2015.5.2(土)~5.5(火)近畿周辺の山を歩いてきました
2010年の春 吉野の桜を見に行った時に気になったエリア、大峰山系
GWに歩いてみたいと何回か計画はしたものの 日数や交通の便が上手く組めず流れる事2回
なので今回は欲張らず 旅気分で山を歩くことにしました
2015.5.2(土)天気予報 晴れ
仕事が終わった金曜日の夜 新宿駅から夜行バスで”天理駅”へ
そこから電車を乗り継いで”大和上市駅” ここから期間限定の”大台ケ原行バス”に乗ります
このバスも一日2往復しかありませんので すべての計画はバス時刻が中心となります
大台ケ原のバス停に到着したのは 前日家を出てから約12時間後の午前10:50
登山口まで約半日 とても山深い場所にあるのですね・・・
滞在時間は4時間30分
予定コースは東大台を一周約9km 所要CTは4時間
なかなかタイトなスケジュールだなぁ と思っていたところ
直前に大峰・台高をよく知る方からのアドバイスを頂き
シオカラ谷から廻るコースで歩き始めました
駐車場から歩き初め 急な坂を下りてきたところ
なるほど バスの発車時間が迫ってたら 焦ってここを登るのは相当しんどそうです
登山道脇にはぽつんぽつんとスミレ
関西のスミレ 意識したのは初めてです さて?何スミレさん?
石段を降りるとシオカラ谷にかかる橋が見えました
沢に降りてみると キラキラと光る清らかな水
谷から登り返し まだ一つも咲いていないシャクナゲのトンネルを抜けると
明るく歩きやすい森になりました
この感じ 丹沢によく似てる
1時間10分ほどで分岐に到着
ここから約300mほどで”大蛇嵓(ダイジャグラ)”だそうです
分岐からは気持ちの良い尾根
進むにつれ岩が現れ 険しい景色が見えてきたな と思ったら・・・
わっ ここが大蛇嵓!
ぱーっと目の前に大峰山脈が広がりました
この岩 垂直約800mの断崖絶壁 大蛇の背に乗ったような感覚からこの名になったとか
柵がなかったら怖くて私には無理だけど 素晴らしい眺めなので先端まで行きましたよ
多分・・・ですが特徴あるピークで同定してみました(間違ってたらゴメンナサイ)
あの大きな山脈が「大峯奥駆道」 熊野本宮大社から金峯山寺まで続く尾根
ここを何日もかけて踏破するんだからすごいですね・・・
眺めを楽しんだ後は分岐まで戻って”牛石ヶ原”方面へ イトザサの中を緩く進んで行きます
神武天皇の像があるあたりはどこかの公園のように 広々とした所でした
更に進むと”正木ヶ原” 木道の白と立枯れしたトウヒの白が目立つ尾根へ
この日はとても良い天気で 下界では気温30度近くにもなった奈良県でしたが
標高1600mほどのここは海からの風が心地よく 気分よくどこまでも歩いていきたくなるほど
登ってきた木道の向こうは大峰山脈
眼下には熊野灘
目の前に”日出ヶ岳”
山頂からは志摩半島が見え 運が良ければ富士山も見えるのだとか
この日は見えませんでした
”大台ヶ原”
ここに登って雨に遭わなかったらよほど精進の良い人だと言われるくらい
(※私はご存じの通りの雨女です)
町で1年かかって降る雨が ここでは一ヶ月足らずで降ってしまうというのだから
その雨の多さが良くわかりますね
大杉谷がキレイなんだよ、と話している声を聞いて
近くに住んでいたらいくつものルートを歩き
豊富な雨が育てたこの森の美しさを もっともっと知ることができるんだろうなぁ
早足ではもったいなかったけど 大峰山脈の大きさと美しい自然に囲まれた近畿の山
天気に恵まれ 大台ケ原の魅力のひとつを感じることが出来てよかったです
二日目へ
■行程■
新宿駅23:15→奈良交通・やまと号→天理駅6:15/6:20→平端6:26/6:32→橿原神宮駅6:49/7:10→大和上市駅7:50
(大和上市駅:コインロッカー・自販機・タクシー有 コンビニは徒歩12,3分の所に有)
大台ヶ原行きバス9:00→大台ケ原BS10:51~(昼食は10分で済ませてバス停に戻ったのが15:10)~~大台ケ原BS15:30
→大和上市駅17:08/17:11→下市口駅17:23→松月館泊
(駅から松月館までに店はなし・松月館から国道沿いに10分ほどにローソン・中華料理店有)
2010年の春 吉野の桜を見に行った時に気になったエリア、大峰山系
GWに歩いてみたいと何回か計画はしたものの 日数や交通の便が上手く組めず流れる事2回
なので今回は欲張らず 旅気分で山を歩くことにしました
2015.5.2(土)天気予報 晴れ
仕事が終わった金曜日の夜 新宿駅から夜行バスで”天理駅”へ
そこから電車を乗り継いで”大和上市駅” ここから期間限定の”大台ケ原行バス”に乗ります
このバスも一日2往復しかありませんので すべての計画はバス時刻が中心となります
大台ケ原のバス停に到着したのは 前日家を出てから約12時間後の午前10:50
登山口まで約半日 とても山深い場所にあるのですね・・・
滞在時間は4時間30分
予定コースは東大台を一周約9km 所要CTは4時間
なかなかタイトなスケジュールだなぁ と思っていたところ
直前に大峰・台高をよく知る方からのアドバイスを頂き
シオカラ谷から廻るコースで歩き始めました
駐車場から歩き初め 急な坂を下りてきたところ
なるほど バスの発車時間が迫ってたら 焦ってここを登るのは相当しんどそうです
登山道脇にはぽつんぽつんとスミレ
関西のスミレ 意識したのは初めてです さて?何スミレさん?
