カラダよろこぶろぐ

山の記録と日々の話

あの旅の続きを【鷲羽岳】

2015-09-29 | ヤマのこと


【1日目:折立~太郎兵衛平編
【2日目:黒部五郎岳前半
【2日目:黒部五郎岳後半


2015.9.21(祝月)

この日の予定は2パターン
宿泊地は「鏡平山荘」に決まっているのでどこを通って行くか?
もう一度双六岳の槍への滑走路もみたいし、あの時疲れてて登れなかった鷲羽岳も気になる。


ただ、鷲羽岳をピストンしてから鏡平まで降りるとなると、CT約11時間、推定到着時間17時
私の足で辿り着けるのかな・・・
でもでも!
こんな天気の安定している時に登らないなんて、次はいつになるか解らない・・・ならば


「チャレンジするしかないでしょう」




と、前日に決めたものの、夜中のいびき大合唱と激混みの小屋でほとんど眠れなかった (´ε` )
眠くてフラフラしながらも、とにかく出発しないことには始まらない。
5時、まだ薄暗い中小舎を後にし登って行く。




夜が明けて、振り返れば昨日の黒部五郎カール




しっとり佇む端正な笠ケ岳






登り切るとあとはまた優しい稜線歩き




今日は三俣蓮華岳にはいかず、巻道を行きます
巻道と行っても雲ノ平や祖父岳の雄大な景色を眺めながらなので、
次々迫ってくる大きな山の塊に、わー!とか おーっ!とか言いながらの楽しい道のりです。




まだ雪が残っているところもあったりして・・・




懐かしい三俣蓮華岳のテント場に着きました
ここから見上げる鷲羽岳ってほんとうに大きい!
ガレガレに見えるし、登れるのか?私??





それにしてもここのロケーションは最高ですね♪
以前来た時はのんびり槍を眺めながら”黒部の山賊”読書したっけ
でも今日は違う、頑張らないと。

三俣山荘でジュース飲んで気合い入れようと思ったら、
こちらもビールもジュースも売切れでした・・・・
あとで聞いた話ですと、黒部五郎小舎と三俣山荘はヘリはこないので、物資は双六小屋から歩荷しなければならないらしいです


時計を見れば7:40  往復3時間でギリギリか・・・
行くぞ~!鷲羽岳!!




なぁんて、気合が空回り( ̄▽ ̄)
カメラと水しか持ってないくせに、どんどんダンナにおいて行かれ・・・




団体さんの後ろに着いたりしてさらにモタモタ でも急がないと!
手足フル稼働で無心で岩岩登ってたら・・・




うわーーー山頂みえた!!




1時間ちょっとで鷲羽岳山頂に着きました
山頂は大混雑で登山者のいない山頂写真など撮れないくらい




鷲羽岳からは前回の私のピーク、ワリモ岳がすぐそこに♪
いつか繋げたい裏銀座も見えている

あの時、疲れて登れなくて情けなかった自分にちゃんとけじめがつけられた気がして、
なんだか特別に嬉しいピークとなりました(*´∀`*)




槍ヶ岳と鷲羽の瞳も写真じゃなく、ちゃんとこの眼で見れた(。´Д⊂) ヨカッタ






感動もそこそこ、時間が気になるのでげざーん。
先に降り始めたのに下りは登りより遅い私、またまたあっという間において行かれました。



さあ、これで本当に間に合うの??



後半へ




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