2012.5.4(金)~2012.5.6(日)奥秩父へ。
GW後半しか山に行けない我が家。当初は西へ遠征の予定で新幹線や宿など予約済だったが、
残念ながら天気予報は雨~不安定とのこと、悪天候で十万円近くかけるのももったいない・・・。
第二予定の北アテント泊も不安定な天気では力不足、と全ての予定を直前キャンセルした。
さて・・・どうしよう。
天気予報を眺めると、後半初日の5/3は雨だけど、その後は晴れマークの多い地域は・・・山梨県。
以前から一度行って見たかった山もあることだし、交通費もさほどかからないし、
何よりもし天候が悪化しても下界まで40分、大好きな山で宴会して温泉入れればそれで満足、
と富士見平のテント場を目指すことに決めた。
友人のJちゃんA君もこのGW後半、初めての奥秩父縦走を予定していたが、初日の雨で断念。
ならば、と計画的バッタリ?で同じ時間の中央本線に揺られ、韮崎駅下車。
もっと混んでいるかと思いきや、やはり天気予報のせいか?バスの列は短く、
我らは8人乗りのバスで8:50時刻前に出発。
いつものバスルートではない「みずがき山自然公園」側を通って「瑞牆山荘バス停」に30分以上も前に到着。
約半年ぶりのテントザックは重たかったが、テン場までたったの50分。
昨年から?再開された「富士見平小屋」本当にキレイに改装されててビックリしました。
オーナーさんにこれからの天気予想を伺い、テントを張って軽く腹ごしらえし、瑞牆山へと向かいます。
前日の雨で川が増水していないか?ちょっと心配だったのですが、
水も澄んでいて渡渉も問題なし。
我らは二度目の瑞牆山、Jちゃん達は初めてとの事で先輩ぶって先を進みます。
韮崎駅でポツポツ降っていた雨も、オーナーさんの仰るように晴れ間が覗いてきました。
結構登ってきたぞー。良い眺めです
その後も岩を登ったりくぐったり梯子を昇ったり・・・
山頂直下の一部分だけ前回同様アイスバーンになっていました。
13:30、着いたよー!瑞牆山頂!
おおっ、このアングル、忘れもしない2009年の初めてのテント泊縦走の時と同じ。
ここから見える金峰山の雪と、未知の行程が不安でビビッてたっけ。
こちらは小川山の尾根。
あっさり記述の方位盤と大ヤスリ岩。
ここまでの登りはやっぱり遅くてちっとも進歩してなかったけど、
怖くて手前までしか立てなかったこの山頂から、立ったまま大ヤスリ岩を覗けたこと、
高度感に少し慣れたみたいでちょっと嬉しかった。
八ヶ岳方面、何層にもなった厚く黒い雲・・・
この雲が一時的なものだとこの時は思っていた。
山頂のシャクナゲもまだ蕾が固い。
晴れたり曇ったりだけど、天気が悪化しないうちにテント場に戻りましょうか。
来た道を戻ります。
それなりに慎重にきたつもりだったけど、ビールに気を取られ、気が緩んだのがいけなかったのか?
最後の最後に来て、濡れた大岩の斜面でズデーン!
「いだーーーっ!」
すってんころりんなんて、そんな優しいもんじゃない、右のお尻を強打で悶絶
悪いことは続くもので、その後右のお尻をかばいながら歩いたせいか?
まさかの2回目ズデ~~ン!!(笑)
今度は左のお尻を強打
転んで右のオシリ強打しちゃったぜぇ~
だから左のオシリも強打してバランス取ったんだぜぇ~ワイルドだろぉ~
・・・って笑えないほど痛かった・・・声も出ない・・・
自分でも「これはまずい」と思うほど過去に経験のない痛さでした。
とっさの動作で変な転び方をしたので腕も痛い、腰も痛い、なんだか全身痛い・・・
明日がメインの今回の山行なのに・・・嫌な予感。
でもお腹はペコペコ。
お尻を擦りながらテン場に戻り、担いできたビールを水場で冷やし、
チーズフォンデュやらサラダやら焼きそばやら・・・〆はお好み焼き。
途中18:00過ぎに雨が降り出すまでは外で宴会、のんびりテント泊1日目は暮れていきました。
翌日へ。