カラダよろこぶろぐ

山の記録と日々の話

早春の千葉・最高峰愛宕山へ

2015-01-14 | ヤマのこと



2015.1.11(日)~12(祝) 千葉の山へ行ってきました

今年で5回目となる恒例の友人のバースディ旅行 今年はどこにしようか? 
いつも”冬だから雪遊び”を目指すとこのメンバー 不思議とアクシデントが起きる
過去色々な危機もあったので(2014年 2013年 2012年 2011年 番外編
雪のないところへ行けばいいのでは と少しオトナになって考えた・・・

あーでもない こーでもないと ふと浮かんだ 友人が”都道府県最高峰”を目指していたこと
千葉県の最高峰は低山だが自衛隊の敷地内にあるため アポなしでは行かれない
いつでも入れる訳ではないので そういう意味では難易度が高い
はたして本数の少ない電車バスを乗り継いでたどり着けるのか?
プランを何度か練り直し事前準備を怠ることなく迎えた2015年1月11日
確実に成功するイメージで出かけた四人でありました・・・


東京駅から各駅停車に揺られ”安房鴨川駅”へ
今回の旅はここから始まります



のんびり海を見ながら各駅停車に揺られ 安房鴨川駅から一日に数本しかないバスに乗り換える
”みんなみの里”という道の駅で下車 そこから徒歩で約1時間ちょっとだと確認していたの

ですが!
 
みんなみの里からの印刷しておいた地図を忘れ 時間もないので地元の人に道を聞き
鵜呑みにしたのが間違いだった
言われた通り歩き出したのが逆方向Σ( ̄ロ ̄lll) 途中で気づき戻ったものの 20分のロス
この20分のロスが事態を悪化させた
愛宕山見学指定時刻は12:10~13:00(12:45までに入る事)
この時間内に基地にたどり着けなければ登頂は出来ないのだ

一応道に迷ったと電話はいれたけど 規定時刻過ぎて待っていてくれるとは思えない
片道約7km 車道を猛スピードで歩き出す四人
だけど低山とはいえ道は登りで案外キツイ・苦しい 登山靴では走れない
ここまで来てまさかの敗退?が頭をよぎる
ヒッチハイクも頭をよぎる
が 車は走っているけどだ~れも止まってくれる気配なし 行くしかない
こんなスピードで車道を歩いたことない!というほど必死に歩き汗だくで12:38にゲート到着
あっぶなーーーーっ!! みんなごめーーーーん!!




ゲートでインターホンすると カモフラ車で門を開けに来てくれました
さあ いよいよ中へ!



門前で事前申請書と持参した身分証明書で本人確認して ようやく中へ入れてもらえます
当たり前ですが厳しいです
でもその後は 担当の若くて優しい自衛官I橋サンが案内してくださいます
ゲートから徒歩7,8分登って やりました!12:57 千葉県最高峰愛宕山登頂です!
記念写真も撮って頂いちゃいましたよ (基地内なので写真撮影には制限あり)



三角点を踏んだ後 富士山が見える場所があるんですよ と連れてきてくれた広い丘の上
千葉県最高峰ですから眺めが良い!
マザー牧場あたりから東京湾までよく見える いいお天気でよかった~
遮る高いモノがない のびのび気持ちの良い景色が広がっていました




最後は登頂証明書授与式
見学を終えて戻ると何も言わないのに用意してくださってました いたれりつくせり





千葉県最高峰 愛宕山408.2m 登頂できました!
想定外(?)の苦労をして 本気で登ってきましたから かなり嬉しいです・笑
車なら10分で終わりますけどね




見学終了後 ゲートでシェパードにウヮンウヮン吠えられてさようなら
お世話になりました(*- -)(*_ _)ペコリ
あんなに汗かいて登った坂道なのに 帰りは早い
眼下に歩いてきた のどかな町が見えました




結局時間が押せ押せになったため 帰りのバスには間に合わず 次のバスは日没後
なのでタクシーで安房鴨川駅まで戻り 安房小湊駅まで電車に乗って宿へ
海を間近で見るのは久しぶりで なんだかウキウキ





青い海 白いデッキ 80年代にタイムスリップしてW浅野ごっこ 
アクアマリンのままでいて~♪ の歌が止まらない(わかる人はそこそこ昭和人)




新年早々やっぱり珍道中になってしまったちゅーりずむ
おっかしいなぁ? 完璧だと思ったんだけど・・・
絶対に忘れることのできない山がまた一つ増えました( ̄▽ ̄)

翌日へ





■行程■

東京駅7:18→千葉駅7:56/8:18→外房線・安房鴨川駅10:19  鴨川日東バス10:40→みんなみの里11:00
みんなみの里11:07→(ロス20分)徒歩4km→峯岡山分屯基地分岐12:10→徒歩3km→基地ゲート12:38
峯岡山分屯基地13:20→みんなみの里14:50→タクシー(¥3800)→安房鴨川駅15:53→安房小湊駅16:04→宿


愛宕山見学についてはこちらから


※FC2ブログから手動でお引っ越ししたためコメントが消えてしまい申し訳ありません。