
2016.2.6(土) 箱根・金時山へ
先週末あちこちで霧氷や雨氷がみれたというニュースを見て、
わたしも見たいなぁ、と思ったけれど、どうも行ける日と霧氷が出来るような天候が一致しない。
このところ疲れもたまっていることだし、遠出も止めて近くでゆっくりしようといつもの箱根へ。

新宿から高速バスに乗り乙女峠BS下車
眠っている間に乗り換えなしで運んでくれて起きたら登山口、金時山には便利なバスです。
6:30始発のバスはさすがにこの時期はガラガラで、降りた人も一人だけ。
支度を整え登山口へ進むと、もう溶けたと思った雪が案外残ってた。やっぱり箱根ね。

30分も登れば乙女峠
展望台からはうっすらミルク色の富士山

我が家から一番近くで霧氷が見れそうなところは丹沢あたり。
でも丹沢では自分の鈍足だと稜線に着く前に多分溶けてしまう。
箱根なら可能性はあると一番早く稜線に立てる乙女茶屋からの道を選んだのですが、
金曜に降る予定の雨もなくなったし、気温も高いので諦めていました。
このまま金時山へ行ったらあっという間に終わってしまうので、丸岳を往復しようと進みます。
さっきちらり、と見えたものも気になるし・・・

と進んでいくと・・・やっぱり!
諦めていたものに出会えそうな白い山肌が見えている。
急げっ!!

うひょー☆
やった!雨氷だ!まだ残ってた!!

木にとっては災難だったでしょうけれど
私にとってはラッキー♪

雨氷のトンネルくぐりたかったよ~

足元もカリンコリン

あっちもこっちも氷の世界

で、やっぱりココでこれを見たら言わずにはいられない・・・これがホントの

箱根ガラスの森美術館( ̄▽ ̄)
めったに出会えない自然の造形美が嬉しくって全然前に進めなくて、
結局丸岳は何度も行ってるからと、雨氷が消えたところで満足して引き返しました。
この雨氷の重たさに耐えきれなくなった木がたくさん倒れていて、
通常よりも時間がかかったというのもあるのですが。

向こうに金時山を見ながらの戻り道、
溶け始めた氷のかけらが頭上からばっさばっさ降ってきて痛~い冷た~い。

でもそんなことも楽しくて笑っちゃうほど雨氷三昧できてシアワセでした。

乙女峠に戻ると、人がいっぱい。
こちら側は日当たりが良いので雨氷は北側斜面に少し残っていただけで、
丸岳方面とは同じ稜線とは思えないほどのあたたかさ。

1時間弱で金時山に到着

富士山、なんとか頑張って姿を見せてくれました。

茶屋のにゃんこ達。
いつも賑やかで座るところもないほどの山頂ですが、この時期は空いててイイですね。
風もなく穏やかな日だったので、ベンチでゆっくりランチできました。

大涌谷の噴煙はほんの少しだけ
明神ヶ岳方面には行かずに、金時神社に下山しました。
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下山後は仙石まで歩いてバスに乗り、塔の沢下車。

今日は時間があるのでいつもと違う温泉に行こう、と、
数年前に新しくできた塔之澤の”箱根湯寮”へ
イマドキの箱根らしいおしゃれな日帰り温泉でした。(混んでますけど)
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温泉の後はいつもの鈴廣で箱根ビール&お買いもの。
徒歩で小田原漁港へ移動し、
今日一番の目的”カワハギの肝刺”を食べにいつもの寿司屋へ。

金目の煮付・あぶり・鯵タタキ・鯵フライetc・・・地魚ってやっぱり美味しい(・∀・)
久しぶりの我が家の定番・箱根フルコース
ココロもお腹も十分に満たされました。
■行程■
箱根高速バス新宿6:30→乙女峠8:40→乙女峠9:25→丸岳(途中まで)→乙女峠10:45→金時山11:50~12:20→金時神社13:40→仙石BS→塔ノ沢14:20(入浴)→箱根湯本15:50→風祭16:30→早川で寿司三昧→新宿21:00
