カラダよろこぶろぐ

山の記録と日々の話

あまちゃん始まりました!

2013-04-05 | イワテケン



北三陸鉄道・・・北三陸駅。

2012年の秋、所用でダンナの故郷に帰省したときのこと。
いつもの「久慈駅」に降り立った私が目にしたふしぎな光景。
この日はダンナがいなくて一人だったので、ビックリしてそばにいた地元の方に話しかけた。

「ス、スイマセンっ!いつ駅名が変ったんですか??三鉄じゃなくなったんですか?!」
「ん?なーにいってんじゃ。朝ドラの撮影だよ。おや、いいカメラ持ってんなぁ~一緒にとってやろかw」
「じぇじぇっ!!(‘ jj ’)/」(注:実際はこの言葉は使っていません。イメージです)

と、そばにいた地元の方と四人で大笑い



ですよねぇ・・・そうでしたねぇ・・・スイマセン





普段の「北三陸駅(久慈駅)」はこんな感じ。
私が早とちりした一番上の画像はドラマのオープニングで使われた開業時のセットだったんですね。
あの日はセットを見て「どんなドラマになるんだろう・・・」と思っていたけれど。


 
ドラマ内で宮本信子が作って販売している「うに弁当」はここがモデルだと確信しています。
久慈駅舎内にある「清雅荘」ここのおばちゃんは昔まだこのお弁当が無名だった頃、
三鉄車内でドラマのようなスタイルで販売していました、懐かしい~♪
(現在車内販売しているかどうかはわかりません)
今でもこのお弁当は販売していますが、作る数が少ないのと人気が高いので、
なかなか買うことは出来ません。
蒸し雲丹の香りと甘めの塩加減、レモンスライスが絶妙バランス、特に何が凄い!という訳ではないのですが、
しつこくなくふんわりしていて、するすると口に入ってしまう、もう一度食べたくなる美味しさなのです。



ダンナも18歳で(日本のチベットと呼ばれていたらしい)ド田舎過ぎが嫌で嫌で飛び出して東京に来た人です。
東京に来たっきり、数年間一度も帰らなかった人です。
(いいのか?こんなこと書いちゃって。ダンナ読んでないよね^_^;)

私と出会って「そんな親不孝な!」と指摘され数年ぶりに一緒に実家に帰った夏休み。
東京生まれ東京育ち、国内旅行などほとんどしたことない、田舎もない23歳の私が初めて訪れた北三陸。
あまりのド田舎さ、過酷さ(帰省に片道10時間ほどかかった)を初体験し、
自分から帰省しないとダメだよ、と言っておきながら「・・・もう二度と行きたくない」と言ってしまったこと(反省)
若かったなぁ・・・ドラマを見て思い出していました。
それが今じゃ毎年必ず帰ってる、帰りたい。何の気負いも飾り気もない、心底癒される北三陸の海に。


だから小泉今日子がドラマで若い頃、”こんな寂れた町大嫌い”と飛び出した思いが解る。
私の故郷じゃないのに大きなお世話ですが^_^;、あの雰囲気を味わった人ならわかるかな?
ダンナはきっと、若き日の自分を重ね合わせて見ているはず・笑



私が朝ドラを見るのは働くようになって多分初めて。面白くて次が気になるものなんですね。
毎朝故郷の風景を見れるなんて。なんだか嬉しくてうるうるしながら見ています!(会社のTVで)
今後の展開が楽しみです!



20数年前から私の第二の故郷となった岩手県・北三陸。
これをきっかけに震災で減った観光客が又戻ってきてくれるといいな、と心からそう思います。
クドカンさん、ありがとう


それにしても・・・能年玲奈ちゃん可愛いすぎ


あまちゃん