石段を降りるとシオカラ谷にかかる橋が見えました
沢に降りてみると キラキラと光る清らかな水
谷から登り返し まだ一つも咲いていないシャクナゲのトンネルを抜けると
明るく歩きやすい森になりました
この感じ 丹沢によく似てる
1時間10分ほどで分岐に到着
ここから約300mほどで”大蛇嵓(ダイジャグラ)”だそうです
分岐からは気持ちの良い尾根
進むにつれ岩が現れ 険しい景色が見えてきたな と思ったら・・・
わっ ここが大蛇嵓!
ぱーっと目の前に大峰山脈が広がりました
この岩 垂直約800mの断崖絶壁 大蛇の背に乗ったような感覚からこの名になったとか
柵がなかったら怖くて私には無理だけど 素晴らしい眺めなので先端まで行きましたよ
多分・・・ですが特徴あるピークで同定してみました(間違ってたらゴメンナサイ)
あの大きな山脈が「大峯奥駆道」 熊野本宮大社から金峯山寺まで続く尾根
ここを何日もかけて踏破するんだからすごいですね・・・
眺めを楽しんだ後は分岐まで戻って”牛石ヶ原”方面へ イトザサの中を緩く進んで行きます
神武天皇の像があるあたりはどこかの公園のように 広々とした所でした
更に進むと”正木ヶ原” 木道の白と立枯れしたトウヒの白が目立つ尾根へ
この日はとても良い天気で 下界では気温30度近くにもなった奈良県でしたが
標高1600mほどのここは海からの風が心地よく 気分よくどこまでも歩いていきたくなるほど
登ってきた木道の向こうは大峰山脈
眼下には熊野灘
目の前に”日出ヶ岳”
山頂からは志摩半島が見え 運が良ければ富士山も見えるのだとか
この日は見えませんでした
”大台ヶ原”
ここに登って雨に遭わなかったらよほど精進の良い人だと言われるくらい
(※私はご存じの通りの雨女です)
町で1年かかって降る雨が ここでは一ヶ月足らずで降ってしまうというのだから
その雨の多さが良くわかりますね
大杉谷がキレイなんだよ、と話している声を聞いて
近くに住んでいたらいくつものルートを歩き
豊富な雨が育てたこの森の美しさを もっともっと知ることができるんだろうなぁ
早足ではもったいなかったけど 大峰山脈の大きさと美しい自然に囲まれた近畿の山
天気に恵まれ 大台ケ原の魅力のひとつを感じることが出来てよかったです
二日目へ
■行程■
新宿駅23:15→奈良交通・やまと号→天理駅6:15/6:20→平端6:26/6:32→橿原神宮駅6:49/7:10→大和上市駅7:50
(大和上市駅:コインロッカー・自販機・タクシー有 コンビニは徒歩12,3分の所に有)
大台ヶ原行きバス9:00→大台ケ原BS10:51~(昼食は10分で済ませてバス停に戻ったのが15:10)~~大台ケ原BS15:30
→大和上市駅17:08/17:11→下市口駅17:23→松月館泊
(駅から松月館までに店はなし・松月館から国道沿いに10分ほどにローソン・中華料理店有)