2015.5.4(月・祝)
弥山より下山しての行き先は 天川村より更に奥にある”洞川温泉”
ここ洞川温泉は大峯山から発し熊野川の源流ともなっている山上川のほとり
標高約820m余りの高地に位置する山里でした
修験道の隆盛とともに大峯参りの基地として栄えてきた名残があり
旅館や陀羅尼助(だらにすけ)店 土産物店 飲食店などが現在も軒を連ねています
タイムスリップしたような雰囲気の漂う町は 役行者の高弟「後鬼」の子孫の里とも
伝えられているそうです
予定より早く下山したので 温泉街をぐるっと散歩
途中で白装束に身を包んだ行者さんや 女性の行者さん?もいらっしゃました
女性は稲村岳を登られる方が多いとの事でした
女人結界のある大峯山は通れないので せめて雰囲気だけでもとここに泊まる計画をしました
どこの宿もこんなふうに縁側が広いのは 白足袋にわらじ履きの行を終えた行者さんが
まず縁側に座り たらいの水で足を洗ってから部屋に入るため
一度に多くの行者さんが早く入れるようにとの理由からだそうです
もうひとつ
この地区でよく見る「陀羅尼助(だらにすけ)」
大峯山で修行された役行者が”キハダ”の木の皮から だらにすけ の製法を弟子の後鬼に伝授されました
これがだらにすけの起源と伝えられ よく効く胃腸薬として現在でも登山にも重宝されているそうです
御嶽山にも同じような”御嶽百草丸”というのがありますね
日が暮れてからも法螺貝の音が響いたり 行者さんがお経を上げに来て下さったりと
日常とは全く別世界 過去に経験したことのない貴重な体験が出来ました
2015.5.5(火・祝)
翌日は歩いて天川村に降ります
近畿一美しいという”みたらい渓谷”が見たかったからです
弥山から下山した日に洞川温泉まで徒歩でくるつもりでいたのですが
あいにくの天気だった為翌日に予定変更したのでした
渓谷は晴れている方が絶対きれいなはず、と思ったからです
その変更は正解だったようで 清流で伸び伸び育った木々の間をぬう遊歩道は美しく
流れる川と巨岩が ダイナミックな自然そのままの姿を見せてくれました
山があって 渓谷があって ニッポンの美しさ再確認
近畿随一の美しさといわれる”みたらい渓谷”
大峯山のもうひとつの顔を楽んだあとは 次の街へと移動します
■行程■
洞川温泉・枡源旅館→(送迎)観音峰登山口8:30→みたらい渓谷遊歩道→天川川合BS10:39→下市口駅
弥山より下山しての行き先は 天川村より更に奥にある”洞川温泉”
ここ洞川温泉は大峯山から発し熊野川の源流ともなっている山上川のほとり
標高約820m余りの高地に位置する山里でした
修験道の隆盛とともに大峯参りの基地として栄えてきた名残があり
旅館や陀羅尼助(だらにすけ)店 土産物店 飲食店などが現在も軒を連ねています
タイムスリップしたような雰囲気の漂う町は 役行者の高弟「後鬼」の子孫の里とも
伝えられているそうです
予定より早く下山したので 温泉街をぐるっと散歩
途中で白装束に身を包んだ行者さんや 女性の行者さん?もいらっしゃました
女性は稲村岳を登られる方が多いとの事でした
女人結界のある大峯山は通れないので せめて雰囲気だけでもとここに泊まる計画をしました
どこの宿もこんなふうに縁側が広いのは 白足袋にわらじ履きの行を終えた行者さんが
まず縁側に座り たらいの水で足を洗ってから部屋に入るため
一度に多くの行者さんが早く入れるようにとの理由からだそうです
もうひとつ
この地区でよく見る「陀羅尼助(だらにすけ)」
大峯山で修行された役行者が”キハダ”の木の皮から だらにすけ の製法を弟子の後鬼に伝授されました
これがだらにすけの起源と伝えられ よく効く胃腸薬として現在でも登山にも重宝されているそうです
御嶽山にも同じような”御嶽百草丸”というのがありますね
日が暮れてからも法螺貝の音が響いたり 行者さんがお経を上げに来て下さったりと
日常とは全く別世界 過去に経験したことのない貴重な体験が出来ました
2015.5.5(火・祝)
翌日は歩いて天川村に降ります
近畿一美しいという”みたらい渓谷”が見たかったからです
弥山から下山した日に洞川温泉まで徒歩でくるつもりでいたのですが
あいにくの天気だった為翌日に予定変更したのでした
渓谷は晴れている方が絶対きれいなはず、と思ったからです
その変更は正解だったようで 清流で伸び伸び育った木々の間をぬう遊歩道は美しく
流れる川と巨岩が ダイナミックな自然そのままの姿を見せてくれました
山があって 渓谷があって ニッポンの美しさ再確認
近畿随一の美しさといわれる”みたらい渓谷”
大峯山のもうひとつの顔を楽んだあとは 次の街へと移動します
■行程■
洞川温泉・枡源旅館→(送迎)観音峰登山口8:30→みたらい渓谷遊歩道→天川川合BS10:39→下市口駅