カラダよろこぶろぐ

山の記録と日々の話

紅葉の三頭山

2019-11-13 | ヤマのこと



2019.11.9(土)
今年はまだまともに紅葉の山へ行ってない
早くいかないと散っちゃうかも!と 慌てて奥多摩へ

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上野原駅から鶴峠行きのバスは2台出て満席
富士急山梨バスの長田さんは今日も元気に案内中
久しぶりにお会い出来て嬉しかった

今日の天気予報は「快晴」なのに、駅に着いたらどんより曇り空
鶴峠に着く頃には晴れてくるかな?なんて思っていたけど更に雲行きが怪しい・・・



バスで一緒だった殆どの人は奈良倉山方面へ
どっちにしようか?迷ったのですが、やっぱり初志貫徹で三頭山へ
登山口からしばらくはまだ緑の森でした





もうこんなに葉っぱが落ちてる・・・
来るのが遅かったかな、やっぱり奈良倉山がよかったのかな?
雲行きも怪しいし、大丈夫かなぁ・・・



と思いながら登っていくと、グリーンからイエロー、オレンジそしてブラウンへと
紅葉のグラデーションがあたり一面に広がるエリアへ

頭の先から足の先まで色とりどりの紅葉に包まれ
思わず「わーーっ!」って声がでる
これですよ、これ、私が見たかった、奥多摩の森♪ と急にゴキゲン
この瞬間も一期一会、白く煙る森もなかなか良いもんです(?)

すると・・・

だんだんガスが切れて、空が明るくなった



空から何かが降りてきそうな





光が射し、木々が風に揺らぐと さっきまでとはまた違う森の姿が


あぁ、なんて美しいんだろう
それしか言えない(貧)





分岐から尾根に乗る頃にはすっかりお日様の恩恵を受け
輝く森を楽しんだ








このブナの巨樹を見たのは7年も前
あの頃とちっとも変わっていない気がした
あなたはどーんとここに座り、幾度も季節を越えてきたんだね
おおきな樹に出会うと、いつも自分の未熟さを感じてしまうよ








木々の間から蕎麦粒山方面の尾根が見える
色とりどりのあの山肌を眺めながら、みんなで歩いたあの日を思い出していた





三頭山頂に到着すると予想通りの賑やかさ
5,6組しかいなかった鶴峠からの道から来ると人の多さにびっくりする
また曇ってしまい、富士山は見えなかった



じっとしていると冷えてしまうので簡単に昼食を済ませ、都民の森方面へ
こちら側はもう終盤な感じだけど、この枯れた風景も結構好きよ





こっちの巨樹はトチノキさん


雪の時期に歩くのが好きだったこのブナの路
紅葉の時期に来たのは初めてだけど、想像以上に綺麗だった









カラダがイエローに染まってしまいそうなくらいの黄葉に囲まれ
あまりに気持ち良くて降りてしまうのがもったいないくらい



三頭大滝まできてしまったら、今日の山歩きはおしまい



まだ15時前なのに日差しはすっかり柔らかくなって
つん、と冷たい空気と共に
あたたか過ぎた今年の秋も、ようやく冬へとシフトしそう
季節が変わる喜びを感じた 奥多摩の一日でした





       
【行程】新宿6:22→立川6:48/53→上野原8:28 富士急山梨バス8:06→鶴峠BS9:13

都民の森BS14:35→数馬乗換14:51→武蔵五日市15:45/15:55→ホリデー快速→新宿16:56
☆登山後の入浴は今回も地元銭湯


★初夏の三頭山


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