2018.9.22(土)~23(日) 立山の大日連山へ
当初は前の週の三連休に予定していましたが、雨の為延期
この土曜日も雨予報ですが、翌日の晴れを信じて出発しました
新幹線・富山地鉄・称名滝探勝バスを乗り継いで登山口へ
立山駅に着いた時は結構な雨で、あー、またか、と
雨に煙る称名滝のバス停に着き、合羽フル装備で出発
この雨なので滝見はまた次回にしましょう
地図を見ると牛ノ首あたりまでは急な登りが続くらしい
またしても雨の登山だけど、さすが天下の北アルプス
飯豊山と比べればなんと歩きやすい登山道なのでしょう
梯子・鎖場・大きな岩等々 滑りやすいので気を付けながら進みます
(うっかり転ぶと腕が激痛でしばらく動けないからね)
猿ガ馬場~牛ノ首あたりの痩せた尾根を越えると
ふっと目の前に木道が現れ 先ほどまでとはまったく違う風景に
ここ大日平湿原はラムサール条約登録地
(覚書:水鳥の飛来地や希少な生物の住みかとして重要な湖沼湿地を国境を越えて保護するための条約)
煙っていて見渡すことはできませんでしたが、広大な湿地が広がっているようです
そんな中
だんだん雨が小降りになってきたと思ったら、青空も見えてきて
山荘が見えたころには日も差してきましたよ
今回は天気予報、当たりかな?
前の週に予定していたのは”大日小屋”泊
雨の為、一週伸ばしたいと言ったら満室で断られました
室堂~雷鳥沢エリアは観光客もいるのでどこも満室だし、
テント泊では下りになるので嫌だし、
あ~ぁ、企画倒れかぁ、まだ歩いたことのなかった大日三山、登りたかったなぁ・・・
でも、一度行きたいと思ったらどうしても行きたい困った性格
二日目の行程が厳しいかと悩んだけど”大日平山荘”に電話したら混んでますが可能ですとの事!
これはもう行くしかない、と今回の山旅が実現したのでした
予備知識がほとんどないまま慌てて予約したのですが
山荘にはなんと小さなお風呂があり、到着順に入れるとのこと
山荘自体は小さな昔ながらの小屋ですが、相部屋はこの日はキャンセルが出た為ゆったりに
(ピンボケでスイマセン・夕食は野菜や山菜が中心のヘルシーなもの)
雨で濡れてしまった身体 お風呂でさっぱりした後はテラスで生ビール
この夏は生ビールを飲めるような山行していなかったので最高のご褒美
山で飲むビールは下界のと同じものとは思えないほどの旨さ♪
山小屋でお風呂に入れるなんて鑓温泉以来かしら
テラスにはハンモックも有り、称名廊下を挟んだ先の弥陀ヶ原のホテルも見えたり
行き交う人もまばらなので ゆったりするには最高の山小屋ではないですか~
今まで知らなくてゴメンナサイな気分
朝の雨はどこへやら、スッキリクッキリの青空の下
目の前の薬師岳を見ながら飲むビールが美味しくないはずがない!
気温も高かったので夕食の時間までテラスでずっと飲めちゃいました
ここから見るとこちら側と弥陀ヶ原とは歩いていけそうにしか見えないけど
この間には高さ100mを超えるV字谷があるなんて
ここからではやっぱり いまひとつピンとこない・・・
翌日へ
【行程】東京6:16→(北陸新幹線)→富山8:26 富山地鉄8:59→立山9:50/10:00→称名滝探勝バス→称名BS10:15
【歩行】大日岳登山口10:50→猿カ馬場11:55→牛ノ首12:35→大日平木道12:50→大日平山荘13:45