少し大きい感じのお風呂でしたが、下山後すぐに入れるのはありがたいですね。


ゆっくりしたところで、となりの座敷(これも普通のお家の一部屋)で
ビールを頂きました。お漬物のサービスつきで大瓶¥600。良心的。
ここのおかみさんにも「よくこんな時期にあるいて来たわね~」と言われてしまいました・・・^_^;


いい気分になってまた、凍った道を駅まで。
徒歩25分くらいで上野原駅です。


桂川を渡る背後に見えたのが多分通ってきた「御前山」
夕日がきれいでした。

山に来て「アップダウンが多すぎてヤダー!」なんて言ったら、じゃなんの為に来てんの?と言われそうですが(笑)
正直なところ、この山の良さを発見できなかった今日の低山ハイクでした。
時期を変えてきたら気持ちの良い歩きができるのでしょうか?
山梨百名山の選定の基準はドコ・・・?(あくまで私目線です)