カラダよろこぶろぐ

山の記録と日々の話

紅葉の滝子山

2014-11-02 | ヤマのこと


2014.11.2(日)初めて滝子山を歩いてきました

中央線エリアはいくつか歩いているのに なぜか後回しになっていた”滝子山”
ようやく歩く機会が訪れたようです
でも今日は寂ショウ尾根とか 浜立尾根とかは行きません 
人は多いはずですが この時期破線ルートは歩かないと決めているからです(痛い目は嫌・笑)
笹子駅からすみ沢沿いに一般道を歩いて 初狩駅まで行く予定です


 
笹子駅に着いたときは眩しいほどの青空
立川駅で富士山がくっきり見えていたので期待が持てそうです
来週はとてもにぎわうはずの 笹一酒造の脇を歩き



国道を離れると 正面に山が見えてきました 
だけどここまで車道歩きしただけで汗びっしょり!
11月に入ったというのに この日の気温はまるで晩夏のようで暑いのなんのって



まだまだ続く林道歩き ちょうど一時間で道証地蔵 ここが登山口でした




最初は沢沿いを高巻に歩いたり 沢を渡ったり進んで行きますが
倒木が多かったり なかなかすんなりとは歩かせてもらえない 荒れた感じの道でした




沢沿いの紅葉はまだまだこれからという感じでしたが 登るにつれ山が色づいてきます




分岐に到着
「難」とか「悪」とかいう言葉は苦手 何かが待ちうけているかもしれないので迂回します




九十九折に登り ぐるっと廻り ようやく難路と合流 
その後は緩やかな尾根歩きになり 
すーーーっと 自分の目に映る色が変わっていくのを感じると



静寂の森の中 あったか色の山歩きとなりました





滝子山ってこんな高いところに こんな水量の多い沢があるお山だったんですね
いくつも滝を見ながら登ってきて 今更のように山名の意味が解りました
小さな魚たちが住んでいるのが清流の証  変化に富んだいいコースだなぁ と思いました




その時々に出会う自然が作り出す色 全く同じ瞬間に再び出会うことはないんだろうな と思うと
ついつい 足が止まってしまいます





防火帯を進み




白縫神社  鎮西ヶ丸
鎮西ヶ池は見逃しました



そこから最後のひと登りで  ようやく滝子山頂に到着
朝はあんなに青空だったのに 残念ながら富士山はシャンプー中・・・



雲は多いですが 小金沢連嶺の山々を見ながらランチタイム
そのうち団体さんが寂ショウ尾根から上がってきて 狭い山頂は一杯になったので下山です



初狩駅方面も 最初はなかなかの急下り ロープにつかまりながら降りました
その後は落ち葉で登山道が解りにくく ロープが張ってなければちょっと外れてしまいそうな感じでした



落ち葉かきのパワーショベルかい?



落ち葉がさがさ降りて桧平でひとやすみ




その先からがまた紅葉ゾーンでした








下り始めは北側 その後は南側の紅葉が見事でした
思いがけず遭遇した紅葉 ずーっとこんな眺めの中を降りてくるのは気持ち良い
曇ってしまったので暗い感じですが 晴れていたらさぞかしキレイだったでしょうね





分岐まで来たら 楽しい紅葉歩きも終了
またまた滑って歩きにくい 落ち葉の九十九折を下って行きました


さて下山後は 今日一番の目的でもある 今まで一度も入ったことのなかった”日の出鉱泉”へ
歩き疲れた足に 鉱泉までの車道歩き30分はしんどかったけど・・・



日の出鉱泉




とってもレトロな造り 昭和初期の建物のままだそうです
鉱泉は熱いのでどんどん水を入れてとのことでした 
いまだに薪で沸かすという鉱泉は 肌に柔らかく とっても良いお湯でした




湯上りは 昔宿だった名残の居間でビール♪ 川沿いに立つ宿の雰囲気 湯立人鉱泉によく似てる
建物は古いですが 掃除が行き届いていて居心地も良い くつろいでしまいそう・・

そうこうするうちにおかみさん(多分二代目)がサービスで 
手作りの瓜の粕漬けと 夕飯の支度中だったのか?里芋と大根の煮物まで出してくださり
最終のバスの時間(16時頃)に間に合わないね と話していた私達を
電車の時間に合わせて 初狩駅まで車で送ってくださると! いたれりつくせり!
入浴料500円 ビールは大瓶で500円 これでは儲けゼロですよね(*_*)



日の出鉱泉 おかみさんのご親切に身も心も温まった休日
あー 来てよかった お気に入りの場所がまた一つ増えました






■行程■
笹子駅8:10→道証地蔵9:10→悪路分岐10:20→大谷ヶ丸分岐11:20→滝子山頂11:50~12:20→桧平13:20→藤沢14:50→日の出鉱泉15:25





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