カラダよろこぶろぐ

山の記録と日々の話

高原の山歩き 黒斑山

2024-09-18 | ヤマのこと

2024.9.13(金)


浅間山
9月半ばの34℃は体に堪えますね・・涼しい山しか今は歩きたいという気持ちが湧かない
7月に行ったばかりだけど高峰高原へ涼しさ求めに行く、単独



車坂峠でバスを降りたのは私を含め3人
途中で熊鈴を持ってくるのを忘れたことに気付き、ちょっと焦る
ソロの男性が先に歩き始めたけど あっという間に見えなくなった いかないでぇー

この時期に来たことが無いのでどんな花が咲いているのかな?



シラタマノキ(実)いっぱい



キオン・アサマヒゴダイ・ウスユキソウ・アキノキリンソウ など



さすがにコマクサはもう影も形もない
そして涼しいかと思ったら風もなく案外暑くて汗びっしょり
一旦開けた岩場で一休み 正面の赤ゾレは先日歩いたばかりの水ノ塔~東篭ノ塔の尾根

熊に会いたくないので歌を歌いながら登ってきたけど、歌うのは森のくまさん
ふと、ラジオをかければいいのか!と思い急いでradikoをダウンロード
静かな山歩きが好きだからあまり音はかけたくないけど仕方ない



何となく早く森を抜けたくて黙々と登り、槍ヶ鞘 
どーんと見えるはずの浅間山はそこに何もないかのように見えない



雲の中ににょきっと生えてる岩
その部分だけ切り取ってみるとアニメに出てくる塔のような・・・



晴れたり曇ったり 陽が差すとたちまち暑くなる
強い陽射しにサングラスも忘れたことを悔やむ



トーミの頭からは何も見えなかった





麓から尾根までずっと咲いていたのがイワインチン
あまりお目にかかる機会が無いけれど、こうしてみると金平糖みたいでカワイイね



マイヅルソウの実がマーブル柄でオシャレ



トーミの頭から山頂まですぐかと思っていたけど、そうでもなかった
黒斑山に到着した時は予想通り浅間山はまるっきり見えないまま



静かな山頂で一人ランチタイム
今年最後になるかも、なトウモロコシご飯のおにぎりとお茶
尾根に乗ったら冷たい風が通り抜けて、やっと汗が引いた

蛇骨岳方面から戻ってきたご夫婦が、
あっちは浅間山が見えていたけど、ここからはダメなのねぇ

と会話しているうちに おや?



雲が流れて浅間山が見えてきた
晴れご夫婦だったのかしら、ありがとう~



見えたり隠れたりだったけど、やっぱり見えると嬉しいね
賽の河原はまだ緑色、あと一ヶ月くらいすれば黄金色になるのかしら





下りはいつものように中コースへ



中コースは予想通り電波が届かないからradikoもダメ
先程のご夫婦は熊鈴付けていて、同じコースで降りるからとちょっと期待しちゃったけど
私が先行してしまったのでやっぱりしーーーんとしている・・・



下りは口笛にしてみる 歌はサザン



きのこの森



いろいろありました



森を抜けて明るくなるとなぜかもう熊に会わない気がしてほっとする どんだけビビリ
トラバース道にはコゴメグサ



スタートの車坂峠に戻ってきました
咲き残りのマツムシソウ バスで来る途中で咲き残りのヤナギランも見えた

さて、時計を見るとまだ13時
帰りのバスの時間まで3時間もあるんじゃ高原ホテルで温泉入っても時間持て余すなぁ・・・

と予定していなかった高峰山へ登り返すことにした



再スタート



午後になったからか、こちらは風が通って少し涼しい
確かそんなに遠くなかったよね、とわしわし進む



黒斑山では見かけなかったエゾリンドウ



登山道脇を彩るのはハナイカリ



タカネアオヤギソウ?にニョキニョキ生えてるのは実?・ツリガネニンジン・ウスユキソウ



尾根に乗ったら ん? 以前は無かったよね、寄り道してみましょう



行ってみたらスキー場のリフト場でした



元に戻って この標識が出てきたら左
ここからは急ぎ気味に進む



山頂見えた~
ここは何回目?3回目?忘れてる





山頂からはうっすら町が見えた
喉乾いたし休憩しようと思っていたけど、時間が気になるので写真だけ撮って急いで戻る



途中開けた場所から見えたのは先ほどいた黒斑山かしら



ムシカリの葉がかなり虫に好かれていたみたい
虫は苦手だけどこれはこれでひとつの芸術作品のよう



ぐんぐん降りて、これが見えたらもう安心
高峰温泉の日帰り入浴受付が15時なので焦っていました



ちょうど誰も入っていなかったので、ぬる湯に20分ほど浸かりました
やっぱりここの温泉気持ち良い



湯上りに缶ビールをプシュ、窓の外をみたらリスが来てる
足ピーンと踏ん張って必死に餌をとる姿が可愛くて、ずっと見てた

バス待ちの間に雷の音がしてきました

ご主人が「蛙がゲコゲコ言い出したら決まって30分後に雨が降るんですよ」と。
そういえば我が家にはまだ人間には音も聞こえてこない雷や、ザーッと雨がやってくる5分くらい前に
怒ったように唸りながら走ってきて隠れる、ゲリラ豪雨を察知するビビリ猫がいるわ・笑

人間には備わっていない何かを持っているのでしょうね、不思議。






【行程】往路=東京6:52(新幹線)ー佐久平8:13 佐久平BS8:35-ホテル前930 復路=高峰温泉16:20ーバスタ新宿20:30
【歩行】車坂峠9:30(表コース)⇒槍ヶ鞘10:47⇒トーミの頭11:03⇒黒斑山11:20~11:45⇒(中コース)車坂峠13:05
    高峰山登山口(ホテル裏)13:15⇒展望台13:39⇒高峰山13:55~13:59⇒高峰温泉14:40 


※高峰温泉⇔バスタ新宿間のJR高速バスは事前ネット予約の方が車内購入より安い。
この日は平日でも混んでいて予約時既に8割席が埋まっていました。


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