カラダよろこぶろぐ

山の記録と日々の話

北高尾ひとり歩き

2021-05-23 | ヤマのこと

2021.5.15(土)
朝の用事を済ませてからひとり、高尾の歩いていないルートへ



登山口となる”心源院”はりっぱなお寺 

このルートには地元の山の会作、カワイイ手書き道標があるとの事
短時間で歩けそうだし、空いてそうだし、この時期の高尾には目的の花もないので
花の代わりに道標を愛でながら歩いてみようと思いつき



早速、手書き道標に導かれ歩き始めます



竹製の階段脇にはほぼ凹凸の消えた、見過ごしてしまいそうな小さなお地蔵様?
かなり古いもののようですね  登り始めてすぐ、秋葉神社到着



お昼から歩き始めたので、すでに日差しが暑くてマズいかな・・・
と思ったのですが、杉林の中は風が通り抜けてヨカッタ
”春之台” 自然木のカーブを生かした道標、ここは確かにこんな緩やかな登り道ですね



”向山砦”で開け、先へ進む
裏山的な感じのルートですが、開けた場所はなかなか気持ち良い



この自然木の道標の通り、町を見下ろしながら尾根から下る感じのルート
気持ち良いけど結構下るなぁ~
どんどん下ると前方が林道っぽい、ここから八王子城址への登りになるのかな

なーーんて思いながら進むと、一人の男性と遭遇

「こんにちは~」
「おや、どこから歩いてきたんだい?」
「心源院から来ました」
「ということはぐるっと一周してきたんだね」
「・・・一周?えっと、八王子城址へはこっちじゃないんですか?」
「八王子城址は向山砦分岐から行くんだよ。ここは心源院ですよ、ほらそこに寺あるでしょ・笑
自分が解らなくならないようにしっかり道標立てておいたのに、わかんなかったかなぁ?」

ひゃぁーーー!
汗かいて歩いてきたらスタートに戻ってるって?自分、どんだけー!笑



女坂入り口(私にとっては出口)に設置されている道標でおじさまに説明してもらった
鳥居から登り、時計回りに女坂を降りてきただけだったんですね・・・
八王子城址は方向全然違うやん・・なんてこった・・

「ではもう一度やり直しで行ってきます!」
「あっちから上がったほうが分岐近いからね、よく見ていってらっしゃい」




さっき元気よくスタートした登山口から再スタート
竹階段の途中から見下ろす心源院・・・ついさっき同じ光景みたよ、疲れるわぁ・・・
まあ、でも悪いことばかりじゃない、道標の作者にお会いできたんだからラッキーね☆うん!



再スタート15分で例の分岐”向山砦”に到着 道標をよく見れば・・・
間違えようがない!こんなわかりやすいのにゴメンナサイ!



あ、そっか。
この”休憩場見晴10~15分”というのを勝手にピストンするだけだと思って、
そこに寄ってる暇はない、とくるっと向きを変えて進んだのが間違いだったのね・・・




よーし!と気合を入れ歩き直し、いったん下り、導かれながら見晴休憩場へ




”大六天315m”
前方が気持ちよく開けて眺めの良いポイント、手作りベンチでようやくほっと一息



手前が刈寄山~今熊山らしい
奥には大岳山が見えました (゚∀゚)



戻って小さくアップダウンしながら三叉峠を過ぎ、独標、つつじ台を越え、



迷わず八王子城址の手前までこれましたよ!ありがとう、作者さま!

ここまでたくさんの手書き道標がありましたが、次に歩く人の楽しみがなくなるのでヒミツ
手書き道標と言えば、記憶に残るのがサンショウバラの不老山  
今はどうなっているかしら?(もう11年も前のことだった(-_-;))



シャガをかき分けすすむと見覚えのある石碑

ここまで出会った人はゼロ やっぱり人がいなくてイイね、北高尾
そこからひと登りで八王子城山展望台到着



ダイエットの為昼抜きで歩いてきて、さすがにお腹が空いたので行動食を食べながらちょっと休憩

時間も押しているので、前回同様ここから下山します
次は駒木野まで繋げたいな~



冬には筑波山まで見えたポイントで深呼吸



登山道脇にはコアジサイにガクウツギ
今年は梅雨が早そうですね、6月は山の花が美しい季節
貴重なお休みの日には雨降らないでください、と勝手なお願いをして帰りました。






【行程】
高尾駅北口BS(宝生寺方面行)⇒川原宿大橋BS下車徒歩5分

心源院登山口11:45⇒ぐるっと戻り再スタート12:25⇒向山砦12:40⇒大六天12:45⇒三叉峠13:00⇒八王子城址分岐13:25⇒
八王子城山13:40⇒八王子城址鳥居(登山口)14:05⇒霊園前BS14:25⇒高尾駅北口14:40





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